大韓航空のチョ・ヒョンア副社長の‘ナッツリターン’事件が国際的にも大きな話題にになっています。全世界の主なメディアが一斉に今回の事件を報道しましたが、日本のある放送局も今回の事件をマンガに戯画化して注目を集めています。9日のフェイスブック番チョイスです。

マンガはこの日午前、あるコミュニティに上がってきて関心を集めました。マンガは放送局側が直接描いて放送画面に送りだされたものです。

マンガの内容は国内メディアが報道した内容に基づいて描かれたようです。一部、若干ふざけて表現された部分もあります。

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例えば、チョ副社長を紹介しながら「私はお客様の、お客様による、お客様のための機内サービスをモットーに空を舞うの」と描写したり、ピーナッツが皿に盛りつけられていないと言いながら怒るチョ副社長の姿を少し過度に表現しています。マンガには「サービスがなってない!」「ナッツはお皿に盛りつけて提供よ」「マニュアルをすぐに見なさい」と書かれています。

マンガの最後には、250人余りの乗客が出発遅延の不便を体験したが何の説明も聞けなかったという説明も含まれています。

マンガを引き移してきたネチズンは「韓流スターですね。日本でマンガとして製作してくれて」と批判しました。

ネチズンはため息をついています。

「韓国の恥さらしを十分に行いましたね」

「チョ副社長をあたかも魔女のように描いてますね」

「この際、大韓航空という言葉を使わないようにしましょう。あたかも韓国が運営しているようじゃないですか」

「ああ、国の品格の落ちる音がここまで聞こえてきますね」(機械翻訳 若干修正)


TBS「ひるおび!」のビーバークメの4コママンガニュースですね。


 大韓航空副社長が乗務員に激怒 滑走路の機体引き返させる
(聯合ニュース 2014/12/08)

 大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)が、米ニューヨークのケネディ国際空港で客室乗務員のサービスを問題視して激高した上、責任者を飛行機から降ろし、遅延させていたことが分かった。財閥令嬢による行き過ぎた行為に批判の声が上がっている。

 同社によると、5日(現地時間)午前0時50分、ケネディ国際空港から仁川に向かう大韓航空旅客機は離陸のため滑走路に移動していたが、搭乗口に引き返し機内サービスの責任者である事務長を降ろしてから出発した。

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 発端はファーストクラスに乗っていた趙副社長に客室乗務員の1人がサービスとしてナッツ類を提供したこと。趙副社長は「サービスがなっていない」として激怒した。

 同社は、乗客の意向を聞いてからナッツ類を皿に盛って提供しなければならないが、袋のまま提供したことが規定に反する行為だったと説明している。

 趙副社長は事務長を呼びサービスマニュアルを確認するよう求め、事務長がタブレット型端末で関連規定をすぐに探し出せなかったため降ろしたという。この際、事務長を大声で怒鳴りつけたとされる。

 滑走路を移動していた旅客機がゲートに戻ったため出発が遅れたが、250人の乗客には理由も説明されなかった。

 趙副社長は同社を傘下に持つ韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の長女。昨年、ハワイで出産していたことが明らかになった際には、子どもに米国籍を取得させるための「出張出産」だったのではないかという「疑惑」が持ち上がった。大韓航空では機内サービスを統括しホテル事業を担当している。

 同社は事務長を降ろす過程で時間がかからなかったため、機内アナウンスで乗客に説明しなかったとしている。

 旅客機は仁川空港に予定よりも11分遅れて到着した。

 滑走路に向かっている旅客機が搭乗ゲートに引き返すのは、通常、機体に異常が発見された場合や乗客の安全に問題が生じた場合に限られる。客室乗務員のサービスを問題視して引き返したのは前代未聞だ。

 航空法には機長が客室乗務員を指揮・監督するよう定められており、今回の騒動は趙副社長の「越権行為」だとして批判が出ている。
 大韓航空「乗客へお詫び…趙副社長問題提起は当然」
(中央日報 2014/12/09)

 大韓航空は8日、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長の指示によりニューヨーク発ソウル行きの航空機の出発が遅れたことに対して「乗客にご迷惑をお掛けしたことをお詫びしたい」と明らかにした。大韓航空側は「非常状況でなかったにもかかわらず、航空機が再び元の場所に戻り、乗務員を下機させたことは行き過ぎた行動だった」と明らかにした。

  一方で大韓航空は「趙副社長は機内サービスと機内食の責任を負っている役員として問題提起および指摘は当然のこと」と説明した。

  <以下は大韓航空の立場全文>

  1.乗客の方々にご迷惑をお掛けしてお詫び申し上げます。

  ○非常状況でなかったにもかかわらず、航空機が再び元の場所に戻って乗務員を下機させた点は行き過ぎた行動であり、これによって乗客の方々にご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

  ○当時、航空機はボーディング・ブリッジから10メートルも移動していなかった状態で、航空機の安全には問題はありませんでした。

  2.大韓航空役員は航空機の搭乗時、機内サービスと安全に対する点検の義務があります。

  ○事務長を下機させた理由は、最高のサービスと安全を追求しなければならない事務長が、1)担当副社長の指摘にもかかわらず規定と手続きを無視した点、2)マニュアルすらしっかりと使用できず弁解と偽りで適当に言い逃れをした点を挙げて趙副社長が事務長の資質を問題にし、機長が下機の措置を取ったものです。

  ○大韓航空の元役員は、航空機搭乗時、機内サービスと安全に対する点検義務があります。趙顕娥副社長は機内サービスと機内食の責任を負っている役員として問題提起および指摘は当然のことです。

  3.徹底した教育を通じてサービスの質を高めます。

  ○大韓航空は今回のことを契機に乗務員の教育をより一層強化し、顧客サービスおよび安全の向上に万全を期します。


(朝鮮日報 2014/12/09)

(略)趙副社長の行為が「地位を利用した越権行為」に当たるとの批判もある。航空法は「飛行の安全に責任を持つ機長が乗務員を指揮、監督し、乗客は暴言を吐いたり、騒いだりしてはならない」と規定されている。

 国土交通部(省に相当)はひとまず法令違反には当たらないとみている。問題のパーサーが機長に「サービスの問題で降機しなければならない」と報告し、機長が管制塔に確認した上で、搭乗口に引き返すと連絡したためだ。しかし、国土交通部の関係者は「機内サービスの問題があったとしても、飛行に困難を伴う程度でなければ、帰国後に補完指示を下すのが常識的だ」と苦言を呈した。


(聯合ニュース 2014/12/09)

 大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長の辞任が9日、決まった。

 顕娥氏の父親で同社を傘下に持つ韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が、顕娥氏の辞意を受け入れたと同社が明らかにした。

 顕娥氏が5日、米ニューヨークのケネディ国際空港で同社機に搭乗した際、客室乗務員のサービスを問題視して激高した上、責任者を飛行機から降ろし、離陸を遅延させていたことが分かり、行き過ぎた行為に批判が上がっていた。


一応、“大韓航空の副社長”は辞めるようですが、司法に罰せられることもなく、別のグループ企業の役員に納まるんでしょうね。これでは法治国家になるわけないですね。

降ろされた乗務員の今後の処遇の方が気になります・・・

【追記】
(中央日報 2014/12/10)

 大韓航空の趙顕娥副社長   大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)が“ナッツ回航”について謝罪し、すべての職務から辞退することにした。だが、副社長職と登記理事はこれからも維持するということで論争が続いている。(略)

 趙副社長は大韓航空の機内サービス・ホテル事業部門の総括副社長(CSO)を担当してきた。しかし、大韓航空副社長職位とKALホテルネットワーク・ワンサンレジャー・韓進観光代表理事など他の系列会社の職位はそのまま維持する。(略)


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