(ハンギョレ/ハフィントンポスト 韓国語 2015/04/28)
5年前、絶頂に酔いが上がったマッコリが、近頃すっかりまいっている。2009年からマッコリ風が吹いて2011年に生産量と売上額、輸出額のすべてで歴史上最大値を記録したマッコリが2012年以後、後退している。
出荷量は2011年の45万8,198klから2013年には42万6,216klに、出荷額も2011年の5,097億ウォンから2013年には4,738億ウォンとそれぞれ7%減った。輸出量は2011年の4万3,082klから2014年には1万5,470klに、輸出額は5,273万ドルから2014年には1,535万ドルと3分の1水準に暴落した。
もちろん、年間のマッコリ出荷量が20万kl未満、出荷額2,000億ウォン未満だった2008年以前と比較すれば現在の出荷量と出荷額はすべて2倍水準に上がっている。
問題は製造所が全国900か所に達しながら、まだ全体酒市場でマッコリの売上の割合が5~6%なので成長潜在力が大きいのに、むしろ市場規模は小さくなっているという点である。さらに、ここ数年の間に自由貿易協定で外国産ワインとビールが洪水のように押し寄せたし、最近では小工場ビールとエールビールまで爆発的に成長してマッコリの領土を蚕食している。
問題は製造所が全国900か所に達しながら、まだ全体酒市場でマッコリの売上の割合が5~6%なので成長潜在力が大きいのに、むしろ市場規模は小さくなっているという点である。さらに、ここ数年の間に自由貿易協定で外国産ワインとビールが洪水のように押し寄せたし、最近では小工場ビールとエールビールまで爆発的に成長してマッコリの領土を蚕食している。
専門家たちと業界では、これまでの方式で作るマッコリの成長が限界に達したと見ている。これらはマッコリが2011年以後の停滞から抜け出すには3つの障害物を越えなければなければならないと助言する。△輸入米の使用△アスパルテームなど甘味料の使用△ペットボトルの使用だ。事実上、この3つの問題を解決する簡単な方法はマッコリの価格を上げることだ。ここにマッコリ醸造場の悩みがある。
国産米 対 輸入米
最も多く指摘される問題は輸入米の使用である。国内最大のマッコリ会社である『ソウル濁酒製造』の最多販売商品である『長寿生マッコリ』はほとんど輸入米で作られる。『長マッコリ』など高級マッコリ製品を含めてもソウル濁酒製造の輸入米使用率は80%を越える。釜山・仁川・大邱・済州・光州などの“濁酒製造”会社の輸入米使用率は90%以上である。売上10位以内では麹醇堂の国産米使用率(70%ほど)が最も高い。
輸入米の使用率が高い理由は価格のためだ。マッコリ製造に使われる2010~2012年の国産米価格は40㎏で6万3,700~8万1,900ウォンで輸入米(2万2,090~2万8,200ウォン)の2.3~3.7倍に達する。マッコリ製造費用で米価格の割合が最も大きいので国産米の使用は直ちにマッコリ価格の上昇につながる。
専門家たちはマッコリが良い酒と認められるためには原料の固有性と地域性が必須要素であると指摘する。
ホ・シミョン,マッコリ学校校長は「フランスボルドーのワインは必ずボルドー産のブドウを使用し、日本の清酒は必ず日本産の米を使用する。輸入米を使用するマッコリはアイデンティティやスタイルを作り難い」と話した。
ホ・シミョン,マッコリ学校校長は「フランスボルドーのワインは必ずボルドー産のブドウを使用し、日本の清酒は必ず日本産の米を使用する。輸入米を使用するマッコリはアイデンティティやスタイルを作り難い」と話した。
これにより、最近、マッコリ会社はプレミアム(高級)マッコリを中心に国産米を使用している。麹醇堂は全13品のマッコリのうち11品を国産米でかもし、兄弟会社である『ペサンミョン酒家』は3品のマッコリをすべて国産米で作っている。最近注目される小規模醸造所はほとんど国産米を使用しているが、まだその割合は小さい。ソウル濁酒は80%が輸入米だが、『長マッコリ』『イフ』のような高級マッコリには国産米を使用している。
無甘味料 対 アスパルテーム
マッコリの味で最も致命的な要素はアスパルテームのような甘味料で味を出すという点である。アスパルテームは一時有害性論議に巻き込まれたりもしたが、食品医薬品安全処が安全性を認めた食品添加物である。しかし、有害ではなくてもアスパルテームが個性のある多様なマッコリの生産を妨げているという指摘が出ている。
甘味料で出した味をマッコリの味とは言い難く、アスパルテームがすべてのマッコリ味を似させてしまうためである。
甘味料で出した味をマッコリの味とは言い難く、アスパルテームがすべてのマッコリ味を似させてしまうためである。
反論もある。ナム・トヒ,マッコリ協会事務局長は「アスパルテームの使用は醸造所から出荷されるマッコリの味を安定的に作る最も安くて良い方法」と述べる。現代の韓国人が永らく甘みに飼い慣らされてきたという意見もある。
ソウル濁酒のイ・チャンヨン代理は「現代の韓国人はアスパルテームを使わない伝統的なマッコリを飲みにくいでしょう。少量の伝統麹を使っても、お酒からカビ臭いにおいがするという不満が提起されるほど」と話した。
ソウル濁酒のイ・チャンヨン代理は「現代の韓国人はアスパルテームを使わない伝統的なマッコリを飲みにくいでしょう。少量の伝統麹を使っても、お酒からカビ臭いにおいがするという不満が提起されるほど」と話した。
ジョ・ヒョジン須須保利アカデミー主任教授は「値段が安い輸入米さえもできるだけ少なく使い、また、早く作って甘みを出すにはアスパルテームのほかは方法がない。良い米を多く使い、ゆっくり発効させればアスパルテームが無くともいくらでも甘みを出すことができる」と話した。甘味料を使用しないマッコリはとても珍しい。大工場のマッコリではペサンミョン酒家の『ヌリンマウルマッコリ』、小工場のマッコリでは『ソンミョンソプのマッコリ』が有名だ。麹醇堂の『昔マッコリ古』はアスパルテームを使用していないが代わりに果糖を入れる。
ガラス瓶 対 ペットボトル
容器がペットボトルという点も長い間論議を起こしてきた。ペットボトルが持つ反健康的、反環境的の側面はもちろん、“品位”でも低い評価を受けてきた。ペットボトルのマッコリボトルのデザインはそれなりに普遍性を獲得したが、プラスチック材質と過度に大きな容量(750ml)は相変らず論議の的である。
ペットボトルを使用する理由も費用の問題である。大韓濁薬酒製造中央会によれば、750ml用ペットボトル容器の価格は125ウォンだが、より小さい500ml用ガラス瓶の価格は750ウォンで6倍に達する。一般的なマッコリは1本、1千ウォン余りであるからガラス瓶の使用は夢見ることもできない。容器をリサイクルすればガラス瓶の使用が可能なこともあるが、マッコリの販売規模が小さく、多くの醸造所が小規模なので容易ではないのである。殺菌マッコリとは異なり生マッコリは流通中にもずっと発効しているので密閉した容器を使い難いという点もある。
濁薬酒中央会とマッコリ協会は新しいマッコリのボトルとグラスを5~10月に公募する予定だ。ガラス瓶の使用、ボトルとグラスのサイズを減らすこと、新しいデザインなどが主な課題である。
2千ウォン台の価格 対 1千ウォン台の価格
専門家たちと業界はこれら3つの障害物が、結局は1千ウォン余りのマッコリ価格から始まると言う。
国産米を使用したり、アスパルテームを使用せずとも味を出す程十分な量の米を使用するのにかかる費用に耐えるには、マッコリ1本が少なくとも2千ウォン以上でなければならないというのである。
これは麹醇堂の『昔マッコリ古』とペサンミョン酒家の『ヌリンマウルマッコリ』が2,500ウォン(約280円)内外ということからも容易に知ることが出来る。もちろん、このマッコリもガラス瓶に入れればすぐに3千ウォン台に価格が上がる。
国産米を使用したり、アスパルテームを使用せずとも味を出す程十分な量の米を使用するのにかかる費用に耐えるには、マッコリ1本が少なくとも2千ウォン以上でなければならないというのである。
これは麹醇堂の『昔マッコリ古』とペサンミョン酒家の『ヌリンマウルマッコリ』が2,500ウォン(約280円)内外ということからも容易に知ることが出来る。もちろん、このマッコリもガラス瓶に入れればすぐに3千ウォン台に価格が上がる。
業界はマッコリ価格を容易に上げられないと吐露する。シン・ミファ濁薬酒中央会部長は「お酒1本に1千ウォンはとても安いわけだが、マッコリ市場は価格に敏感だ。『低品質・低価格』は消費者が選択した側面が強い」と話した。麹醇堂コ・ポンハン,チーム長も「小売りが2千ウォン台の『昔マッコリ古』を出したが、まだレストラン・酒場よりは家庭用として多くん売られている。相変らずマッコリは安い酒という認識が強い」と話した。
しかし、ペ・ヨウンホ,ペサンミョン酒家代表理事は「ビールは輸入ビールからエールビール、小工場(ハウス)ビールまで発展した。消費者は良い酒を求め歩くのに、むしろマッコリ製造者などが1千ウォンの安モノ酒に固執している」と述べた。ジョ・ヒョジン主任教授は「小規模醸造所が安い原料で安い酒を作っているので技術開発も品質向上もできない。国産酒は低価格市場にだけ留まっている中、高価格市場は外国産のお酒にすべて渡している状態」と話した。
この韓国で750ml・2,500ウォン(約280円)の『ヌリンマウルマッコリ』が日本に来ると1,728円(送料別)↓
>国産米を使用したり、アスパルテームを使用せずとも味を出す程十分な量の米を使用するのにかかる費用に耐えるには、マッコリ1本が少なくとも2千ウォン以上でなければならないというのである。
>これは麹醇堂の『昔マッコリ古』とペサンミョン酒家の『ヌリンマウルマッコリ』が2,500ウォン内外ということからも容易に知ることが出来る。
この韓国で750ml・2,500ウォン(約280円)の『ヌリンマウルマッコリ』が日本に来ると1,728円(送料別)↓

そんな安酒をサントリーは何をトチ狂ったのか高級路線で販売
韓国に対する感情抜きでもそりゃ売れんわ