“人間サファリ”観光商品大当たり
(朝鮮日報 韓国語 2008/09/30)   


鴨緑江河口の中国国境都市単燈で”人間サファリ”が人気だと30日国民日報が報道した。

人間サファリとは北朝鮮軍人や住民たちへタバコやお金、そして食べ物を投げ与えた後にそれを彼らが拾う様を楽しむという観光である。報道によれば食糧難で困窮している北朝鮮の住民たちへ観光客が哀れんで食べ物を投げて与えていることは既に知れ渡っているとの事。

問題は商売に聡い中国人たちが北朝鮮の住民をまるで野生動物のように扱う非人間的な行為を観光商品として扱った点だ。朝鮮族の案内員は人間サファリが今年初めに韓国のメディアで紹介されるや一隻で足りていた観光船が遊覧船5,6船に増えるほど人気を呼んでいると伝えている。

観光場所は単燈から車で20分程の距離にある虎山長城の裏手。虎山長城は中国が高句麗時代に泊灼城があった場所に新たに城を築いて'万里の長城東端基点'という碑石を建て中国の歴史として編入した東北工程の代表的構造物である。

鴨緑江にある虎山村の渡し場から船に乗り支流の川を進むと去年北朝鮮が国境に設置した鉄條網が現れた。中国人たちが一歩跨と呼ぶ場所で、一歩跨げば中国と北朝鮮の国境を行き交うことができるという意味だ。

現場を見回すと取材陣より先に北朝鮮側に接岸した遊覧船では、中国人の案内人が食物を投げ置くと急いで船に乗りこんだ。するとまだ幼い顔つきの北朝鮮兵士が鉄條網を越えてやって来ると、一言二言対話を交わしてビニール袋を持ち茂みの中へと消えた。

中国人観光客の何人はこれを見てくすくすと笑い、中国人案内員はまるで偉業でも達成したかのように自慢げにしていた。

朝鮮族案内人によると「最近では韓国人観光客らも好奇心のためかよく人間サファリはどこで見れるのかと尋ねてくることがあり、泣けてくる。」と語ったと新聞は伝えている。(翻訳 2ch 壱軸冠蝶φ 氏)



>今年初めに韓国のメディアで紹介されるや一隻で足りていた観光船が遊覧船5,6船に増えるほど人気を呼んでいると伝えている。
この記事↓の反響が良かったんですね。

中朝国境で流行する「人間サファリ」 (朝鮮日報 2008/03/30)

 中朝国境・鴨緑江の河口近くにある中国側の都市・丹東。夜になると川向こうの新義州は暗闇に包まれ、一方の丹東は派手なネオンがきらめいている。北朝鮮政府が経営するレストラン、脱北者たちの隠れ家、韓国のビジネスマンたち、そして出張に来た朝鮮労働党の幹部たち…ここは南北の人やモノが入り乱れた場所だ。1週間にわたって激しい雨が降り続いていた2007年8月9日、取材班はここで奇妙な観光ツアーを体験した。中国人の案内人が「人間動物園」「人間サファリ」などと呼ぶそのツアーは、鴨緑江の北朝鮮側の島・于赤島の住民たちを見物するというものだ。

 ツアーは「虎山長城」から始まった。高句麗が築いた「泊灼城」を、中国側が万里の長城の終点であるかのように宣伝している、東北工程(高句麗・渤海の歴史を中国の歴史に編入しようとする計画)の象徴ともいえるものだ。「お金をケチらないでくださいね」。案内人が指を折って数えた。取材班4人全員の観光料金は800元(約1万1250円)。それに加え、800元分の食べ物などを義務的に買わなければならない。

「たばこ、ソーセージ、ジュースなどをたくさん買えば、十分楽しめますよ。中国人の間では今一番人気です」

 虎山長城を100メートルほど歩くと、小さな船が見えてきた。そこで船に乗り、鴨緑江の真ん中まで進んだ。于赤島と薪島郡を行き来する船も見えた。「驚くなかれ。軍人は皆おれの友達だ」。漢民族の案内人が、たどたどしい韓国語で話した。「幹部は友達、農民たちはバカだよ」と。

 案内人は于赤島の2メートル手前まで船を近づけ、島の周囲を回った。そしてついに島に船を止めた。北朝鮮の領土に船が停泊したのだ。案内人がソーセージをつまんで投げた。すると次の瞬間、二人の男性が茂みの中から飛び出し、急いでソーセージをポケットに入れた。案内人が投げたたばこもすぐに消えた。「こんにちは。わたしたちは韓国から来ました」。取材班があいさつしたが、彼らは無言のまま茂みの中へ消えた。「驚かないんですか」と案内人がささやいた。

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▲中朝国境付近で「人間サファリ」に参加した中国人観光客が、北朝鮮の住民に向かってソーセージを投げている。北朝鮮の住民が拾って食べると、中国人の案内人は指でVサインをつくってみせた。



 5分ほど歩くと、水辺で女性たちが洗濯をしていた。案内人が食べ物の入った袋を投げた。「こんなことしないでよ。わたしたちは乞食ですか」。女性は怒り、洗濯物だけ抱えてその場を立ち去った。だが、30分後に再び船で近づくと、食べ物が入った袋は消えていた。「さっきは幹部が監視していたから、怒ってみせたようだ」と案内人は言った。

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▲鴨緑江の河口近くにある中国・丹東では、「人間サファリ」と名付けたツアーが盛んに行われている。北朝鮮側の島・于赤島に近づき、北朝鮮の住民たちに向かって食べ物を投げ、それを拾って食べる様子を見て楽しむというものだ。写真の女性は食べ物が入った袋を無視したが、再び取材班が近づいたときには袋は消えていた。



 ツアーはまだ終わらなかった。土手を越えると、「21世紀の太陽・金正日(キム・ジョンイル)将軍万歳!」というスローガンが書かれたレンガ造りの家が十数軒見えてきた。「宣伝用の幹部の家です。金日成(キム・イルソン)主席が死ぬ前に、人民に三つの物を与えたいと言っていました。白いご飯、肉のスープ、それに幹部の家です」


 しばらくして、川べりに別の男性が現れた。案内人が「党の幹部だ。絶対に韓国語は話すな」と警告した。「金をくれ」「ボールペンやたばこをくれ」などと口にする幹部に対し、案内人はいら立っていた。「お前らは何でもくれというのか!」。さらに400メートルほど進むと、3人の子どもが手を振り、指で金を数えるしぐさをした。案内人は再び「あっちへ行け!」と怒鳴った。

 90分間の船旅で、さらに十数人の北朝鮮の住民に会った。彼らは黙って近づき、食べ物を持ち去っていった。

 すっかり監視が緩くなった国境を越え、今日も北朝鮮を脱出する人たちがいる。

 そして、脱出できない人たちはこうして動物扱いをされているのだ。




“韓国メディア”で紹介されて、“観光客”が増えたということは、増加分のほとんどは韓国人ですね。






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