(毎日新聞 2016/02/23)

 在福岡大韓民国総領事館の韓国籍の40代男性職員が20日に福岡市中央区で飲酒運転したとして、福岡・中央署が道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で職員から任意で事情聴取したことが捜査関係者への取材で分かった。職員は人身事故を起こした疑いもあり、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑も視野に入れている。

 捜査関係者によると、20日午前1時25分ごろ、職員は福岡市中央区赤坂2の市道で、乗用車をバックさせ民間駐車場のブロック塀にぶつかって停車した。中央署員が職員の呼気を検査したところ、基準値(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム)以上のアルコールが検出された。

 職員の車はこの事故直前、近くの信号のない交差点でタクシーの左前部に出合い頭に衝突した。客は乗っておらず、60代男性運転手が軽傷を負った。交差点には職員側に一時停止の標識があった。職員はそのまま車をバックさせ塀にぶつかる事故を起こし、運転手が110番した。

 総領事館は「申し訳ない。捜査結果が出たうえで処分を検討する」としている。


今回は職員だったから外交官特権を使えなかったのかな。

韓国大使館員、W杯韓国戦の夜に「外交特権」で飲酒検査拒否
(サンスポ 2006/06/17)

W杯観戦も外交特権?

今月13日夜、韓国大使館の一等書記官(58)が東京・赤坂でミニバイクと接触する交通事故を起こしたまま現場を離れていたことが16日、分かった。実は接触事故を起こした時間は、ちょうどサッカーW杯韓国戦のキックオフのころ。その後、実際に現場近くの店で韓国戦をテレビで観たという書記官。勝利に酔いすぎたのか、車での帰路に赤坂署員による飲酒呼気検査を拒否していたのだ。

韓国大使館職員が警視庁赤坂署員に出したのは、レッドカードならぬ「外交特権」カード。署員は“退場”せざるを得なかった…。

接触事故が起きたのはW杯の韓国-トーゴ戦のキックオフとほぼ同時刻の13日午後10時ごろ。同署によると、一等書記官が乗った車が、韓国料理店などが並ぶ赤坂2丁目の路上で、対向車線に渋滞停車中の目黒区の男性会社員(34)のミニバイクと接触した。

車は立ち去ろうとしたため、会社員は追いかけて近くの交差点で止まった車内の一等書記官に「当たりました」と声を掛けた。だが車は何か急ぐ事情があったのか、そのまま去っていった。

会社員は110番通報し、赤坂署員は現場から約800メートル離れた場所で車だけを発見。フェンダー部分に接触したような跡があり、同署で会社員から事故状況を聴いた。

その間、W杯は韓国が2-1で見事逆転勝ち。サッカーに熱い国だけにサポーターの「テーハミングッ」の大合唱で沸いた。その興奮冷めやらぬ14日午前零時半ごろ、事態が動いた。

会社員が署員に見送られて同署から出た時、“逃走車”に似た車が目の前を通った。署員がパトカーで追跡し、約2キロ先の表参道の交差点で制止させた。「車内から酒の臭いがした」(同署)ため話を聞こうとしたが、書記官は身分証明書を提示、免許証提示や呼気検査を拒否した。

外交官には受入国の捜査権が及ばない外交特権がある。赤坂署は書記官をそのまま帰したが、引き続き道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで捜査、韓国大使館に協力を求めている。

会社員は首に1週間のけがを負った。しかし韓国大使館は「ひき逃げではない。書記官にはバイクと接触した認識はない。万一ひいても、現場で警察を呼ぶ」と否定。検査拒否は「外交特権で応じなかった」と認めた。「飲酒については説明は受けていない」とし、捜査協力は「身分を守りながら応じていきたい」としている。

同大使館では当日、1階ロビーで職員らが集まり、試合を観戦。書記官は参加せず、午後10時すぎから現場近くの店で「約束していた知人と食事をしながらW杯をテレビ観戦していた」と話しているという。

2006年06月17日


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