(NEWSIS/朝鮮日報 2016/04/20)
2016年のソウル市の財政で最も額が大きいものは何か。答えは、予算全体の34.7%、8兆3893億ウォン(約8065億円)に達する福祉費だ。
ならば、時計を戻して、植民地時代の1910年代ではどうだろうか。
ソウル歴史編さん院が『ソウルと歴史』第93号に収録した研究論文を見ると、このような答えが載っている。
当時、京城府(現在のソウル市)の最大の業務は「ふん尿の処理」だった。京城府の経常支出のうち、81%を占めていた。
1910年代を通して、ふん尿の処理費用は経常支出の半分以上を占め続けた。現在で言えば、ソウル市の最大の予算が「ふん尿くみ取り費」になったようなものだ。
その後、別の項目が大幅に増額されたことで処理費の割合は10%台まで低下した。しかし処理費は、水道費・事務費と並んで支出の上位3項目に入るほど、財政のかなりの部分を占めた。
京城府は衛生事業を拡大するため、35年からふん尿回収の手数料を導入し、36年には市の清掃義務を定めた「朝鮮汚物掃除令」が公布された。
回収されたふん尿は、光化門外の新堂里と麻浦の処分場に集められ、肥料メーカーや農場、個別の農家などに販売された。
しかし全般的に、肥料としてのふん尿の需要は日本の大都市ほど高くはなく、処分場のふん尿滞積は常に問題となっていた。化学肥料の導入、コレラ・寄生虫など衛生問題のため、後期になると肥料としての価値は下落した。
ふん尿処理は、植民地時代を通して京城府を苦しめた問題だった。
京城府は、回収がきちんと行われず、処分場があるせいで付近の住民が受ける被害、また肥料メーカーに対する特別待遇や贈収賄問題、さらに35年には回収手数料の導入などで頭を悩ませた。
論文の発表会が今日あるようですね。
| 第22回「ソウルと歴史」の研究論文発表会のご案内 (国史編纂委員会 韓国語 2016/04/14) 『ソウルと歴史』93号に収録される研究論文発表会を次の通り開催します。 沢山の参加と関心お願いします。 □第22回『ソウルと歴史』研究論文発表会 ○開催日時:2016年4月21日(木)14:00~17:00 ○場所:ソウル駅舎編纂院講義室 ○進行順序 15:00 開会の辞 15:10 第1主題:19世紀末西郊から俯瞰した漢城遠望之図の内容と性格 発表者:イ・ワンム(韓国学中央研究院専任研究員) 討論者:キム・ジョンハク(ソウル大学校外交学科講師) 15:50~16:00休息 16:00 第2主題:ソウル市糞尿回収体系の形成と変化:1890年代から1930年代まで 発表者:ソ・ホチョル(韓国学中央研究院社会学科教授) 討論者:ヨム・ポクキュ(ソウル市立大学校国史学科教授) *問い合わせ先:ソウル歴史編纂院研究員チャン・キョンホ(機械翻訳 若干修正) |
ちなみに併合前↓
| 「最近朝鮮事情」 荒川五郎著 明治39年(1906年) 清水書店 (89-90P) 朝鮮人の不潔ときたら随分ヒドイ、てんで清潔とか衛生とかいう考えはないから、いかに不潔な家でも、いかに不潔な所でも一向平気で、濁った水でも構わないどころか、小便や大便の汁が混じって居っても、さらに頓着せずにこれを飲む、実に味噌も糞も朝鮮人には一所である。 と謂えば朝鮮に行かない人には、極端の言いようのように思われるかも知れないが、事実その通りで、一例をあぐれば、家を造るに、壁土の中に馬糞などを混ぜて喜んでこれを塗る、その訳は馬糞を混ぜると壁が堅くなって泥が落ちにくいというている。 さらに驚くべく信じ難い程であるのは、朝鮮人は小便で顔を洗い、気目がよくなるというて居る、また小便は腎虚や肺結核や解熱等に有効じゃというてこれを用い、また強壮剤じゃというて無病の者でも飲んでいる、いよいよ病気が重くて生きられまいという時は、大便を食べさすということも聞いている、なんと驚かしいことではないか。 塵や芥(ごみ)がばらけておろうが、物が腐って臭かろうが、食物に蝿などがたかって汚しても、更になんとも思わないで、年中風呂に入るの、湯をつかうのということは無い。 夏など穴のような家の中はもちろん蒸し暑いものであるから、たいていは家の外に露宿をする、その頭元には糞や小便が流れており、悪臭はふんぷんとして鼻をつく程でも、朝鮮人には感じが無いらしい。 |
2010年08月31日
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