(ニュース1 韓国語 2016/4/27)
列車が線路を変更する『分岐器』区間の軌道間隔が基準より広がったり狭くなって列車脱線の恐れがある軌道が相当数にもかかわらず整備なしに放置されていることが明らかになった。
また、キズなどの欠陥が発見されたKTX(高速鉄道車両)の車輪をそのままに運行するなど、韓国鉄道公社(コレイル)の“安全不感症”が相変わらずであることが分かった。
監査院は27日、鉄道公社を対象に実施した『鉄道車両及び施設安全管理の実態』の監査結果を公開した。
『分岐器』とは列車をある軌道から他の軌道に切り替えるためのレール設備で、最近10年間の一般列車の脱線事故46件のうち28件(60.9%)が分岐器の異常で発生した。
一般線路区間の場合、軌道検測車を利用して“軌道の狂い”(広がる・狭まる)があるかどうかの点検・管理が可能だが、複数のレールが重なる分岐器区間では検査員が直接両軌道の間隔を確認しなければならない。
しかし、鉄道公社は1万2400か所余りに達する全国の分岐器の点検及び保守履歴管理を地域本部所属の施設事業所に任せたまま、本社では点検履行の有無などの実態すら把握できていない。
これと関連して、監査院が頻繁な変形で重点管理対象と指定された分岐器20か所を対象に点検履歴を確認した結果、40%である8か所の分岐器区間で許容限度を超過した軌道の狂い現象が発生したにもかかわらず、最長1年間、補修しないまま放置していたことが分かった。
監査院は「全国の他の分岐器区間も軌間の狂いの許容限度を超過した状態で運営されている可能性がある」として、鉄道公社に各施設事業所の分岐器管理実態と軌間の狂いがあるかどうかを点検するようにした。
KTXの車輪にキズや亀裂、摩耗などの欠陥が生じても適切に整備をしていない場合も少なくなかった。
溝えぐれ(訳不明)などの車輪の欠陥は脱線事故につながるだけに、直ちに適切に削正(車輪の周りを全般的に削って補修する)をしなければならない。
監査院の確認の結果、2014年1月から2015年11月までに削正整備対象の欠陥が確認されたKTX車輪3027件のうち、21.6%である655件は整備が直ちに行われないまま最大53日も運行したことが分かった。運行距離の基準では最大8万7900kmを運行した後に整備を受けた場合もあった。
自動車でいえばタイヤに微細なパンクなどの欠陥が発生したのに長時間高速走行を続けたわけである。
監査院は「2013年12月に基準を大幅に超える車輪のキズが生じても整備せずに運行していた貨物車が脱線した事例から確認されるように、列車の車輪の欠陥は脱線の主な原因」としながら「特に乗客を乗せて高速で走るKTX車両の車輪の欠陥は大事故につながる可能性がある」と指摘した。
この他にも列車の牽引及び制動(ブレーキ)機能を担当するKTXの『モーターブロック』装置が主要部品(インバータ)の頻繁な故障により、年平均170件のモーターブロック作動停止現象が発生しているのに、ソフトウェア改善を通じた故障防止など、根本的な解決策なしに部品交換だけ繰り返していることが明らかになった。
国産化開発事業として開発された『牽引電動機用冷却送風機』も購入量122台(合計32億ウォン)の半分である60台が故障・不良で早期に交換されていることにより、他製品への切り替えなどの対策が必要と指摘された。(機械翻訳 若干修正)
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