AIIB委員 鳩山由紀夫 習近平への友愛が止まらない
(週刊文春2016年8月11日・18日夏の特大号 2016/08/03)

「『あなたが日本人だから選んだわけではない』と、説明されました」

 アジアインフラ投資銀行(AIIB)の国際諮問委員会の委員に就任した鳩山由紀夫元首相(69)。今回の〝反日〟活動にも批判が殺到しているが、小誌の直撃に対し、鳩山氏は奇妙な弁明を展開するのだった。

 昨年十二月、AIIBは日本やアメリカが参加する国際通貨基金や世界銀行に対抗する形で発足した。

「中国の資金や市場を目当てに、真っ先にイギリスが参加を表明すると、ドイツ、フランスなどのヨーロッパの国々がすぐさま追随し、現在六十近い国が参加しています。アメリカや日本はもちろん参加しておらず、AIIBの動向に日米は神経を尖らせています」(経済部デスク)

 そんなAIIBの委員就任を鳩山氏が明らかにしたのは七月十六日のこと。中国北京の清華大学主催の「世界平和フォーラム」に参加後の囲み取材だった。

「日本と中国の記者が参加していましたが、日本の記者が委員就任の質問を一分ほどで切り上げると、残りの時間は中国の記者が、南シナ海情勢に関して中国に有利な言質を引き出そうと必死に質問を浴びせていました」(在北京特派員)

 鳩山氏が最初から委員候補だったわけではない。一年ほど前には福田康夫元首相に打診し、固辞されたという。

「AIIBは百ヵ国近くが加盟すると言われていますが、実は職員集めも難航しており、四十名程度しか確保できていない。元アジア開発銀行副総裁でAIIB初代総裁の金立群氏が個人的な人脈を駆使し、各国から諮問委員を探しています。そうした中で日本の〝元首脳〟として鳩山氏が浮上したのです。鳩山氏ならAIIBの出資比率が高い韓国やロシアも納得しやすい。他に目ぼしい候補が見当たらないため、委員長に就任する可能性も出てきた」(同前)

 鳩山氏といえば三年前には南京大虐殺記念館を直接訪問し謝罪するなど、これまでも数々の〝反日〟活動を重ねている。

「鳩山氏は最近も講演などの名目で、よく中国に足を運んでいます。しかし文化交流や日中友好団体を通じた海外要人の取り込みは、共産党の統一戦線工作部の常套手段です。鳩山氏は今や日本での政治的な影響力は全くありませんが、中国では日本の元首相の肩書きを最大限に利用されているのです」(同前)

 鳩山氏にAIIBの諮間委員就任の経緯を尋ねた。

「最初、私は金融の専門家じゃないから、『私に務まるのか』という話をしたんですよ。そしたら『あなたにそういうものを求めない』、『あなたでなければ、他の日本人にするということでもない』と説明されました。私が提唱する『東アジア共同体』は、習近平主席も言っているわけですから」

――中国の政治工作に取り込まれているのでは。

「そういうことは言っちゃいかんですよ。政治工作じゃないですから。政治的な思惑で利用されるのであれば委員をすぐに辞めます」

 中国人にとって〝鳩〟はご馳走なのだ。


あいかわらずルーピーのようですね。


【フレッシュ家禽】フランスランド産 ピジョン (はと) 頭付き中付き 約400g
B00TY966L0