(釜山日報 韓国語 2007/09/27)
去る20日の午後10時35分頃、釜山地下鉄1号線西面駅の新平方面ホームで、夜遅く勉強を終えて帰宅するために電車を待っていた大学生のパク・サンヒョン(26・慶南梁山市熊上邑・東西大学会計情報学科4学年)氏は突然“ボクッ”という音とともに人々の裂けるような悲鳴を聞いた。
向い側ホームにいた脳病変3級障害者のキム某(68)氏が、泥酔状態で足を踏みはずして線路に落ちたのだ。まわりの乗客らは悲鳴をあげうろたえているだけで、この事態に誰も手を回す意欲を出せなかった。これにパク氏はカバンを投げ捨て線路に身を投じた。 いつ電車が来るかも知れない切迫した状況だったが、考えるより早くからだが反応した。
幸いパク氏は線路に倒れているキム氏を抱きしめてホームの上に引き上げたし、乗客3,4人が一緒に力をあわせてキム氏を無事に救助した。キム氏の意識が朦朧としているとパク氏は海兵隊服務時期ならった通り応急処置をする一方駅員を呼んで助けを要請した。 キム氏は救助隊によって病院に移された。幸い打撲傷の他に特別なケガはないと知らされた。
ひとしきり騒動が終わって胸をなで下ろしたパク氏はやっと向い側ホームに置いてきたカバンを思い出した。しかしカバンがなくなったのを確認して度肝を抜かれた。
消えたカバンの中にはパク氏の財布と携帯電話だけでなく、余裕のない暮らしのなか両親になんとかお願いして二日前に分割払いで購入したノートパソコンと、友人に借りた電子辞典などが入っていた。
何より広告企画者を夢見て長い間準備してきたプロジェクト関連情報と、アイディアを整理しておいたノートは値段が付けられない大切な財産だった。
駅員の助けで現場のCCTV(監視カメラ)に撮影された映像を確認した結果、黒色の洋服を着た中年男性がパク氏のカバンを持って消える姿が捉えられた。この男は障害者救助で構内がごたごたした合間を利用してパク氏のカバンを開いて内容物を調べた後、カバンを手に持ってこっそりとCCTV外に消えた。
惨憺たる心情で駅員らに交通費を借りて家に戻ったパク氏は、警察に紛失および盗難申告をする一方、気が気でない心情で品物を返すことを訴える文をインターネット掲示板に残した。
パク氏は「難しい立場に置かれた人を助けるのは当然の道理であって特別に義に徹した事をしたとは考えない」と話した。だが彼は「就職準備で一分一秒が惜しい時期なのに長い間の期間精魂を込めたアイデアノートをなくした衝撃のために本が手につかない」として「誰かが見物生心(ものを見て欲が生じる)で一瞬に正気を失って品物を持っていったと信じている。私には大切な品物であるだけに今も返してほしいと思う」と訴えた。
地下鉄西面駅趙時宰駅長は「生命を危険にさらした意気を見せた若者が報償どころか莫大な損害だけ見るようになり、既成世代(社会の中核を担っている世代)のひとりとして残念でみじめな心を禁じ得ない」と舌を打った。(機械翻訳 若干修正)
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じゃあしない。