(産経新聞 2019/08/28)
配車アプリを使い、中国人旅行者向けに無許可でタクシー営業(白タク行為)をしたとして、千葉県警は、道路運送法違反の疑いで、埼玉県蕨市中央、中国籍の会社役員、トウ振飛容疑者(34)を逮捕した。
県警によると、アプリは中国の会社が運営する「皇包車」。トウ容疑者はアプリに登録した東日本エリアの運転手の指導や管理をしており、組織的に白タク営業をしていたとみて調べる。アプリの登録者は東日本だけで数千人という。
逮捕容疑は昨年3月17日~10月26日、運転手の男と共謀し、許可を得ずに客を複数回、有償で運んだとしている。
県警は昨年7月以降、無許可でタクシー営業をしたとして、道路運送法違反の疑いで男3人を逮捕。取り調べでトウ容疑者の関与が浮上した。
(東京新聞 2019/08/28)
東日本地域だけで数千人の運転手が登録するタクシーの配車アプリを使い、中国人観光客らを対象とした無許可のタクシー営業(白タク行為)をあっせんしたとして、千葉県警は二十八日、道路運送法違反の疑いで、中国籍で埼玉県蕨市中央、会社役員〓振飛(とうしんひ)容疑者(34)を逮捕、送検したと発表した。県警によると、あっせん役の逮捕は初めて。逮捕は二十六日。(山口登史)
※〓は登におおざと
逮捕容疑では、昨年三月十七日から同十月二十六日の間、中国の配車アプリ「皇包車(こうほうしゃ)」を使った組織の東日本担当者として、運転手らと共謀して複数回にわたり、許可がないのに乗用車で有料で送る一般旅客自動車運送事業を経営したとされる。県警は認否を明らかにしていない。

県警によると、このアプリを用いている組織の運転手は大半が中国人で東日本地域だけで数千人が登録。県警は、〓容疑者が運転手の管理・指導も行い、あっせん・管理役は複数いるとみている。空港や港などに訪れた中国人を対象に各地で常習的に白タク営業が行われていたとみて、全容解明を進める。
配車アプリを使った中国人ドライバーによる無許可のタクシー営業は、中国人観光客にとって言葉に不自由しないことや中国語のアプリで配車可能なことなどから全国の空港や観光地で横行。違法なだけでなく、任意保険の加入が運転手任せであることなど安全上の問題もあることから、各地の警察が取り締まりを強めている。

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