(産経新聞 2009/04/03)
北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型ミサイルの発射準備が最終段階に入った問題で、「人工衛星」が軌道から外れた際に軌道修正するための受信・制御施設が、北朝鮮の地上に確認されていないことが2日、日米軍事筋の話で分かった。
これは「仮に人工衛星だとしても発射後は制御できない」(政府関係者)ことを意味し、「人工衛星」の運用ではなく、弾頭の運搬手段としてミサイル発射実験を行う北朝鮮の意図を裏付けるものといえそうだ。
北朝鮮は2月に実験用通信衛星「光明星2号」をロケット「銀河2号」で打ち上げると発表。3月には宇宙空間の利用原則を定めた宇宙条約と宇宙物体登録条約に加盟し、ミサイル発射を「宇宙の平和利用」だと主張している。
しかし、日米軍事筋によると、米国や韓国などが偵察衛星で監視を強めているにもかかわらず、衛星が軌道に乗った後に衛星を上昇させたり、下降させたりして調整する制御施設は現在も未確認のままだ。
同筋や専門家によると、人工衛星を軌道上で安定させるには地上に大型の受信アンテナや軌跡を追尾するレーダーが必要とされる。
これに対し、北朝鮮側はあくまで、「制御施設などなくても衛星が軌道上を周回すればいい」と言い張る可能性もある。だが、政府筋は「仮に衛星を打ち上げたとしてもそれをコントロールする施設がなければ衛星としての役割を果たせない」と指摘する。米政府関係者は「仮に弾頭部分に衛星を搭載しても、すぐに落下、炎上するだろう」との見方を示している。
北朝鮮は平成10年8月にも人工衛星だとして弾道ミサイル「テポドン1号」を発射した。この際も、米韓当局は衛星や無線送信などは確認できなかったとしている。
この際、北朝鮮は「軌道から外れたときに安全地帯に誘導して自爆させる装置も付けていた」(労働党機関紙「労働新聞」)と主張したが、米国務省は衛星の発信電波は確認できないと表明。韓国国防省も、「北朝鮮が主張する軌道上にはいかなる衛星も発見されていない」と発表した。
北朝鮮は9日から、日本の国会に相当する最高人民会議を予定している。このため、「平成10年の発射の時と同様、東アジアの安定を脅かす一方で、最高人民会議開催の『祝砲』を打つつもりではないか」(政府関係者)との見方もある。
受信施設未確認、核弾頭搭載を想定? (産経新聞 2009/04/03)
北朝鮮に「人工衛星」の軌道をコントロールする制御施設がないとの分析が強まったことで、政府内ではミサイル発射が「衛星の運用が目的ではなく、核弾頭の搭載を想定した実験ではないか」(関係者)との見方が出ている。それが今回の地対空誘導弾パトリオット「PAC3」の配備など、政府の対応を後押ししたともいえる。日米韓3カ国は今後、「衛星」だと主張する北朝鮮に、制御施設の有無などの情報開示を要求する方針だ。
北朝鮮のミサイル発射について、政府は最初から対応に迷いが一切なかったわけではない。
「本当に『人工衛星』という可能性はないのか。よーく、確認してくれ」
麻生太郎首相は2月上旬以降、随時開かれてきた安全保障会議などで、繰り返し関係省庁にこう指示してきた。
平成10年8月に発射された弾道ミサイル「テポドン1号」をめぐっては、北朝鮮側は人工衛星「光明星1号」だと主張し続けた。
同年10月1日の朝鮮中央通信は、「北朝鮮各地から肉眼で見ることができる」とまで書き、「どんな視力があったら、高度300キロ近いところを飛ぶ衛星が見えるのか」(日米軍事筋)と失笑を誘ったほどだ。
今回も、北朝鮮は人工衛星と主張して譲る様子は見せていない。だが、北朝鮮の地上に制御施設がないとの分析が強まったことも手伝い、日本政府は「仮に弾頭部分に衛星を搭載していても、ミサイルの発射と基本的には同じだ」(政府関係者)とする判断に落ち着いていった。
日米韓は、北朝鮮に発射の自制を求める一方で、実際に発射された場合には国連安全保障理事会に付託する方針。政府は、安保理で日本の立場を理解するよう各国に働きかけていく。
政府関係者が明かす。3月27日、来日中の中国の李建国全人代常務委員会副委員長と首相官邸で会談した河村建夫官房長官はこう迫った、という。
河村氏「ミサイルであれ人工衛星であれ、もしあなたの国の上空を飛んできた場合、中国ではどうするのですか」
李氏「それは…」
李氏は絶句して答えなかったが、北朝鮮の「人工衛星」問題に対する日本政府の強い憂慮は伝わったようだった。(尾崎良樹)
今回は、どんな言い訳をするんでしょうね。




北の軍人はよほど視力がいいらしいなW
って言うか着弾確認の観測班ってヤツがどこの国の軍にもあるはずなんだが、それすらないのか?WWW
随分、機能的な軍隊だな、北朝鮮の軍隊はWWWWWWWW
specificasia
が
しました