尖閣不侵入を提案 中国外相、公船以外
(八重山日報 2020/11/26)

 来日中の中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相は25日、東京都内のホテルで記者団の取材に応じ、石垣市の尖閣諸島を巡る日中対立について、公船以外の船を周辺海域に入らせない措置を相互に取れば、事態の改善が図れるのではないかと提案した。日本側にとっては領有権のある尖閣の海域に漁船が入れなくなることを意味し、実現性は低い。王氏は「中国側は自分たちの(公船以外の)船を入らせないことを約束する。日本側もその他(公船以外)の船を入らせないことを望む」と述べた。双方が海域に入らなければ「問題は落ち着き、なくなる」との見解を示した。

 中国は尖閣の領有権主張を強めている。中国海警局の船は最近、尖閣周辺を航行する日本漁船に対し、追尾や接近などの圧力をかけている。王氏は尖閣周辺で操業する日本漁船について「実際は単なる漁船ではなく、問題を起こそうと進入している」と主張した。(共同)

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