(東亜日報 2020/12/21)

政府が来年3月までにファイザー、モデルナ、ヤンセンの製薬会社3社の新型コロナウイルスワクチンを供給することは難しいと明らかにした。契約間近の状況だが、来年3月までに国内の供給は事実上不可能ということだ。

丁世均(チョン・セギュン)首相は20日、KBS「日曜診断」に出演し、製薬会社3社のワクチンと関連して、「現在、(2021年)3月までに約束を取り付けたものはない」とし、「契約の署名直前か契約間近の状況だが、3月までの供給計画はない」と明らかにした。これら製薬会社3社とは、政府がすでに契約を締結したアストラゼネカとともに、ワクチン購入契約を推進している。政府は18日、関係省庁合同記者会見で、ファイザーとヤンセンは12月、モデルナは2021年1月を目標に契約を進めていると明らかにした。丁氏はアストラゼネカのワクチンについては、「早ければ2月、遅くとも3月には接種が始まる」とし、「食品医薬品安全処が来年初めにアストラゼネカのワクチンの臨時使用を承認する可能性が高い。1千万人分が次々に入ってくるだろう」と述べた。

英国、米国、カナダなどに続き、アジアや中東国家もワクチン接種に乗り出している。日本は、ファイザーが18日にワクチン使用承認を申請し、有効性、安全性の審査に入った。来年2月に医療従事者約1万人から接種を始める計画だ。イスラエルは20日、医療従事者を対象にファイザーのワクチンの接種を開始し、サウジアラビアも17日からファイザーのワクチン接種を行っている。マレーシア政府も19日、「アストラゼネカと21日にワクチン購入契約をする」と発表した。


(東亜日報 2020/12/21)

丁世均(チョン・セギュン)首相が19日、すでに供給契約を終えた英アストラゼネカのワクチンのほかに、ファイザー、ヤンセン、モデルナのワクチンは来年3月までに国内で接種を開始することは難しいと明らかにした。8日から次々にワクチン接種を始めた海外と比較して国内の接種が遅れているという指摘について、「ワクチンTFを7月に政府内に設置したが、当時感染者数が100人台で、ワクチンへの依存度を高める考えがなかった」とし、政府の対応が安易だったことを認めた。

政府当局は8日、「来年秋までに4400万人分を購入する契約を一部締結し、推進中だ」とし、その内訳として、アストラゼネカ1千万人分、ファイザーとモデルナ各1千万人分、世界保健機関(WHO)などが主導して共同購入する「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じた1千万人分、ヤンセン400万人分と明らかにした。このうち現在契約が完了したのはアストラゼネカワクチンだけで、丁氏によると、「早ければ2月、遅くとも3月」に国内接種が始まるという。ただし、アストラゼネカのワクチンも政府が製薬会社側と結んだ購入契約書に具体的な導入時期は明示されておらず、遅れるのではないか懸念されている。これまで政府が豪語してきた「2、3月導入」は、朴凌厚(パク・ヌンフ)福祉部長官が先月、アストラゼネカの最高経営陣とした口約束だという。 

韓国政府のワクチン確保戦略は、8日に初めて発表した時は、「他国のワクチン接種の副作用の状況を見て、余裕を持って接種する」ということだったが、世論の批判を受け、18日に「迅速推進」に180度変わった。問題は、先進国が先を争ってワクチン確保に動いており、ワクチンを確保できる余地が急激に小さくなっていることだ。ワクチンを事前に十分に確保しなければならないという専門家の指摘にもかかわらず、政府が安易に対応したという批判は免れない。

ワクチンは、全世界を苦しめる新型コロナウイルスを抑える究極の解決策と考えられている。今からでも官民の力を総動員してワクチン確保に乗り出すと共に、ワクチンが導入された後の状況に備えなければならない。ワクチン接種の優先順位を定め、安全性を検証し、あり得る副作用に備えることが連動しなければならない。政府がアピールしてきた「K防疫」の成功は、国民の自発的な参加に支えられた面が大きい。コロナに疲れた国民の不安を少しでも減らすには、専門家の意見に真剣に耳を傾け、今後近づく状況に備える政府の姿勢が必要だ。


7月頃はこんな↓状況だったので、どうせムン大統領が「海外から急いで買わなくて良い。多少遅れても韓国企業が開発したワクチンを使う。K-ワクチンにだ」とか言い出したんじゃないのかな。
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