(ソウル新聞 韓国語 2021/01/02)

イ・ナギョン[李洛淵]共に民主党代表が昨日1日、収監中のイ・ミョンバク[李明博]、パク・クネ[朴槿恵]元大統領の赦免をムン・ジェイン[文在寅]大統領に建議すると言うと、一部議員が反対に出た。

キム・ナムグク[金南局]共に民主党議員は「心からの謝罪もない人をどのように容赦できますか」と両大統領に対する赦免に反対した。

キム議員は、過去のチョン・ドゥファン[全斗煥]、ノ・テウ[盧泰愚]元大統領に対する赦免で見るように、反省のない赦免は国民が受け入れることはできず、統合ではなくかえって葛藤と分裂の原因になったと指摘した。今回の赦免議論は司法の正義を再び後退させ、ロウソク民心を逆らうものだと強調した。

チョン・チョンレ[鄭清来]共に民主党議員も5つの理由を挙げて赦免反対に出た。

チョン議員は「弾劾ロウソクを手にした国民が許す心も許す準備もできておらず、そんな考えすらしたことがない」と述べた。

チョン議員はフランスがトルレランス(寛容)の国になることができたのは、ナチス附逆者を最後まで追跡して徹底的に処罰して民族の精気を正しく立て直したためとし、容赦と寛容は加害者の役割でも政府の役割でもなく、ひとえに被害者と国民の役割だと主張した。

加害者が真に反省して許しを請い、「もういい。許そう」と国民的合意が得られたとき、容赦と寛容を施すべきで、そうした時、国民統合も可能だということだ。

チョン議員は「赦免は裁判が終わっていないためにできず、便法的にも行ってはならない」としながら、まだ判決文のインクも乾いていないと付け加えた。

国政壟断と国家情報院特殊活動費上納事件で裁判に送られたパク・クネ元大統領に対する大法院[最高裁]の2度目の判断は来る14日に出る。再上告審で刑が確定すれば、パク元大統領は去る2017年4月に起訴されてから約3年9か月ぶりに法廷争いの終止符を打つことになる。

チョン議員はまた、両大統領は国民に謝罪をしたり許しを請うたこともないとしながら、元大統領として大韓民国の国格を落として国の名誉を棄損した点、彼らの執権期間中にブラックリストを作るなど直間接的に被害と苦痛を与えたことに反省し、謝罪することが先だと明らかにした。

これまで、キム・ジョンイン[金鍾仁]国民の力非常対策委員長[党代表]とホン・ジュンピョ[洪準杓 元自由韓国党代表]無所属議員が両大統領の収監について謝罪したことがある。

彼はさらに、赦免は2016~2017年にロウソクを手にしたロウソク国民の名誉に問題になることとし、ロウソク国民はまだ許していないと指摘した。

チョン議員は「大韓民国はまだイ・ミョンバク、パク・クネ政権の時に作られた積弊が積もっており、その積弊清算作業をする時」としながら「今も政治、経済、司法、検察、言論[マスコミ]の積弊と対立戦線が形成されているが、戦争中には将帥を変えてはならず、敵将を簡単に許してもならない」と声を高めた。(機械翻訳 若干修正)


(朝鮮日報 2021/01/02)

 韓国与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表は1日「適切な時期に2人の元大統領(李明博〈イ・ミョンバク〉元大統領と朴槿恵〈パク・クネ〉元大統領)の赦免を文在寅(ムン・ジェイン)大統領に進言したい」と述べた。李代表は「国民統合に向けた大きな鍵になるかもしれない。支持層が賛成するか反対するかに関係なくやりたい」との考えも示した。

 朴元大統領が服役している期間は現時点で3年10カ月となり、これは歴代大統領の服役期間としては過去最長を記録している。軍事クーデターや裏金問題で2年あまり服役した全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領と盧泰愚(ノ・テウ)元大統領のほぼ2倍だ。李元大統領も保釈後の自宅隔離期間1年7カ月を除けば1年3カ月にわたり服役中だ。李元大統領はすでに懲役17年が確定しており、朴元大統領は今月14日に予定されている大法院(最高裁に相当)での再上告審で刑が確定する可能性が高い。これは赦免の条件が成立することを意味しており、任期が5年の文在寅(ムン・ジェイン)政権にとっても赦免ができる最後の機会となる。

 野党勢力からは「選挙に利用するための政治ショーではないのか」としてその意図を疑問視する声も出ており、そのように疑うだけの理由もある。昨年4月の総選挙前にも与党勢力から「朴槿恵赦免論」が持ち上がった。そこには「朴元大統領を釈放すれば、嶺南(慶尚南北道)と保守層が『親朴-反朴』に分裂し、選挙で与党が有利になる」との政治的計算があった。今回も4月のソウル市長と釜山市長の補欠選挙を前に、またも「保守分裂」を狙っているとする陰謀論が出ているのだ。しかし朴元大統領が政界での重要な変数となる時期は過ぎ去ったことは前回の総選挙でも確認されている。

 2人の元大統領に対する政治的評価と法的処罰は十分に下された。刑務所に服役する期間がこれ以上長くなることの意味についても、国格という観点から考えるべき時期になった。李元大統領は今年80歳、朴元大統領は69歳になる。2人はいずれも健康上の問題を抱えており、しかも2人が収監されているソウル東部拘置所ではコロナの感染が拡大しているだけでなく、すでに死者も出ている。

 赦免問題は人道的な次元でのみ、そして国民統合という観点から大統領が決断を下さねばならない。与党は赦免を選挙に利用する考えを捨てるべきであり、野党も与党の意図を疑いこれを阻止すべきではない。このような政治的計算を前面に出す側の方がかえって逆風に直面するだろう。


早ければ4月のソウル・釜山市長選挙の前に出す可能性もあるようですが、ムン大統領が私怨を収め、北朝鮮が非難する2人に出すとは、ちょっと考えにくいですね。