(朝鮮日報 韓国語 2021/03/25)

 アジア・太平洋地域を管轄する米インド太平洋軍が24日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関する声明を発表した際、「東海(East Sea)」という表記を用い、日本が反発している。米軍はこれまで、東海を「日本海(Sea of Japan)」と主に表現してきた。

 米国の時事週刊誌『TIME』によると、インド太平洋軍のマイク・カフカ大佐は、北朝鮮のミサイル発射に関する声明で「われわれはこの日午前に東海に(into the East Sea)発射されたミサイルについて認識している」として「われわれは状況を引き続き注視し、同盟国およびパートナーたちと緊密に協力する」と主張した。その上で「この活動(ミサイル発射)は北朝鮮の脅威を強調している」「韓国と日本の防衛に対する米国の約束は堅固だ」と述べた。

 インド太平洋軍で「東海」という表現を用いるのは初めてではないが、かなり珍しい。インド太平洋軍のホームページで東海と検索すると、2016年の韓米合同軍事演習に関する紹介の中で「東海」という表現が少し登場するが、ほとんどの場合は公式文書には日本海と表記されている。

また、今回の声明では「韓国と日本の防衛に対する米国の約束」と韓国を日本より先に表記した。

 これについて日本の各メディアは即座に反応した。時事通信は「米インド太平洋軍が日本海を韓国式名称である東海と表記した」として「米国政府はこれまで、日本海の表記を使用してきた」と報じた。同通信は、日本海が米国地名委員会(BGN)の公式名称だと指摘した。実際に2019年5月28日にトランプ前米大統領が在日米軍向けに行った演説で「日本海」という表現を用いたことについても、米国政府はBGNの決定を理由に挙げた。韓国政府は日本海に東海を併記するよう要求してきた。

 日本のネットユーザーたちは時事通信の記事のコメント欄に「米国に頼り切った安全保障は見直す必要がある」「米軍が韓国の主張をそのまま広報した」などと書き込んだ。


(朝鮮日報 韓国語 2021/03/26)

アメリカ,インド太平洋司令部が24日(現地時刻)、北韓[北朝鮮]の弾道ミサイル発射に対する声明を出しながら『東海(East Sea)』という名称を使用した。これまでアメリカ政府はアメリカ地名委員会が決めた表記方針に基づき東海の代わりに『日本海(Sea of Japan)』という名称を使用してきた。

インド太平洋司令部は同日、広報官であるマイク・カフカ海軍大佐名義で「北韓のミサイルが今朝、東海(into the East Sea)に発射されたことを認識している」とし「引き続き状況をモニターするものであり、同盟・パートナーらと緊密に協力中」という声明を出した。また「この行動は北韓の不法兵器プログラムが、その隣人たちと国際社会に及ぼす脅威を浮上させる。大韓民国と日本の防衛に対するアメリカの決議は固い」と述べた。

アメリカ政府は数十年間ずっと東海を『日本海』と表記してきた。2019年5月、ドナルド・トランプ当時大統領が日本の横須賀米海軍基地で演説しながら「(米)第7艦隊の構成員は黄海・日本海・東シナ海・南シナ海を威風堂々と巡回査察する」と述べて国内で議論になったこともある。当時、アメリカ国務部[国務省]は「アメリカ政府はアメリカ地名委員会が決めた名称を使用しており、この委員会が該当水域に承認した名前は『日本海』」とした。また「韓国が異なる名称を使用していることは知っている」としつつも「長い間の政策と慣行により、アメリカ政府はすべての公海を指す際、一つの名称だけ使用する」とした。

インド太平洋司令部が東海名称を使用したが、このような政策を変更したのか、でなければ北韓の挑発という緊急な状況で知らず知らずに言った言葉なのかは不明だ。

日本は反発した。坂井学,日本官房副長官は25日、「日本海が国際的に確立された唯一の呼称というのが私たちの立場」としながら「(アメリカ,インド太平洋司令部の東海表記は)不適切だ」と述べた。彼はアメリカ政府に日本の立場を伝え、訂正を要求したと明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


アメリカが訂正声明↓

(NHK 2021/03/26) 

アメリカ軍は北朝鮮のミサイル発射を受けた声明で、日本海に関して韓国政府が主張する「東海」の英語表記を使ったことについて「『日本海』とすべきだった」として表記を訂正する声明を発表しました。

北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射したことを受けてアメリカのインド太平洋軍は24日、ミサイルが発射された方向について、英語で「East Sea」と表記した声明を発表しました。

「East Sea」は日本海に関して韓国政府が主張している「東海」の英語表記で、発表を受けて日本政府は「日本海が国際的に確立した唯一の呼称であるというのが、わが国の立場であり、表記は不適切だ」としてアメリカ政府に訂正を求めていました。

これについてアメリカのインド太平洋軍は25日「きのうの声明は『日本海』または『朝鮮半島の東側の海域』と表記すべきだった。地名として『日本海』という表記を唯一認められたものとして使用するというアメリカ政府の立場は変わっていない」として、表記を訂正する声明を発表しました。

アメリカ政府は国内外の地名について政府機関の「アメリカ地名委員会」が定めた呼称を使用することにしていて、このなかでは「Sea of Japan」「日本海」を標準の表記とし、「East Sea」は標準とは異なる表記としています。