韓国外相「日本が韓国を“国際法違反国家”と罵倒」…「日本にそんな資格があるのか」
(イーデイリー/ワウコリア 2021/04/21)

韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相[2021年2月9日~]は、日韓間の最も大きな懸案である慰安婦問題について、日本側の交渉態度に対して不満を吐露した。韓国が 幾度も解決のための現実的な案を提示したが、日本が高圧的な態度で一貫しているためである。

チョン外相は今日(21日)、ソウルのプレスセンターで開かれた討論会で「青瓦台(韓国大統領府)の国家安保室長に在職していた時[2017年5月21日~2020年7月2日]、この問題(慰安婦問題)解決のために非公開で日本に行き協議したが、日本の交渉態度には驚いた」とし「一貫して自分の主張だけをし、交渉を壊そうとしているのではないかと思った」と語った。
※ムン政権:2017年5月10日~

2015年12月28日 パク・クネ(朴槿恵)政権は、いわゆる「慰安婦合意」を日本と締結した。しかし この合意には被害者の意見が盛り込まれていない「日韓政府間の合意」だという韓国内の批判世論が高まり、この合意が膠着(こうちゃく)状態に陥った。結局 和解・治癒財団も解散することになり、この合意が事実上 実効性を失ったことで、日本政府は「韓国が合意を破棄した」と批判した。

このことについてチョン外相は「日韓間の慰安婦合意が破棄されたと語ったことはない」とし「我々は日韓間の合意の枠を維持しながら、現実的方案を講じている」と語った。

また「2017年の大統領選当時、全ての候補者が『慰安婦合意を破棄する』と公約を掲げている中、ムン・ジェイン(文在寅)大統領(当時は候補)は『合意の枠を維持する』という、難しい決定をした」と強調した。

ただ、チョン外相は、慰安婦合意に対する批判的な見方はもっている。チョン外相は「当時 合意に対する国内の不満の根本原因は、被害者がこれを受け入れられず、名誉と尊厳が回復されるどころか、むしろ『恥ずかしい』と思ったためだ」とし「被害者の精神的被害・自尊心をどのように回復するのかにおいて日本を説得し、非常に現実的な方案を日本側に提示した」と説明した。

つづけて「それにもかかわらず 日本は“政府間の合意”であるため、韓国が守らなければ“国際法違反”だという理屈に合わない主張をしている」とし「韓国を『国際法を違反する国だ』と罵っている」と強調した。

チョン外相は「日本がそのように言う資格があるのか」とし「問題の根本原因、慰安婦問題の基本的性格が何なのか」と声を荒げた。

チョン外相は「韓国は一貫して現実的な方案を日本側に提示したが、日本側は『もっと持って来い』として、高圧的な交渉態度を維持していることが、交渉が膠着する根本原因だ」と指摘した。


ちなみに同じ席でアメリカ関連では↓

(中央日報 2021/04/21)

外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は21日、新型コロナウイルスワクチン確保に向けた「韓米ワクチンスワップ」協議と関連し、昨年米国政府の要請により韓国が検査キットとマスクを空輸した点に言及し、「苦しい時の友人が本当の友人という点を米国に強調した」と明らかにした。

鄭長官はこの日午前、ソウルの韓国プレスセンターで開かれた寛勲クラブ招請の討論会で「米国が韓国に対しては昨年韓国が見せた連帯精神に立脚し現在韓国が体験しているワクチン難を助けてくれるよう希望する」としてこのように話した。

その上で米国と「ワクチンスワップ」締結などを通じてワクチン支援を受けるのは容易でないという点も再確認した。鄭長官は「米国も国内事情がまだかなり厳しいという立場をわれわれに説明している。(米国が)集団免疫獲得に向けた国内ワクチン備蓄分に余裕がないという立場をわれわれに説明した」と話した。

「ワクチンスワップ」締結時に米国側に提供する反対給付に対しては「韓国が米国と協力する分野はワクチンだけでなくさまざまな分野がある。バイデン米大統領が大きな関心を持っている半導体グローバルサプライチェーンで韓国が米国を助けられる分野が多いのでさまざまなことを協議できるだろう」と予想した。(略)

>苦しい時の友人が本当の友人

要求している側が手を差し伸べられる前に言う言葉じゃないですね。


これらの発言を、長年外交官として外交の経験がある[1946年生まれ→1971年に外務部(現外交部)入省→2004年から政治の世界へ]現職の外相が言うところがさすがですね。