(KBS 韓国語 2021/12/10)

[アンカー]
約3か月前に起きたウトロ地区火災が放火と明らかになって容疑者も共に捕まりました。

ところが、この容疑者、これに先立ち民団と韓国学校の建物にも火をつけた疑いが追加で明らかになり、現地海外同胞が不安がっています。

東京パク・ウォンギ特派員の報道です。

[リポート]
狭くくっついている建物の間に火柱が立ち上がります。この火で空き家と倉庫7棟が皆焼けました。

火事が起きた場所は、日帝強占期に飛行場建設のために強制徴用で連れてこられた朝鮮人とその子孫が住んできたウトロ地区です。

来年4月に開館する平和資料館[平和祈念館]に展示される予定だった歴史資料50点余りも今回の火災で消失しました。

事件発生から3か月後、警察は20代の日本人男性をこの事件の放火容疑者として逮捕しました。[奈良県桜井市高田、無職、有本匠吾容疑者(22)を非現住建造物等放火容疑で逮捕(毎日新聞)]

容疑者は警察の調査でウトロ地区放火容疑を認めながら「注目を集めたくて火をつけた」と供述しましたが、他の動機も排除することはできない状況です。

これに先立ち、7月にも愛知県民団本部の建物と隣の韓国学校の建物の排水管にも放火した容疑で起訴された事実が明らかになったためです。

[キム・スファン/ウトロ民間基金財団理事:「(放火が)事実なら、差別が動機の悪質な犯行の可能性が極めて高いと考えられます。」]

愛知県の火災の5日後には奈良県民団の建物でも放火と疑われる火災が相次ぎました。

現地海外同胞はひそやかに広がっている嫌韓の雰囲気と無関係でないように見えるとし、心配する雰囲気です。

[チョ・チョルラム/民団愛知県本部局長:「ヘイトスピーチを放置すれば今回のような憎悪犯罪[ヘイトクライム]や、暴力的な行動として現れないだろうかと思います。」]

主にインターネットでの差別表現や極右団体のデモの形で表出された日本内の誤った嫌韓情緒が、手放しで犯罪につながるのではないかという懸念が頭をもたげます。

東京からKBSニュースパク・ウォンギでした。(機械翻訳 若干修正)


 朝鮮人労働者の歴史焼失、関係者「放火なら残念」 京都・ウトロ地区
(毎日新聞 2021/12/06)

 京都府警宇治署は6日、同府宇治市の「ウトロ地区」にある空き家に火を付けたとして、奈良県桜井市高田、無職、有本匠吾容疑者(22)を非現住建造物等放火容疑で逮捕した。同地区は、第二次世界大戦中の飛行場建設工事をきっかけに形成された在日コリアンの集住地域。同署は動機などを調べている。

 逮捕容疑は2021年8月30日午後4時ごろ、宇治市伊勢田町ウトロの空き家に放火したとしている。府警は有本容疑者の認否を明らかにしていない。同署などによると、火は周囲に燃え広がり、空き家と倉庫計5棟が全焼、住宅2棟が半焼した。けが人はなかった。

 ウトロ地区には飛行場建設に携わった朝鮮人労働者が集められ、戦後も子孫の在日コリアンらが多く暮らす。住民らは労働者の宿舎跡の保存や平和祈念館の建設を目指しているが、この火事で、祈念館で展示を予定し、空き家に保管していた生活用品など資料約50点が焼けた。

 有本容疑者は10月、名古屋市にある在日本大韓民国民団の施設に火を付けたなどとして器物損壊容疑で愛知県警に逮捕されている。祈念館の建設にあたる「ウトロ民間基金財団」の関係者は「放火が事実なら、差別が動機の悪質な行為である可能性が高いと考えられる。歴史を記録する資料が失われ、極めて残念だ。動機も含めてしっかり捜査してほしい」と話した。【千金良航太郎】
 京都 ウトロ地区の放火事件 容疑認める
(NHK 2021/12/09)

朝鮮半島出身の労働者の子孫らが暮らす京都府宇治市のウトロ地区の住宅などが焼けた火事で、放火の疑いで逮捕された容疑者が警察の調べに対して容疑を認めたうえで「注目を集めたくて火をつけた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。

ことし8月、京都府宇治市のウトロ地区で住宅や倉庫などあわせて7棟が焼ける火事があり、このうち、火元とみられる空き家1棟に火をつけたとして、奈良県桜井市の無職、有本匠吾容疑者(22)が今月6日、放火の疑いで逮捕されました。

捜査関係者によりますと、警察の調べに対して、容疑を認めたうえで「日本人の注目を集めたくて火をつけた」などと供述しているということです。

この地区には、太平洋戦争中に飛行場の建設作業に従事した朝鮮半島出身の労働者の子孫らが暮らしていて、今回の火事で、地域の歴史を伝える資料などおよそ50点が焼失しました。

有本容疑者は、ことし7月に名古屋市にある民団=在日本大韓民国民団の建物や韓国学校の建物の一部に火をつけたとしてすでに逮捕・起訴されています。

警察は、差別的な思想が背景になかったか、事件の詳しいいきさつを調べています。