(読売新聞 2022/06/14)
【ワシントン=田島大志、ソウル=上杉洋司】韓国の 朴振(パクチン)外相は13日、ワシントンで日韓両政府が防衛機密を共有する日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「日韓関係の改善と合わせ、できるだけ早期に正常化したい」と強調した。
韓国で 尹錫悦(ユンソンニョル)政権が5月10日に発足後、朴氏が初めて訪米し、ブリンケン米国務長官と会談後の共同記者会見で記者の質問に答えたもの。発言は、北朝鮮情勢が緊迫する中、日韓関係の改善と日米韓の連携強化を求めるバイデン米政権の意向を意識したものとみられる。
朴氏は「北朝鮮の脅威に対処するには、日米韓の情報共有と政策の協調が必要だ。そのためにできるだけ早く、安全保障分野での協力と情報共有が正常化されることを望む」と説明した。
GSOMIAは、 文在寅(ムンジェイン)前政権が日韓関係が悪化を続けた2019年8月に破棄を通告した。米国の反発を受け、同11月に終了通告の「効力停止」を表明したが、文前政権は、いつでも無効にできるとの立場を取り、不安定な状況が続いている。
◇官房長官「安定的運用が重要」
松野官房長官は14日午前の記者会見で、「日韓GSOMIAは日韓の安全保障分野における協力と連携を強化し、地域の平和と安定に寄与するものと認識している」と述べた。その上で「北朝鮮の弾道ミサイル発射など厳しい地域の安全保障環境を踏まえれば、引き続き安定的に運用されていくことが重要だ」と強調した。
(聯合ニュース 2022/06/14)
韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は14日の定例会見で、朴振(パク・ジン)長官が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を正常化させたいと発言したことについて、「北の脅威に対応するため、GSOMIAなど韓米日の安全保障協力が円滑に行われる必要があるという原則的な立場を表明したものと理解してほしい」とした上で、「日本など国際社会と意思疎通を続けていく」と述べた。
韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は14日の定例会見で、朴振(パク・ジン)長官が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を正常化させたいと発言したことについて、「北の脅威に対応するため、GSOMIAなど韓米日の安全保障協力が円滑に行われる必要があるという原則的な立場を表明したものと理解してほしい」とした上で、「日本など国際社会と意思疎通を続けていく」と述べた。
朴氏は13日(現地時間)、米ワシントンでブリンケン国務長官と会談後に記者会見し、日本とのGSOMIAについて、「韓日関係改善とともに、できるだけ早く正常化させることを望む」と述べた。
韓国は日本の対韓輸出規制に対抗し、2019年8月、日本側にGSOMIAの破棄を通告した。だが、米国の強い要求などを受けて同年11月、通告の効力を停止させた。その後、現在までGSOMIAは不完全な状態で効力が維持されている。
GSOMIAの正常化問題は日本の対韓輸出規制問題と関係しているため、両問題を同時に議論のテーブルに載せる可能性が高い。

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