(朝日新聞 2022/06/15)
長崎県対馬市の観音寺から盗み出され、韓国へ持ち込まれた仏像の所有権をめぐる訴訟の控訴審の口頭弁論が15日、韓国の大田(テジョン)高裁で開かれた。観音寺の田中節竜住職(46)が渡韓して出廷し、「一日も早く我々のもとに戻ってくることを祈っている」と早期の返還を訴えた。
仏像は長崎県の指定有形文化財になっている「観世音菩薩坐像(ぼさつざぞう)」。2012年に盗まれ、13年に盗んだ容疑のある韓国人グループが韓国で検挙された。
観音寺や日本政府は仏像を保管する韓国政府側に返還を求めたが、韓国中西部の忠清南道(チュンチョンナムド)にある浮石(プソク)寺が「14世紀に(日本の海賊の)倭寇(わこう)に略奪されたものだ」として所有権を主張して、韓国政府に引き渡しを求めて提訴。一審は浮石寺の主張が認められたため、韓国政府が控訴した。
◇500年前についての言い伝えは…
田中住職は15日、訴訟の補助参加人として法廷で初めて陳述した。「窃盗団によって不法に韓国に持ち込まれたという事件の本質に立ち返るべきだ。明らかに所有権は観音寺にある」とし、原告側の所有権の立証も不十分だと主張した。
歴史的な経緯については、1526年に寺を建てた僧侶が朝鮮半島に渡り、翌年に対馬に戻る際に「仏像を譲り受けたと言い伝えられている」とし、仏像は「観音寺のみならず、対馬の財産であり、長崎県の財産だ」と述べた。観音寺が長年「平穏かつ公然と占有」してきており、日韓双方の民法上の取得時効が成立しているとも訴えた。
次回の弁論は8月に予定されている。
一審の大田地裁は2017年1月の判決で、仏像の中から見つかった「結縁文」の内容から、仏像が1330年ごろに浮石寺に奉納するためにつくられたとみられると判断した。1352~1381年まで5回にわたり、浮石寺がある地域を倭寇が襲った記録があり、仏像自体にも焼け跡などが残っていると指摘。「盗難や略奪によって観音寺に渡ったとみるのが相当だ」と結論づけている。(ソウル=鈴木拓也)
(読売新聞 2022/06/15)
【 大田テジョン (韓国中部)=溝田拓士】2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれた仏像「 観世音菩薩坐像かんぜおんぼさつざぞう 」を保管する韓国政府に対し、韓国の 浮石プソク 寺が所有権などを求めた控訴審の弁論が15日、大田高裁であった。
観音寺の田中 節竜せつりょう 住職(46)が渡韓して韓国政府側の補助参加人として初めて出廷し、所有権を訴えた。
仏像は県指定の有形文化財。韓国人窃盗団を韓国警察が逮捕後、韓国政府が保管している。浮石寺は「仏像は14世紀に 倭寇わこう によって略奪された」と主張し、韓国政府を提訴。17年の1審・大田地裁判決は浮石寺の主張を認め、韓国政府が控訴していた。
田中住職は弁論で「1953年の宗教法人の成立以降、善意で平穏に占有してきた」として、物を善意で長期間公然と占有した場合に日本と韓国の民法で認める所有権の「取得時効」が成立すると主張した。「盗難され、不法に韓国内に持ち込まれたという事件の本質に立ち返るべきだ」と語った。
浮石寺側は「反論書面を提出予定だ」と話した。次回弁論は8月17日。
(長崎文化放送 2022/06/15)
10年前(2012年)、対馬市観音寺から韓国の窃盗団に盗まれ、韓国に渡った仏像の所有権をめぐる裁判に観音寺の住職が15日、初めて出席しました。
河村聡記者「韓国大田(テジョン)高裁前には日韓のメディアが詰めかけています。この後、観音寺の住職が裁判に出席します」。
この裁判では盗まれた長崎県の指定有形文化財「観世音菩薩坐像」を現在保管する韓国政府と「元々、倭寇によって略奪されたもの」として所有権を主張する韓国の浮石寺が争っています。
韓国政府側の「補助参加人」として控訴審に出席した観音寺の田中節竜住職は、法廷で「窃盗団による盗難という事件の本質に立ち返るべき」と訴えました。
出廷後、田中住職は「裁判官には法に基づき公平公正な判決を求めてまいりました。既に10年という月日が流れておりますので何回も言っておりますが、早期返還を強く求めるところです」と語りました。
一審で地裁は浮石寺への引き渡しを命じています。

さらに、南朝鮮では物的、客観的証拠は重要視されず、根拠不明な証言の方が重要視される。朝鮮人は嘘吐きだらけなのに。
残念ながら、南朝鮮で保管される仏像は当時の状態を維持できているとは思えない。
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