『つくる会』教科書 採択取り消し求め提訴

(中日新聞 2006/08/29)


 大田原市教委が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史と公民の教科書(扶桑社版)を採択したのは、憲法に違反するなどとして、県内外の市民ら計九十四人が、同市教委や県教委を相手に、違憲確認や採択取り消しなどを求める訴えを二十八日、宇都宮地裁に起こした。



 訴えによると、原告側は「『つくる会』の教科書は、日本の侵略戦争を賛美している。この教科書で、戦争を肯定する内容の教育を行うことは憲法や教育基本法に違反する」と主張。「採択や使用により精神的苦痛を受けた」として、一人当たり千円の損害賠償も求めている。



 原告の内訳は、同市の一人を含む十四人が県内在住者。このほか全国各地に住む市民三十八人や、韓国在住の同国人四十二人も参加している。



 提訴後の記者会見で、原告の一人、主婦の原田芳子さん(40)は「昔のような暗い時代を迎えることがないように(裁判で)頑張りたい」と語った。



 「つくる会」の教科書は、同市教委が昨年七月に採択。今春から同市立中学校の全十二校で使われている。原告側によると、同様の訴訟は愛媛県でも起きているという。



 提訴を受けて、大田原市教委は「訴状を見ていないので、何も言えない」としている。





「教科書採択は違法」と提訴 大田原市民ら94人

(下野新聞 2006/08/29)



 大田原市教委が昨年、中学校の歴史と公民の教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版を採択したことに関連し、大田原市民や韓国人ら九十四人が同市や市教委、県教委などに損害賠償を求める民事訴訟を二十八日、宇都宮地裁に起こした。賠償額は原告一人につき千円で計九万四千円。



 訴状によると、原告側は



(1)同市への編入合併に伴い、別の教科書を採択した旧黒羽町、旧湯津上村が扶桑社版を強制させられた



(2)特定のイデオロギーを公教育に持ち込むことであり、違憲・違法性がある



(3)記述内容に間違いがある-などと主張。



 違憲および違法の確認や採択取り消し、韓国の日刊紙への謝罪広告掲載などを求めている。原告側は同日、県庁記者クラブで記者会見し、代理人が「違法行為を重ねた上で採択されているため、認められない」と訴えた。









賛同者集めのためにでまわっているメール。









呼びかけ:「とちぎ教科書裁判を支援する会」準備会準備委員



石川裕一郎、内海成和、白崎一裕、田上 中、新井田正明、原田芳子

(50音順)



 昨年7月、栃木県・大田原市教育委員会は、扶桑社版「歴史」「公民」教科書を採択しました。すでに大田原の子どもたちは、その教科書を使って授業を始めています。



 採択当時、2005年7月12日付『読売新聞』朝刊に突然、大田原市教委による扶桑社版教科書採択のスクープ記事が踊り、県内でも多くの人びとがそれを見て初めて事態の発端を知りました。そして、12日の採択協議会、13日の教育委員会へと傍聴者が県内各地を中心に近県からも集まりましたが、「公開」を原則とするはずのその審議の場に、市民は限定的にしか立ち入ることが出来ませんでした。13日の教育委員会終了直後、詰めかけた市民たちは教育長に説明責任を求めましたが、マスコミのみを対象とする記者会見を行うや、小沼隆教育長はそそくさと会場をあとにしていきます。現在に至っても、教育長は私たち市民の目の前で「なぜ扶桑社版を採択したのか?」という問いへの説明責任を果たしてはいません。



 市民たちはその後も採択取り消しを求める活動を続けてきました。新学期を迎える本年4月1日には地元有力紙・『下野新聞』に、県民と内外多くの賛同者の名を連ねて抗議の1面全面の意見広告も出しました。


 しかし、扶桑社版教科書は4月から大田原の子どもたちの教育現場で使用されています。先の大戦をアジア解放の戦争だとする歴史認識を植え付け、個人の尊さを言うのではなく国家主義的な価値観のもとに子どもたちを追いやろうとする教科書の使用をこのまま見過ごすわけにはいきません。同じ思いに繋がる市民たちで、採択取り消しを求める「教科書裁判」を8月28日、宇都宮地裁に提訴します。



 全国の皆さん!この裁判にどうか力を貸してください。子どもたちの未来を真に豊かなものにしていくために、多くの皆さんが原告もしくは賛同者としてこの裁判に参画され、一緒に力を合わせていくことが出来れば幸いです。よろしくお願い致します。



*どちらかに○をお付けください。

(  )原告になります  (  )賛同者になります。

 ・氏名(                     )

 ・氏名公表(  可  ・  否  )・肩書き(      )

 ・住所(〒             )

 ・電話(        )・FAX(       )

 ・E:mail(            )

*この用紙を、FAX 0282-23-6120 あるいは

E:mail 
yoshikochan at orange.plala.or.jp   まで送付して下さい。

*「原告」の締め切りは、8月25日です。「賛同者」は引き続き呼びかけていきます。

*原告・賛同者は、1口1000円(複数口大歓迎)のカンパでどなたでもおなり頂けます。
郵便振替口座:00130-6-611733

名義:とちぎ教科書裁判を支援する会











2006年4月1日に下野新聞に載った広告。
教科書栃木001.png









広告の賛同者欄は見にくいですが、よく見ていただくと『子供たち』のための活動じゃないことが良くわかります。























韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する―歪曲された対日関係史

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勝岡 寛次



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