(日本経済新聞 2022/10/25)

海上自衛隊は25日、中国と韓国が12日の期限を過ぎても11月6日に相模湾で開く国際観艦式への参加の可否を答えていないと発表した。酒井良海上幕僚長は記者会見で「可能な限りギリギリまで回答を待つ」と語った。

25日時点で米国や英国、オーストラリア、インドなど海外の12カ国から18隻の艦艇や米軍の航空機5機が参加する予定だ。自衛隊は海自の艦艇20隻などを出す。

国際観艦式は西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)の機会に実施する。WPNSには25日時点で日本や中国を含め26カ国の海軍参謀長らが出席する計画で、韓国は出欠を明かしていない。ウクライナに侵攻したロシアへの招待は取り消した。

日韓の防衛当局間は2018年以降に関係が冷え込んだ。韓国が開催した国際観艦式で海自の旭日旗掲揚を拒んだ問題や韓国海軍艦艇が自衛隊機にレーダーを照射した事件があった。


(時事通信 2022/10/25)

 海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は25日の記者会見で、11月に海自創設70周年記念で行う相模湾での「国際観艦式」について、韓国側から招待状への回答がまだないと明らかにした。期限は今月12日だった。酒井海幕長は「不参加の連絡があったわけではない、ぎりぎりまで待つ」と話した。

(聯合ニュース 2022/10/21)

 韓国の李鍾皓(イ・ジョンホ)海軍参謀総長は21日、海軍本部に対する国会国防委員会の国政監査で、来月5~10日に日本を訪問し「西太平洋海軍シンポジウム」に出席する計画を明らかにした。来月6日には日本の海上自衛隊が国際観艦式を開催する予定だが、観艦式への出席については「国防部が検討中で、まだ決まっていない」と答弁した。

 海上自衛隊は創設70周年記念の観艦式に韓国を招待している。韓国と日本は過去、それぞれ2回ずつ互いの観艦式に参加した。2018年に韓国・済州島で開かれた国際観艦式では韓国が日本に対し、自衛艦旗の旭日旗の掲揚自粛を要請。日本は参加を取りやめた。(略)