(ロイター 2024/01/18)
オーストラリアのアルバニージー首相は18日、昨年11月に日本近海にいた豪海軍艦に中国軍艦が音波探知機(ソナー)を作動し潜水作業をしていた隊員が負傷したとする事件について、ソナー作動を否定した中国大使の発言に反論した。

中国の肖千駐オーストラリア大使は前日、豪海軍ダイバーが作業中にソナーを作動した事実はないと述べた上で、近くにいた日本の海上自衛隊の船舶がソナーを作動させた可能性があるとの認識を示唆した。

アルバニージー氏は11月、中国軍艦がソナーを作動して危険な行動を取ったと批判していた。

同氏は今回の大使の発言で自身の考えが揺らぐことはないと強調し、間違った行動だったとの認識を改めて示した。

(ロイター 2023/11/20)

豪政府は18日、豪海軍の艦船付近で中国軍の艦船がソナーを作動させた豪軍潜水士が負傷したとして、中国に深刻な懸念を表明したと発表した。

マールズ豪国防相によると、今月14日に日本の排他的経済水域で、豪海軍のフリゲート艦「トゥーンバ」の潜水士がスクリューに絡まった漁網を取り除く作業をしていたところ、付近を航行していた中国軍の駆逐艦がトゥーンバに接近した。

トゥーンバは駆逐艦に潜水作戦を伝え、近づかないよう要請したにもかかわらず、駆逐艦はさらに接近し、船体搭載型ソナーを作動させたため、「潜水士らは危険を感じ、海から引き揚げざるを得なくなった」という。

マールズ氏は駆逐艦の行為が「危険で職業倫理に反する」と批判した。診断の結果、潜水士らは駆逐艦のソナーによるものと思われる軽傷を負ったという。

在オーストラリア中国大使館はコメント要請に応じていない。