(共同通信 2024/09/24)
長崎県対馬市の観音寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像を巡り「かつて倭寇に略奪された」として所有権を訴えた忠清南道瑞山市の浮石寺が、観音寺側の所有を認めた昨年の韓国最高裁判決を踏まえ、日本への返還に反対しない考えを示したことが24日分かった。条件として返還前に像の安寧を願う「法要」を浮石寺で執り行いたいとの意向を日本側に伝えた。複数の関係者が明らかにした。
仏像は長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」。2012年10月の盗難から、近く12年となる。浮石寺が所有を事実上断念した形だが、日本側には返還の遅れや保安への懸念から法要を認めることに慎重意見もある。
長崎・対馬から盗まれた仏像、韓国の浮石寺が返還を承服 100日間の「法要」実施への了承が条件
(TBS NEWS DIG 2024/09/24)
(TBS NEWS DIG 2024/09/24)
12年前に長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像をめぐって、所有権を訴えていた韓国の寺が日本への返還に反対しない考えを示したことが分かりました。
2012年に対馬市の観音寺から盗まれた長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」をめぐっては、韓国の浮石寺が「中世に日本の海賊=倭寇が強奪したものだ」として、本来の所有権を主張し、韓国で裁判を起こしました。
韓国の最高裁は去年10月の判決で、「観音寺が所有権を取得したとみなすことができる」と判断し、浮石寺の敗訴が確定しました。
仏像は今も返還されていませんが、浮石寺は24日、最高裁の判決を踏まえ、返還に反対しない意向を観音寺に文書で伝えたと明らかにしました。ただ、100日間にわたって仏像の安寧を祈る「法要」を浮石寺で行うことに日本側が了承することを条件にしているということです。
浮石寺は、「観音寺から同意するという正式な文書が来週には届くと聞いている」と説明しています。

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