(NHK 2024/12/28)
縄県与那国島の南方の日本のEEZ=排他的経済水域内に、中国が新たに設置したブイが見つかったことについて、中国外務省は気象観測が目的で合法だと主張し、日本側が求める即時撤去には応じない姿勢を示しました。

25日、中国・北京を訪れた岩屋外務大臣は王毅外相との会談後の会見で、与那国島の南方の日本のEEZ=排他的経済水域内に、中国が設置したとみられる新たなブイが見つかったとして即時撤去を求めたことを明らかにしました。

このブイについて中国外務省の毛寧報道官は27日の記者会見で、「中国が管轄する海域に設置したブイは気象観測が目的で合理的で合法だ」と主張し、即時撤去の要求には応じない姿勢を示しました。

去年7月にも、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本のEEZ内に中国のブイが確認されるなど、両国間でたびたび摩擦が生じています。

日中両政府が関係の改善に向けて模索を続ける中で、意見の隔たりがある分野では譲歩しない中国の姿勢が改めてあらわになった形です。


(八重山日報 2024/12/28)

 玉城デニー知事は27日の定例記者会見で、波照間島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で中国が設置したと見られるブイが新たに確認されたことに関し問われ「政府間で平和的、合理的に問題が解決されるよう取り組んでほしい」と要望した。

 産経新聞は波照間島の南西約140㌔の日本のEEZ内で、中国語の記載があるブイ設置が確認されたと報じた。

 尖閣諸島(石垣市)周辺で、中国海警局船の今年の航行日数が29日で353日となり、過去最多になる見込みとの指摘に対しては「尖閣諸島がわが国固有の領土、領海であることは論をまたない。尖閣周辺では巡視船が警戒に当たっている」と述べるにとどめた。

 尖閣周辺海域で中国海警局船は今年7月までに、過去最長となる215日連続で航行。「常駐化」が一段と進んでいる。6月には航行する4隻がすべて機関砲らしきものを搭載した艦船に切り替わるなど、武装強化の動きも見せている。