(読売新聞/YAHOO 2025/02/13)
 韓国・釜山と大阪を結ぶクルーズ船を利用し、韓国人と日本人グループが金塊約40キロを海上で受け取る「瀬取り」で密輸した事件で、関税法違反(無許可輸入)などに問われた韓国籍の男の被告(41)(高知市)の初公判が13日、福岡地裁小倉支部(松浦佑樹裁判官)であった。被告は罪状認否で起訴内容を認めた。この事件で起訴された10人のうち公判が始まったのは被告が初めて。

2025No-01_R
▲フェリーで密輸され、門司税関が押収した金塊

 起訴状などによると、被告らは昨年11月8日、愛媛県今治市沖の海上で、釜山発のクルーズ船から金塊40キロ(約5億1800万円相当)の入ったキャリーケースを投下。船で回収して同市に陸揚げし、消費税など計約5000万円を免れたとしている。

 検察側は冒頭陳述で、グループは2023年12月頃から密輸を行っていたと指摘。被告について、展望台で捜査当局の船の見張り役を担い、1回当たり少なくとも約50万円の報酬を得ていたと主張した。

 事件を巡っては、第7管区海上保安本部(北九州市)などが昨年12月、韓国人と日本人の男女13人を関税法違反(無許可輸入)容疑で逮捕したと発表。福岡地検小倉支部は被告ら男10人を関税法違反で起訴し、残る男女3人は不起訴とした。


(読売新聞/YAHOO 2025/02/14)

 韓国・釜山(プサン)と大阪を結ぶクルーズ船を利用し、韓国人と日本人のグループが海上で金塊を受け取る「瀬取り」で約40キロを密輸した事件で、関税法違反(無許可輸入)などに問われた韓国籍の男(41)(高知市)の初公判が13日、福岡地裁小倉支部(松浦佑樹裁判官)であった。男は起訴内容を認め、被告人質問で「(密輸は)20回くらいやった」と述べた。

 起訴状などによると、グループは昨年11月上旬、愛媛県今治市沖で、釜山発の船から金塊40キロ(約5億1800万円相当)入りのキャリーケースを投下した。船で回収して陸揚げし、消費税など計約5000万円を免れたとしている。

 検察側は冒頭陳述で、男は知人に紹介された共犯者から持ちかけられ、2023年12月頃から加担したと主張。沿岸の展望台などで海上保安庁の船の動きを見張る役で、密輸1回当たり少なくとも50万円の報酬を得ていたとした。

 事件では、第7管区海上保安本部(北九州市)などが韓国人と日本人の男女計13人を同法違反容疑で逮捕し、男10人が起訴された。