(産経新聞 2025/02/19)
沖縄県・波照間島の南西約140キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国語の記載のある海上ブイの設置が確認されたことを巡り、19日の県議会本会議で県執行部が議員の質問に答えず、議論がかみ合わない一幕があった。

自民党会派の新垣新(しんがき・あらた)議員が代表質問で、「漁民が安心して操業できるように、県は国に『ブイを取ってくれ』と言ったのか」と何度もただした。

これに、県農林水産部の前門尚美部長ははっきりとした口調で「はい。お答えします」と述べながらも、国に撤去を要請したかどうかについては言及せず、「昨年12月25日、水産庁より情報提供があった」「ブイについて情報収集を行っている」「安全操業の確保について引き続き求めていく」「県下の漁船に注意喚起を実施している」との答弁を繰り返した。

結局、県議の質問と執行部側の答弁は最後までかみ合わなかった。