(TVレポート/Kstyle 2025/04/11)
韓国映画界にとって衝撃的なニュースが伝えられた。
10日(現地時間)、カンヌ国際映画祭の執行委員会が「第78回カンヌ国際映画祭」の招待作を発表した。韓国の長編映画はコンペティション、非コンペティション部門ともに名を連ねなかった。これにより2013年以来、12年ぶりに「カンヌ国際映画祭」で韓国長編映画を見ることができなくなった。
昨年は非コンペティション部門にリュ・スンワン監督の「ベテラン2」が招待され、韓国映画の体面を立て直したが、パルム・ドールをめぐって競争するコンペティション部門から韓国映画は3年間、姿を消した。最近、韓国映画のコンペティション部門に招待された韓国映画は2022年のパク・チャヌク監督の「別れる決心」だった。韓国制作会社の映画まで広げると、是枝裕和監督の「ブローカー」も同じ年に招待された。
ベネチア、ベルリン映画祭と共に、世界3大映画祭と呼ばれるカンヌ映画祭は、映画関係者たちのフェスティバルだ。2000年に「春香伝」がコンペティション部門に招待されてから、毎年韓国映画をカンヌ映画祭で見ることができた。パク・チャヌク監督の「オールドボーイ」(2004)、ホン・サンス監督の「劇場伝」(2005年)、イ・チャンドン監督の「シークレット・サンシャイン」(2007)、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」(2018)などが、「カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門で韓国映画を輝かせた。
今年はヨン・サンホ監督、パク・ジョンミン主演の「顔」、キム・ビョンウ監督、イ・ミンホ主演の「全知的な読者の視点から」などが出品され、映画祭の招待を待っていた。しかし、カンヌのレッドカーペットを歩くことはできなかった。そしてパク・チャヌク監督が演出し、イ・ビョンホンとソン・イェジンが出演した「仕方ない」がコンペティション部門に進出すると期待されたが、制作スケジュール上、出品できなかったことが知られた。
過去、カンヌ映画祭は韓国映画と俳優の地位を確認できる祭典として映画関係者をワクワクさせた。チョン・ドヨンとソン・ガンホが「シークレット・サンシャイン」と「ブローカー」(2022)でそれぞれ主演女優賞、主演男優賞を手にし、演技力が世界的に認められた。そしてパク・チャヌク監督は「別れる決心」で監督賞を受賞し、ポン・ジュノ監督は「パラサイト 半地下の家族」でパルム・ドールを受賞した。このように栄誉ある賞が続いたため、今年の結果はより衝撃的なものとなった。
「第78回カンヌ国際映画祭」は5月13日から24日まで、フランス・カンヌ一帯で開催される。
(Record Korea 2025/04/12)
2025年4月10日、韓国・YTNは「今年のカンヌ国際映画祭に韓国の長編映画は1本も招待されなかった」とし、「これは13年以来12年ぶりのことで、韓国映画の危機が加速している」と伝えた。
記事によると、フランスで5月に開かれる第78回カンヌ国際映画祭の出品作が10日に発表された。韓国映画からはヨン・サンホ監督の「顔(原題)」、キム・ビョンウ監督の「全知的な読者の視点から」、キム・ミジョ監督の「慶州紀行(原題)」が選出されるとの見方が強かったが、コンペティション部門にもそれ以外の部門にも韓国映画は含まれなかった。
記事は「第75回カンヌ国際映画祭で『別れる決心』が監督賞を受賞して以降の3年間、韓国映画はコンペティション部門に1作品もノミネートされておらず、映画業界では懸念の声が高まっている」と伝えた。
ある映画関係者は「わずか3~4年前までカンヌ国際映画祭に韓国の作品が招待されるのは当然のことと思われていたが、韓国の映画界では新たに制作される作品が少ない上、監督の世代交代も進んでいない」とし、韓国映画の危機が加速していることに懸念を示した。
今年の映画祭は、ウェス・アンダーソン監督の「The Phoenician Scheme」、アリ・アスター監督の「Eddington」、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の「Young Mothers」、ジュリア・デュクルノー監督の「Alpha」、早川千絵監督の「ルノワール」など19作品がコンペティション部門に入選した。開幕作品はアメリー・ボナン監督の「PARTIR UN JOUR」となっている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは
「これが韓国映画の現実」
「韓国の芸術レベルはもともとそんなに高くない」
「映画のチケット価格が高いせいで誰も映画館に行かなくなり、映画も作られなくなった。政府は映画産業を生き返らせるさまざまな政策を考えるべき」
「尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が大統領になってから韓国の地位は奈落に落ちた」
「非常戒厳令が出される国に期待などしていない」
「多様性と自由を認めない体制では、文化は死ぬ」
「現実が映画よりずっと非現実的で波乱万丈な国で映画が生まれるわけないよね」
などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

specificasia
が
しました