(共同通信 2025/04/24)
在日本大韓民国民団(民団)中央本部の任泰洙議長は24日、金沢市を訪れ、上海天長節爆弾事件を起こした朝鮮の独立運動家尹奉吉の追悼記念館計画に反対する考えを表明した。韓国籍の個人らが市内に建設を予定しており、村山卓市長に「断固反対だ。われわれは一切関知していない」と伝えた。市内では右翼団体を中心に反対運動が過激化し、問題となっている。

▲金沢市で記者の質問に答える、在日本大韓民国民団中央本部の任泰洙議長。左は村山卓市長=24日
尹は1932年4月、中国・上海で開かれた日本の天長節祝賀式に爆弾を投げ込み、当時の日本軍幹部らを殺害。公使の重光葵も巻き込まれ、右脚を失う重傷を負った。尹はその場で拘束され、連行先の金沢市内で死刑が執行された。



民団中央本部・任 泰洙 議長:

(テレビ金沢NEWS 2025/04/24)
金沢市内で開設が計画されている戦前の朝鮮独立運動家の記念館について、在日韓国人の地位向上に取り組む団体は「断固阻止する」と反対の立場を表明しました。
24日、金沢市の村山市長を訪ねたのは在日韓国人の地位向上などに取り組む「民団」の幹部らです。

民団中央本部・任 泰洙 議長:
「我々民団は、断固として阻止しようと、いま奮闘努力しているところでございます」

断固阻止するとしたのは、尹奉吉追悼記念館の開設。
日本軍の記念式典に爆弾を投げ入れ、軍の首脳らを殺傷した人物の記念館です。
ことしに入り、銃殺刑された地である金沢市での開設計画が報じられると、予定地周辺では大規模な抗議デモが発生。
民団の石川県地方本部には、抗議目的とみられる車が突っ込む事態となりました。
民団によりますと、今回の記念館の開設は、韓国在住の個人が中心となって計画したものだということです。

民団中央本部・任 泰洙 議長:
「我々にとってみれば青天の霹靂ですので、日韓、国交正常化60周年の年でもありますから、こういうことで水を差されてしまったので、なんとか早く火消ししたい」
金沢市・村山 卓 市長:
「まずは地域の住民の方々が非常に不安に思っているということ、そしてその施設を仮に建てるということであれば、(住民の)了解が必要だと思っていますし、了解が得られない場合には、施設の建設について見直していただきたい」

金沢市では、施設の建設予定者から接触があった場合には、まちづくり条例に基づき、地元の理解を得られるよう求めるとしています。
「断固としてこれを阻止しようと奮闘努力しています」金沢で設置計画の尹奉吉の記念館に民団として反対表明(石川テレビ 2025/04/24)
日本国内で生活する韓国人らでつくる在日本大韓民国民団、いわゆる民団の中央本部の議長らが石川県金沢市を訪れ市内で民間で設置を計画している尹奉吉(ゆんぼんぎる)の記念館に反対する考えを村山市長に伝えました。
尹奉吉は1932年、上海の天長節祝賀式に爆弾を投げ込み、日本軍の指令官などを殺害したとして、その後、金沢で処刑されました。この関係から韓国の民間人が金沢に尹奉吉の記念館を設置する動きがあります。
こうした中、24日民団中央本部の任泰洙(いむ・てす)議長ら10人が金沢市役所の村山卓市長を訪ね、民団として記念館設置に反対する考えを伝えました。
任議長:
「非常に金沢市民の方々に不安とご迷惑をおかけしていると思います。民団は関わっておりませんが我々民団は断固としてこれを阻止しようと奮闘努力しています。」
任議長はこのように述べ、村山市長に対し、民団は記念館の設置と無関係であると強調しました。
尹奉吉の記念館設置をめぐっては3月2日、右翼団体と見られる車が市内の民団の建物に突っ込む事件が発生しています。また、3月26日には予定地周辺を政治団体の街宣車が集まり、渋滞が発生するなど警察も警戒を強めています。
村山市長:
「地域の住民の方々が非常に不安に思っているということと、その施設を仮に建てるということであれば(住民の)了解が必要だと思っておりますし、その了解が得られないという場合には施設の建設について見直していただきたい。」
任議長:
「我々の同族ですよね。同族がこういうことを起こしたものですから、金沢市の皆さんにご迷惑をおかけしないように、それに対処すべく市民の皆さんと市長とですね協力しながらなんとか我々としては断固阻止していきたい。」
記念館を設置すると述べている人物には、金沢市側も民団側も接触できていないという事です。
2025年04月05日

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