(共同通信/産経新聞 2025/07/29)
中国で映画「731」の公開が延期になったとの見方が29日までに強まった。日中戦争中に旧満州(現中国東北部)で細菌兵器の開発を進めた旧日本軍の関東軍防疫給水部(731部隊)を題材にした映画で、部隊の名前にちなみ7月31日に公開予定とされたが、29日時点でチケットが購入できない状態が続いた。
反日感情の高まりによる日中関係の悪化を避ける思惑があるとの見方がある。中国のインターネット上では映画の広告から7月31日という日付が消えたとの指摘があった。メディア業界関係者は映画チケット購入アプリで公開日が「7月31日」から「2025年内」に変更され、延期が濃厚になったと語った。
中国メディアによると、映画「731」は先の大戦中の中国東北部が舞台。捕虜への人体実験を行っていたとされる731部隊について明らかにする内容で「反戦」を主題にする。
(TBSテレビ 2025/07/29)
戦時中、細菌兵器を製造し人体実験をしていた旧日本軍の「731部隊」を題材にした映画の公開が中国で急遽、延期となりました。日本との関係悪化を避けたものとみられます。
中国で公開が延期されたのは、日中戦争中に旧満州、今の中国東北部で細菌兵器を製造し、人体実験を行っていた旧日本軍の「731部隊」を題材にした映画です。
中国メディアによりますと、映画は吉林省出身の監督が2017年から製作を開始。一人の人物の波乱に満ちた運命を通じて、「731部隊」の罪を暴くストーリーで、「731」にちなんで7月31日に公開される予定でした。
記者
「以前は『7月31日公開』と書かれていましたが、現在はその日付が消されています」
チケットの販売サイトでは、きょうも映画の注目度ランキングで1位になっていました。
突然の公開延期に、ネット上では戸惑いの声も。
ネット上の書き込み
「この間まで上演予定だったのに、きょうチケットを買おうとしたら消えていた」
「なぜ延期なの?一年も待ったのに」
今年、中国では「抗日戦争勝利80年」として記念イベントが各地で開かれていますが、延期の背景には日本との関係悪化を避け、反日感情を煽らないよう配慮があったものとみられます。


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