(共同通信 2025/09/11)
鳥取県岩美町の旧岩美鉱山で太平洋戦争中の1943年、朝鮮人労働者らが犠牲となった事故を巡り、事故を説明した石碑に書かれた「被強制連行者」の文字に黒い塗料が付着し、判別できない状態になっていることが11日、分かった。事故の慰霊祭を営んでいる在日本大韓民国民団(民団)鳥取県地方本部が今後の対応を検討している。

▲鳥取市岩美町の旧岩美鉱山で朝鮮人労働者らが犠牲となった事故を説明した石碑に付着した塗料=11日
民団によると、10日に開催された慰霊祭で「被強制連行者」の部分に黒いタールのような塗料が付いていることを発見した。石碑は事故の概要を説明するもので、塗料が見つかった部分は朝鮮人の労働者について言及していた。民団幹部は「慰霊の気持ちを踏みにじられて残念だ」と話した。
↑と↓で、だいぶ“事故”内容の印象が変わりますね
(読売新聞 2025/09/11)
1943年9月の鳥取大地震時に荒金鉱山(鳥取県岩美町)の堤防が決壊した事故を巡り、犠牲になった朝鮮人労働者を「被強制連行者」と紹介した現地にある石碑の文言が、黒いペンキのようなもので塗りつぶされていたことが分かった。器物損壊事件の可能性もあり、関係者が近く警察に相談する。
石碑は1991年、犠牲者の遺族らが浄財を集めて建立。
堤防の決壊により、大量の泥が下流の住宅に流れ込み、朝鮮半島出身の鉱山労働者とその家族ら28人と、地域住民37人の計65人が犠牲になった事故の説明や慰霊の歴史、65人の名前が記されている。
堤防の決壊により、大量の泥が下流の住宅に流れ込み、朝鮮半島出身の鉱山労働者とその家族ら28人と、地域住民37人の計65人が犠牲になった事故の説明や慰霊の歴史、65人の名前が記されている。
石碑では、犠牲者の28人について「朝鮮半島よりの被強制連行者を含む」と説明しており、このうち「被強制連行者」の6文字が、黒く塗りつぶされていた。石碑横にある供養塔で10日に慰霊祭が営まれた際、式典を主催する在日本大韓民国民団鳥取県地方本部の職員が、確認した。
同本部によると、昨年7月の時点で、すでに塗りつぶされていたとの情報もあり、詳しい経緯は分かっていない。同本部常任顧問の 薛幸夫(ソルヘンブ)さん(73)は「強い憤りを感じる。ヘイトスピーチにつながる恐れもあり、警察に相談したい」と話している。


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