(共同通信/産経新聞 2025/12/16)
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は16日の政府会議で、抜け毛の治療薬を公的医療保険の適用対象とするよう、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)保健福祉相に検討を指示した。一部の例外を除き保険適用外である現状について「昔は(抜け毛治療を)美容と言っていたが、最近は生存の問題と受け止められている」と訴えた。
韓国の国民健康保険公団によると、2024年までの5年間で抜け毛治療を受けた人は約110万人で人口の約2%。うち男性が56%、女性が44%だった。韓国メディアによると、若者の治療費を支援する自治体もある。外見を重視する風潮もあり、就職面接や結婚のために頭髪の移植をする人もいる。
李氏は、財政負担が大きいのであれば保険適用回数に制限を設ける方法もあると述べた。落選した22年の大統領選で、抜け毛治療の保険適用を公約に掲げて注目を集めた。
(ハンギョレ新聞 2025/12/17)
〇李大統領「財政に負担があるなら、回数・総額を制限」
〇李大統領「財政に負担があるなら、回数・総額を制限」
〇チョン長官「妥当性を検討…保険適用は断定できない」
「若い世代にとって薄毛は生存の問題だ」
16日、保健福祉部の業務報告で、李在明(イ・ジェミョン)大統領は薄毛治療薬に対する健康保険適用の検討を突然注文した。福祉部は検討する方針を示したが、適用は難しいという雰囲気だ。
李大統領は「若い人たちが(健康)保険料を払うだけで、恩恵は受けられず、不公平だと思う場合があるようだ」とし、薄毛治療薬に対する健康保険適用の必要性を提起した。「薄毛も病気ではないか。若い世代が(薄毛治療薬を)多く使っているというが、検討してみたか」とチョン・ウンギョン福祉部長官に聞いた。これに対し、チョン長官は「医学的理由で生じる円形脱毛症などは治療を支援するが、遺伝的要因による薄毛は関連性が低く、健康保険を適用していない」と答えた。現在、薄毛治療薬には健康保険が適用されていない。ただし、円形脱毛症、アンドロゲン脱毛症、傷跡脱毛症、その他の非傷跡性毛髪の損失による漢方の鍼治療やステロイド注射治療などには健康保険が適用される。
否定的な回答を聞いた後も、「遺伝病も遺伝によるものではないか」と、李大統領は質問を続けた。これに対しチョン長官は、「(薄毛は)症状があったり、命に影響を及ぼす疾患ではない。美容的理由については、他の部分も健康保険を適用しない」と再度説明した。
すると、李大統領は薄毛を生存の問題に引き上げた。「昔は(薄毛を)美容の問題と捉えていたが、最近は生存の問題として捉えているようだ。費用がどのくらいかかるのか、財政負担が大きいなら(保険適用の)回数もしくは総額の制限などを検討してほしい」。度重なる指示にチョン長官も「検討してみる」と一歩退いた。
チョン長官は業務報告後の会見で、「健康保険政策審議委員会で審議しなければならないため、(薄毛治療薬に対する健康)保険適用の基準と妥当性、財政に及ぼす影響などを総合的に考えなければならない。導入の必要性の検討や財政規模の推計に時間が長くかかるため、いつ適用できるかは言い難い」と述べた。ホ・ユンヒ記者

あの大統領大丈夫か。
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