(ハンギョレ新聞 2026/01/03)
李在明(イ・ジェミョン)大統領の中国国賓訪問を控えて行われた韓中外相の電話会談で、中国側が日本を批判し、韓国に「一つの中国原則」の遵守を求めた。
1日、韓国と中国の外務省によると、チョ・ヒョン外交部長官は前日午後、王毅中国共産党中央外事弁公室主任兼外相と電話会談を行い、李大統領の国賓訪中と互いの関心事案について話し合った。今回の会談は、李大統領が4〜7日に中国を国賓訪問し、北京で習近平主席と首脳会談を開くことにした中で行われた。
中国外務省が発表した報道資料によると、王毅外相は「両国首脳の戦略的な導きのもと、中韓関係は底を打って正常軌道に復帰し、次第に好転・発展する傾向を示している」としたうえで、「中国は李在明大統領の訪中を重視・歓迎し、両国の共同の努力の下で今回の訪問が中韓戦略的協力パートナーシップの新たな進展の後押しになると信じている」と述べた。
王外相はさらに「今年は抗日戦争勝利80周年の年」だとし、「日本の一部政治勢力が歴史を後退させようと試みており、侵略・植民犯罪を復権しようとする中、韓国が歴史と人民に責任を負う態度を持ち、正しい立場を取って、国際主義を守護すると信じている」と強調した。また「(これには)台湾問題で『一つの中国』原則を徹底的に守ることが含まれる」と述べた。
中国は「台湾有事への介入」を示唆する高市早苗首相の発言に強く反発しており、中日関係の緊張が高まっている。中国は大規模な台湾包囲軍事訓練も実施した。このような状況で、李大統領の訪中を控え、中国が韓国に対して「一つの中国」問題を強い口調で取り上げ、韓国の立場表明を求めたものとみられる。
中国外務省によると、チョ・ヒョン長官は「李在明大統領は対中協力を重視し、韓中戦略的協力パートナーシップを発展させることに揺ぎなく力を注いでいる」とし、「『一つの中国』を尊重する韓国の立場は変わらないだろう」と述べたという。
韓国外交部によると、両国の長官は2025年の韓中関係の発展傾向を評価し、両国いずれにとっても新年最初の国賓首脳外交日程となる今回の李在明大統領の訪中を成功させるため、緊密な疎通を続けていくことにした。特に「韓中戦略的協力パートナーシップ」の全面的復元の流れを堅持する中、両国国民が体感できる具体的で実質的な成果を上げられるよう綿密に準備することにした。さらに、朝鮮半島および北東アジア地域の情勢についても意見を交換し、域内の安定と繁栄に向けた努力を続けていくことにしたという。パク・ミンヒ先任記者
(東亜日報 2026/01/03)
李在明(イ・ジェミョン)大統領の初の中国国賓訪問を前に、大統領府は2日、「われわれは『一つの中国』を尊重する立場だ」と明らかにした。中国が台湾問題に関する明確な立場表明を求める、いわゆる「習近平請求書」を突き付けていることを受け、「台湾は中国の一部」とする中国の立場を尊重するという従来の方針を再確認した形だ。
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は2日、大統領府での定例会見で「台湾問題については、われわれが一貫して維持してきた立場がある」とし、「その立場に基づいて対応する」と述べた。韓国政府は、1992年の韓中国交正常化共同声明を通じて、中華人民共和国を中国の唯一の合法政府として承認した。一方で、「台湾は中国の一部」とする中国の主張については、「承認」ではなく「尊重」するとの立場を維持している。
中国が先の韓中外相電話会談で、韓国に対して台湾問題における「一つの中国」原則の順守を強調し、支持を求めたことに対し、既存の政府方針を再確認した格好だ。政府はまた、韓米共同ファクトシートに盛り込まれた「台湾海峡の一方的な現状変更に反対する」との立場も維持する方針だ。「一方的な現状変更」とは、米国が中国による台湾侵攻などを間接的に指す表現だ。
4~7日に中国を国賓訪問する李氏は、5日に習近平国家主席と首脳会談および晩餐会を行うと、魏氏は明らかにした。6日には李強首相(権力序列2位)との昼食会、中国の国会議長にあたる趙楽際・全国人民代表大会常務委員長(同3位)との会談も予定されている。習氏を含む中国の権力序列1~3位と会うことになる。
李氏は習氏に対し、韓半島の非核化に向けた協力を要請する見通しだ。西海(ソへ・黄海)の構造物問題も議題に上るとみられる。魏氏は同問題について、「昨年11月に慶州(キョンジュ)で開かれた韓中首脳会談でも議論され、その後も実務協議が続いてきた」とし、「進展を模索している」と述べた。朴訓祥

※国賓訪問って通常は最低でも数か月~半年くらい前に決まらないと準備できない、逆に言えばわずか数週間前に決まった国賓訪問は、名ばかりの"外華内貧"国賓でしかない
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