(MONEYTODAY/KOREAWAVE 2026/01/23)
麻酔薬成分を混ぜた電子たばこを吸った若者がよろめきながら歩く映像が中国のSNSで広まっている。その様子から「ゾンビたばこ」と呼ばれ、日本のほか中国やタイ、シンガポールでも10代の使用が急増。韓国でも流通が確認された。
問題の成分は医療用麻酔薬エトミデート。本来は静脈から投与する全身麻酔の薬剤だ。吸引を前提に作られておらず、他の向精神薬との混合時の影響も分からないため、専門家も危険性を指摘している。
過剰摂取すると中枢神経が抑制され、けいれんや意識低下を招く。立ったまま吸引すると手足が揺れ、歩行が乱れるのが「ゾンビ」と呼ばれるゆえんだ。
長期にわたって使用すると副腎機能が低下し、重症化すれば呼吸不全や死亡に至るケースもある。中国では15~20歳の利用者について深刻な内分泌障害が報告された。
また「ストレスが減る」「痩せる」といった虚偽の情報で未成年を誘引する手口が問題化。日本は2025年5月に指定薬物として規制を強化し、韓国でも来月から向精神薬として管理が厳格化される。
専門家は「医療用薬剤を嗜好品として吸う行為は予測不能の健康被害を招く。海外の流行は必ず国内に波及する」とし、啓発と取り締まりの強化を求めている。
(news1/KOREAWAVE 2026/01/23)
韓国関税庁は21日、2025年の1年間に国境段階で摘発した麻薬類が計1256件、3318キログラムに上ったと明らかにした。前年と比べ、件数は46%、重量は321%増え、件数・重量ともに過去最多を更新した。
旅行者による密輸が急増し、かつ大型化が進む中、ケタミンやLSDなど新種の「クラブドラッグ」の摘発が顕著に増えている。中南米発の大型密輸が相次いで見つかる一方、地方空港を経由した迂回搬入も増加傾向にある。
中南米発の大型コカインの連続摘発に加え、ケタミンなどクラブドラッグや麻薬成分を含む医薬品の摘発が大幅に増え、過去最大の取締り成果となった。これまで最多だったのは、国際移動が制限された影響で国際郵便や特送貨物に集中した2021年だった。
主要な密輸経路のうち、旅行者を通じた密輸は件数が215%、重量が100%増えた。件数増加は、コロナ後の旅行者増加と、麻薬成分含有医薬品に対する取り締まり強化が影響した。重量増は、1キログラム以上の大型案件の比率が高まったことが要因で、密輸規模の大型化が一段と進んでいると分析される。
麻酔・幻覚性のクラブドラッグは2倍以上に増加した。特にケタミンは、1キログラム超の大型案件が急増し、密輸規模も拡大。娯楽文化の主要な消費層である20~40代を中心に、自己消費目的の持ち込みが広がっているとみられる。
仁川空港を除く地方空港でも、計36件・87キログラムを摘発。2月に済州空港でカンボジア発の覚醒剤3キログラム、6月に金海空港でカナダ発30.6キログラムが見つかるなど、地方空港を経由する大型事例が相次いだ。仁川空港での先端検査機器やリスク管理の高度化を避ける動きとみられる。

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