(産経新聞 2026/02/26)
【ソウル=時吉達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、首都平壌で25日まで開催された党大会で、北朝鮮が「核保有国としての地位を永久に固めた」と表明した。
外交方針についても言及し、米国に対しては「北朝鮮への敵視政策を撤回すればよい関係を築けない理由はない」と対話に含みを持たせる一方、韓国を「最も敵対的」な国家と規定した。朝鮮中央通信が26日伝えた。
外交方針についても言及し、米国に対しては「北朝鮮への敵視政策を撤回すればよい関係を築けない理由はない」と対話に含みを持たせる一方、韓国を「最も敵対的」な国家と規定した。朝鮮中央通信が26日伝えた。
党大会は5年に1度の重要会議で、7日間の日程を終えて25日に閉幕した。25日夜には平壌の金日成広場で軍事パレードが行われ、金氏や金氏の娘が出席。国営メディアの配信記事や写真に大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの大型兵器は登場しなかった。
金氏は20日と21日に行った「事業総括報告」で、北朝鮮は「名実ともに核保有国」であり、核武力政策が憲法に記載されたと強調。米国に「憲法に明記されたわが国家の地位」を尊重するよう求め、北朝鮮の核保有を認めることが対話の条件だと改めて主張した。
一方、韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権が南北関係改善に向けて北朝鮮への融和姿勢を示していることについては、「稚拙な欺瞞(ぎまん)」だと一蹴して対話に臨む可能性を否定。「同族という範疇(はんちゅう)から永遠に排除する」とも宣言し、南北軍事境界線周辺のミサイル配置などを強化する方針を表明した。

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