(毎日新聞 2026/03/24)
24日午前、東京都港区元麻布3の中国大使館に男性が侵入し、中国側が取り押さえて警視庁に引き渡した。男性は陸上自衛隊に所属する20代の3等陸尉とみられ、刃物を持っていたとの情報がある。けが人は確認されていない。
捜査関係者によると、男性は隣接するビル4階から塀を乗り越えて侵入したとみられる。
中国大使館は24日夕、X(ツイッター)で「(男性は)外交官を殺害すると脅迫した。驚きを禁じえなく、日本側にはすでに厳重な申し入れを行い、強く抗議した」と発信した。【木下翔太郎】
(読売新聞 2026/03/24)
24日午前9時頃、東京都港区元麻布の在日中国大使館の敷地内に20歳代の男が侵入し、同大使館職員に取り押さえられた。所持していた身分証から男は陸上自衛隊員とみられ、警視庁が建造物侵入などの疑いで事情を聞いている。
捜査関係者によると、同大使館の敷地内からは男が持ち込んだとみられる刃物1本が見つかった。同大使館職員にけがはなかった。
現場は東京メトロ麻布十番駅の西約800メートルのマンションなどが立ち並ぶ一角。
(毎日新聞 2026/03/24)
中国外務省の林剣副報道局長は24日の記者会見で、同日午前に日本の現役自衛隊員を名乗る者が、在日本中国大使館の壁を乗り越えて侵入したと発表した。この人物は「『神の名の下に』中国外交官を殺害すると脅迫した」としている。
林氏は、事件を受けて日本側にすでに厳重な申し入れをし、強く抗議したとしており、「ウィーン条約に著しく違反し、中国の外交官の身の安全と外交施設の安全を深刻に脅かすものであり、極めて悪質だ」と非難した。
その上で「事件は、歴史や台湾など中日関係に関わる重大な核心的問題において、日本政府の誤った政策がもたらした悪影響が根付いていることを露呈している」と批判。関係者の処分や説明などを日本側に求めた。【北京・松倉佑輔】

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