(2026/07/30)
韓国型戦闘機KF-21「ポラメ」の開発が29日、最終完了した。2015年12月にシステム開発事業に着手してから10年7カ月、金大中(キム・デジュン)大統領(当時)が01年、空軍士官学校の卒業式で国産戦闘機の開発を宣言してから25年となる。

防衛事業庁は29日、慶尚南道泗川市(キョンサンナムド・サチョンシ)の韓国航空宇宙産業(KAI)本社で、主要政府省庁や開発参加機関・企業、共同開発協力国であるインドネシア国防省の関係者らが出席する中、「KF-21/IF-X(インドネシア型)システム開発完了」記念式典を開催した。

KF-21事業は15年12月にシステム開発に着手し、第一歩を踏み出した。その後、21年に試作1号機が出庫されたのを皮切りに、計6機の試作機が42カ月にわたり、空対空兵器の発射や空中給油試験など約1600回に及ぶ難度の高い開発飛行試験を1件の事故もなく完遂するという大きな成果を収めた。防衛事業庁は「世界的にも例の少ない戦闘機開発の成果だ」と明らかにした。

KF-21は今年5月、戦闘機システム開発の最終関門となる「戦闘用適合」の判定を受け、量産に向けた基盤を整えるとともに、技術的な完成度も立証した。KF-21の開発により、韓国は世界で8番目に先端超音速戦闘機を開発した国となった。

KF-21は統合電子戦システムを備えた4.5世代戦闘機で、最高速度はマッハ1.81(時速2200キロ)、航続距離は2900キロ、兵器搭載量は7.7トンだ。今後の性能改良によるステルス性能の導入まで見据えて設計された。

防衛事業庁は今年9月の量産1号機を皮切りに、28年までに空対空能力を中心とするKF-21の初度量産分40機を空軍に引き渡す予定だ。その後、32年までに空対地・空対艦能力を備えた後続分80機を追加生産し、計120機を空軍に配備する計画だ。KF-21はすでに退役したF-4戦闘機と、来年退役するF-5戦闘機に代わる航空戦力として運用される。また、防衛事業庁と業界は、共同開発協力国のインドネシアをはじめ、フィリピンなどを対象にKF-21の輸出市場開拓も加速させる方針だ。尹相虎