(中央日報 2026/10/05)
3日、2026年愛知・名古屋アジア大会のサッカー決勝で日本に勝利した直後のことだ。韓国U-23(23歳以下)代表の19歳のパク・スンス(ニューカッスル)はロッカールームで予備役のマークが入った除隊帽をかぶった写真をSNSに投稿した。

▲サッカー韓国代表のパク・スンスが除隊帽をかぶった写真も世論に悪影響を及ぼした。[パク・スンスSNS キャプチャー]
梁民赫(ヤン・ミンヒョク、ウェステルロー)は「メダルや優勝は重要ではなかった。兵役免除という報酬があるからそれだけを見て試合をした」と話した。
9日後に国軍体育部隊への入隊を予定していた主将で最年長の李期奕(イ・ギヒョク、江原)は金メダルを見せながら「私は軍隊に行きません」と語った。
李英俊(イ・ヨンジュン、グラスホッパー)は大会期間中、ロッカールームでキム・グァンソクの歌「二等兵の手紙」をずっと流していたと話した。
これに先立ち野球韓国代表が日本の社会人野球チームを相手に辛うじて金メダルを獲得した後、兵役特例をめぐる論争が起きた。サッカー代表チームが消えかけていた火に油を注いだ。李期奕、梁民赫、パク・スンスは波紋が広がると、「国防の義務を軽視したり、からかったりする意図はなかった」と謝罪した。
かつて海外でプレーするスポーツ選手が全盛期にキャリアの中断を余儀なくされる危機を乗り越えると、国民は「よかった」と拍手を送った。朴賛浩(パク・チャンホ)、秋信守(チュ・シンス)、孫興慜(ソン・フンミン)らがアジア大会で金メダルを獲得し、祝福された。
2026年の韓国社会は違う。アジア大会はサッカーのように日本がトップクラスでない選手を送り出す競技も多く、競技数も増え、大会の地位は過去に比べて低下した。一方、人口が減少する中で徴兵率は高まり、兵役特例に対する大衆の疲労感は大きい。
アーチェリーのリカーブ男子団体で金メダルを獲得したキム・ジェドクは表彰式で挙手敬礼をした。5年前に東京オリンピック(五輪)の金メダルで兵役特例を受けたキム・ジェドクは芸術・体育要員の身分にある。国際大会で入賞した選手は2年10カ月間、芸術・体育分野に従事する補充役として服務する。キム・ジェドクは「特例を受けたのであって免除ではない」と述べた。
全員がキム・ジェドクのように模範的というわけではない。2022年から今年8月までに体育要員の服務規定違反は計42件に上った。
2018年のジャカルタ・アジア大会当時、論争が起きたことを受け、制度の存廃を議論したが、維持することを決めた。芸術・体育要員は年間45人程度で兵役資源の確保という効果は大きくなく、国民の士気高揚や国の地位向上という効果の方が大きいと判断したからだ。
今年8月、洪昭映(ホン・ソヨン)兵務庁長は「補充役のうち芸術・体育要員など民間分野を大幅に縮小することを検討している」と述べた。ワールドカップ(W杯)、WBC、世界選手権など競技によって大会の格が異なることを考慮し、累積点数制に移行しようという主張が出ている。入隊期限を30代半ばまで猶予する案も出ている。
「金メダル取って非難される方法」…アジア大会韓国サッカー代表の軽率な兵役免除失言、海外メディアも大々的に報道(中央日報 2026/10/05)
愛知・名古屋2026アジア競技大会の韓国男子サッカー代表の「兵役特例失言」をめぐる騒動が海外メディアでも報じられ、国際的な恥をさらしている。
英テレグラフは4日、「韓国代表の主将、李起赫(イ・ギヒョク)がアジア大会優勝後、兵役特例を自慢し、ファンや政界から激しい反発を受けている」と報じた。
韓国U-23(23歳以下)サッカー代表が3日の決勝で日本を1-0で破って金メダルを獲得してから数時間もたたないうちに、論争に巻き込まれたと伝えた。23人中20人が兵役特例を受ける中、最年長で主将の李起赫〔江原(カンウォン)FC〕が取材陣に向かって金メダルを掲げながら「僕、軍隊に行きません」と満面の笑みを見せ、トッテナムから期限付き移籍中の梁民赫(ヤン・ミンヒョク、ウェステルロー)が「兵役免除という報酬があるからそれだけを見て試合をした」と話し、ニューカッスルのパク・スンスがロッカールームで除隊帽をかぶった写真をSNSに投稿したと報じた。
「国民感情にそぐわない」と批判した大韓体育会のユ・スンミン会長の立場や、「兵役特例を再検討すべきだ」とする国民の力の安哲秀(アン・チョルス)議員の主張をはじめ、軽率な言動を謝罪した3選手のその後の対応まで詳しく取り上げた。
テレグラフは「健康な韓国人男性は通常、満28歳になる前に18カ月から2年ほどの兵役を終えなければならないが、アジア大会で金メダル、またはオリンピック(五輪)で色を問わずメダルを獲得した選手は兵役特例の対象となり、数週間の基礎軍事訓練を受けるだけでよい」と伝えた。あわせて、トッテナム出身の孫興慜(ソン・フンミン)が2018年アジア大会優勝で兵役特例を受けた後、3週間の基礎軍事訓練で訓練兵157人中1位となった事例も改めて取り上げた。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)も「韓国のアジア大会サッカー選手による兵役免除への歓喜が韓国のネットユーザーの怒りを買っている」とし、この騒動を集中的に報じた。
同紙は「SNSを中心に、メダリストに対する兵役特例制度を再検討すべきだとの主張が出ている。1973年の朴正熙(パク・チョンヒ)政権時代にエリートスポーツ選手と芸術家のために導入された制度をめぐる議論に火を付けたのは、梁民赫と李起赫の発言だった」と指摘した。
SNSの反応も紹介した。インターネット上で。ある人は「韓国サッカー代表は金メダルを取っても非難される方法を見つけた。兵役免除制度を廃止しろ。まじめに兵役に就いている軍人が見たら、怒り心頭に発するのではないだろうか」と皮肉った。別の人は「この制度は50年前、世界の人々が韓国と北朝鮮すら区別できなかった時代に作られたものだ。今は金メダルを取っても本人だけがうれしいだけで、大衆は大して関心すらない」とし、制度の実効性に疑問を呈した。
「国の品格を高めているのはK-POPとKカルチャーだ。毎年韓国を訪れる外国人2000万人のうち、少なくとも50%はKカルチャーの直接・間接的な影響を受けた人々だ」と指摘する意見や、「決勝戦で最も優れた活躍を見せた最高の選手3人だけに兵役免除の恩恵を与えるべきだ」といったさまざまな意見が数多く出ていると伝えた。


日本に負けたら兵役免除どころか袋叩きに合うから必死に頑張ったんだよな
specificasia
が
しました