'放射能'突き抜けて2020年東京オリンピック誘致した日本外交、韓国は?
(朝鮮日報 韓国語 2013/10/25)
ユ・ミンホ『パシフィック21』所長
2020年東京オリンピック誘致は放射能というオリンピック歴史上前代未聞の難関を克服した日本外交の勝利だ。一過性の感情と距離が遠い国際舞台での正確な判断と分析に基づいた‘勝利のニュース’だ。
しかし、2020年東京オリンピックに対する国内の反応を見ると、日本を‘子’と見る世界観が韓国の大勢という感じがする。オリンピック誘致発表以前はもちろん、開催地に公式決定された後も、2020年のオリンピックに関する分析と展望が殆どない。
さらに、韓国の新聞に現れた多くの記事は否定的で陰鬱な内容で満たされている。誘致決定が下される直前までの韓国の新聞に載せられた記事を見てみよう。
〈世界のネチズン、東京オリンピック誘致反対署名運動〉、〈東アジア外交摩擦で日本の2020年オリンピック誘致非常〉、〈福島原発事故、日本のオリンピック誘致努力の脅威〉…。
◇2008年北京オリンピック開催は称賛し、2020年東京オリンピックは否定的…韓国人の‘朱子学的世界観’
これは、2008年北京オリンピック開催が決定された2001年7月当時の国内世論と大きく対照となる。
〈北京オリンピックが韓国経済に及ぼす影響〉、〈北京特需ためらえば画中之餅〉、〈北京オリンピック後の中国の変化と韓国の対応〉、〈北京オリンピックと中国の雄飛〉、〈中国観光誘致拡大の支援策〉、〈北京オリンピックの韓半島平和統一効果〉…。
当時の状況をインターネットで調べてみると、文の種類も多いが内容も友好的で肯定的だ。東京オリンピックに関する否定的な記事は誘致が決定された後、さらに増す。放射能被害と地下水汚染問題によってオリンピック開催が難しくなるかも知れないといった記事が大勢だ。
左傾向の日本団塊世代知識人の文が、あたかも日本全体を代弁する文に化けて韓国に伝えられた。
東京がオリンピックを行うことになって、2024年のオリンピックを準備してきた釜山市が茫然自失したという話も聞こえる。スペインやトルコが東京を押さえて2020年オリンピック誘致をするだろうという見込んで釜山オリンピックを準備したという。
釜山の情勢判断基準は‘目の輝きや顔付き’で世間のことを理解した朝鮮朱子学の世界観と似ている。全世界が中国と小中国の韓国中心に動くといった世界観だ。釜山がどれほど出たのか分からないが、オリンピック開催をめぐる幕後のスポーツ外交の流れに関心を持っていたら全く違う対応策を模索しただろう。
2020年オリンピック誘致と関連したスポーツ外交のハイライトは日本-フランスの連帯だ。オリンピックは3回、すなわち12年内には同じ大陸で行われないという暗黙のルールがある。フランスは粘り強くオリンピック誘致に注目してきた国だ。2008年、2012年のオリンピック誘致を希望したが、中国,北京とイギリス,ロンドンに敗れる。日本もフランスと同じく2008年からオリンピック誘致を希望して以来、2016年、2020年の誘致戦に飛び込む。パリはすでに2回も、東京は1964年にオリンピックを開催した有経験国という共通点を持っている。
◇国際外交およびオリンピック外交の本質貫いた日本の情勢判断力と外交力の勝利
ヨーロッパのフランスとアジアの日本は敵であると同時に同志になることができる。同じ大陸内でのオリンピック誘致の猶予期間が12年であるためだ。両国は同時に決勝に上がらない限り、互いに助ける同志関係に発展することができる。2020年のオリンピックがそうである。スペイン,マドリードがオリンピックを誘致する場合、同じヨーロッパ圏であるパリオリンピック誘致は2032年以降に可能である。敵の敵は友人である。
フランスはスペイン打倒に最も進んだ‘日本の友人’に変身する。両国だけが知る暗黙の約束だが、日本は2024年パリオリンピック開催を支持する最高の友人に変身するだろう。
石原慎太郎前都知事は東京オリンピック開催を公約に掲げた瞬間、フランス政府と蜜月関係に入った。側近参謀のフランス愛とパリ出張も格別だった。
オリンピック開催を決める国際オリンピック委員会(IOC)委員の数は全部で115人だ(2013年6月基準)。韓国のイ・ゴンヒ,サムスン会長もそのうちの一人だ。注目する部分はIOC委員の大陸別分布だ。ヨーロッパが49人に達する。アジアは24人、アメリカとアフリカがそれぞれ15人に過ぎない。
事実上、ヨーロッパが次期開催地の決定権を持っていると見ることができる。小学校の教科書に出てくるが、1896年にギリシャで始まった近代オリンピックの産婆の役割をした人物はピエール・ド・クーベルタン(Pierre de Coubertin)である。フランス人だ。オリンピックに関する限りフランスの影響力がどれくらい強いのか推定することができるだろう。
筆者の主観的判断だが、特別な理由がない限り、2024年のオリンピック開催地はパリに落札されるだろう。日本の支持を土台にした、アジアやアフリカの親日国の票がフランスに集まることになるだろう。
今年9月8日日曜日の朝、アルゼンチン,ブエノスアイレスでの2020年オリンピック誘致決定戦でスペインが1次投票で脱落したのは、まさにそのような幕後政治の結果だ。トルコ,イスタンブールは実は誘致決定戦が行われる直前から相手になることができなかった。トルコ人はオリンピック誘致を4年ごとに戻ってくる政治的イベント程度と受け入れている。イスラム国であるトルコに対するヨーロッパの見えない差別と警戒は日本開催を確信させる絶対常数であった。
韓国の新聞は、オリンピック競技場建設を90%近く終えたスペイン,マドリード、ムスリムの国として初のオリンピック開催国になるトルコが2020年の主人公になるものと見通した。見通しではなく‘希望事項’だったとも見ることができる。日本が誘致国になるだろうという話はIOCの最終発表があるまで一度もなかった。多くの韓国人が東京オリンピック開催のニュースに‘びっくり’驚いたのは当然である。
オリンピック開催自体は世界史を騒然とさせるほどの途方もないことではない。しかし、‘小さい魚’に対する姿勢を見れば‘大きい魚’を料理する能力の有無が分かる。
東京オリンピック開催を賛美しようというものではない。東京に最終決定されるまで見せてくれた日本と他の国との間の幕後外交に関する韓国の無関心が残念なだけだ。日本という国は、韓国に対する日本、中国に対する日本だけではない。国際舞台での日本という枠組みの中で対応する時、答えを見つけることができるようになる。(機械翻訳 若干修正)
中国に事大する華夷秩序の中にいることが心地良いんでしょうね。
マリオ&ソニック AT ソチオリンピック
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その言ってる内容が、韓国のマスコミの論調とあまりにもソックリなんで、オレは腹をかかえて爆笑してるんですが。