奈良警官発砲:被告の2人に無罪判決 奈良地裁
(毎日新聞 2012/02/28)
付審判決定による全国初の裁判員裁判で、窃盗容疑の逃走車両に発砲し、助手席の高壮日さん(当時28歳)を死亡させたとして殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた奈良県警の警察官2人に対し、奈良地裁(橋本一裁判長)は28日、いずれも無罪(求刑・懲役6年)を言い渡した。
被告は当時巡査部長の萩原基文警部補(35)と同巡査長の東芳弘巡査部長(35)。
事件は03年9月10日、奈良県大和郡山市の国道24号で発生。窃盗容疑で追跡中の車両に警官3人が計8発発砲し、被告2人の各1発が助手席の高さんに当たり死亡した。遺族が殺人罪などで告訴したが不起訴になったため、奈良地裁に06年1月、付審判請求。最終的に地裁は昨年1月、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪で2被告の審理を決めた。
最高裁によると、付審判請求は約50年間で約1万8000件に上るが、決定はこの事件を含め21件(0.1%)にとどまる。
奈良の発砲警官2人に無罪判決 裁判員が正当性を初判断
(共同通信 2012/02/28)
奈良県大和郡山市で03年、警察官が逃走車両に発砲、助手席の男性が死亡した事件の裁判員裁判の判決で奈良地裁は28日、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた県警の巡査部長東芳弘被告(35)と警部補萩原基文被告(35)に無罪(それぞれ求刑懲役6年)を言い渡した。
検察が不起訴とした事件を付審判決定を経て裁判員が審理した初の裁判。警察官の発砲を殺人罪で審理した例も過去になく、争点は殺意の有無と発砲の正当性だった。
橋本一裁判長は「殺してもやむを得ないという動機はほとんどなかった」と殺意を否定。「他に手段がなかった」とし警察官職務執行法に抵触しないと判断した。
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時事ワード解説「付審判」 (時事通信 2012/02/28)
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「裁判、めちゃくちゃ」=死亡男性の母、遺影持ち法廷に-奈良警官発砲
(時事通信 2012/02/28)
「この裁判はめちゃくちゃだ。こっちの言い分を全く聞いていない。腹が立って、悔しくてしょうがない」。警察官の発砲で死亡した高壮日さん=当時(28)=の母金順得さん(74)は奈良市内で記者会見し、無罪判決への怒りと不満をぶちまけた。
この日も法廷には息子の遺影を持参。主文言い渡しの瞬間は表情がこわばり、隣席の親族に内容を確認。疲れた表情で、ほとんどうつむいたまま裁判長の判決理由の朗読を聞いていた。
金さんは「もし警官の家族が乗っていても撃つのか」と拳銃使用に疑問を投げ掛け、控訴審に思いを及ばせ「これからです。絶対勝ちます」と遺影に誓っていた。
先日、裁判員裁判での控訴審(二審、高裁)について、最高裁の判断が出ましたね。
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裁判員初の全面無罪判決、確定へ 最高裁が二審有罪破棄
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控訴棄却になると良いですね。
| 2003月9月10日 | :高壮日、被弾。 |
| 2003月10月5日 | :高壮日、死亡。 |
| 2003年11月 | :母親が殺人と特別公務員暴行陵虐致死の容疑で告訴。 |
| 2006年1月11日 | :奈良地検が不起訴。 |
| 2006年1月12日 | :母親が奈良地裁に刑事責任を問う付審判を請求。 |
| 2006年 | :母親が県と警察官4人を相手取り約1億1770万円の損害賠償請求。 |
| 2010年1月27日 | :損害賠償請求を奈良地裁が棄却。母親控訴。 |
| 2010年4月14日 | :警察官2人について特別公務員暴行陵虐致死と同致傷の罪でそれぞれ審判に付す決定。 |
| 2012年2月28日 | :奈良地裁が無罪判決(求刑・懲役6年)。 |
| 高壮日 |
:2004年5月、殺人未遂や公務執行妨害、窃盗などの疑いで書類送検、奈良地検は被疑者死亡で不起訴処分。 |
| 運転手 | 運転手:窃盗罪などで懲役6年の有罪判決。 |
↓の続報ですね。
2010年04月15日
息子を射殺したのに不起訴になった警官を裁判所が審判に付す決定をしたアル?ニダ?
この事件の民事↓
2010年01月28日
息子が警官に撃たれて死んだから損害賠償を請求したのに棄却されたアル?ニダ?
↓は別事件
2011年02月11日
ビザ切れ中国人射殺で不起訴後に付審判請求された警官、付審判(地裁)で無罪!
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それに殺されたくないのなら投降しろよ。
アメリカなど他国では、警官が銃を構えたのに投降しなければ射殺されても文句いえないのが普通だよ。