(CBSノーカットニュース 韓国語 2014/08/19)

野田佳彦日本前首相が韓日関係の悪化は日本の右傾化による問題ではなく、韓国側の世論の変化が主な原因という見解を示した。

野田前首相は18日、自身のブログを通じて、2013年秋に開かれた韓日知識人の集まった会議で行き交った内容を明らかにし、安倍政権の右傾化の進行が韓日関係を悪化させたという韓国側の主張に対し、両国の関係はすでに以前から始まっていたと明らかにした。

野田前首相は「両国関係の悪化は残念ながら既に野田政権の時から始まった」として「その時、日本が右傾化をしていたのでしょうか? むしろ、ナショナリズムとポピュリズムを連動させる動きが韓国側から始まったと見るべきでしょう」と主張し、韓日関係の悪化を韓国側の非として回した。

そして野田前首相は、去る2011年の韓日首脳会談で駐韓日本大使館の前にある慰安婦像を撤去するように要求して会議を険悪な雰囲気にしたという指摘に対し、「従軍慰安婦に関わる課題を、既に終了しているという立場の日本の首脳から議題とするはずがない」として「慰安婦問題はイ・ミョンバク前大統領が執拗に提起し、会談の後半に少女像について私が言及したこと」と明らかにした。

野田佳彦前首相は、第95代日本首相に上がったし、靖国神社参拝を支持し、外国人参政権に反対するなど保守右翼の政治指向を持つと知られる。(機械翻訳 若干修正)


(衆議院議員野田よしひこ公式サイト 2014/08/18)

 昨秋、冷え込んだ日韓関係をどう立て直すかについて、日韓の有識者による会合が密かに開催されました。両国ともに出席者は7名ずつ。元外交官、大学教授、メディア関係者など豪華メンバーが揃いました。なぜか現役政治家は唯一人、私だけに声が掛かりました。韓国側出席者は異口同音に日韓関係の冷え込みは、日本の右傾化が原因であると指摘しました。

 私は、時系列に沿って反論しました。

 まず2011年10月、
私は総理として最初の外遊先としてソウルを訪問し、韓国重視の姿勢を示しました。この時の首脳会談は、終始いいムードでした。当時の李明博大統領は、「歴代の韓国大統領は就任直後は未来志向の日韓関係を唱えるが、任期後半になると反日カードを使いながら支持率を上げようとしてきた。私はそういうことをしたくない」と、きっぱりと明言しました。

 その直後の12月、京都で開催された日韓首脳会談では、李大統領は時間の大半を費やしていわゆる従軍慰安婦問題の解決を求めてきました。私は、1965年の日韓請求権協定によって法的には完全に決着しているという立場を貫き、彼の要求に応じませんでした。この時の厳しいやり取りが、翌年8月の李大統領による竹島上陸という常軌を逸した行動の伏線となり、日韓関係の急速な悪化につながったと思います。

 日韓関係の冷却の原因を日本の右傾化とする韓国側の主張は、現在の安倍政権を意識したものでしょう。しかし、両国関係の悪化は残念ながら既に野田政権の時から始まっていました。

 その時、日本は右傾化していたのでしょうか。むしろ、ナショナリズムとポピュリズム(大衆迎合主義)を連動させる動きが韓国側から始まったと見るべきでしょう。

 このような主旨の発言をしましたが、韓国側からストレートな反論はありませんでした。だからといって、理解されたかどうかはわかりませんが…。

 本年7月、訪日中の韓国メディア代表団との懇談の機会がありました。その席上1人の記者から、「2011年暮れの京都における日韓首脳会談が険悪になったのは、会議の冒頭に野田首相がソウルの在韓日本大使館の前の(慰安婦を象徴する)少女の像を撤去するように求めたからではないですか」と、質問されました。李大統領が従軍慰安婦の問題に言及したのは、私の発言がきっかけだったというのが彼の理解でした。

 私は、正確に説明しました。従軍慰安婦に関わるテーマを、既に決着済みという立場の日本の首脳から議題にするはずがないこと。慰安婦の問題は李大統領から提起され、しかも執拗に続いたので、会談の後半に少女の像について私が言及したことなど、経緯も含めて丁寧に答えました。

 メディアが誤解し、このまま報道してしまったら、国民は事実として受け止めてしまうでしょう。それは、重要な二国間関係に悪影響を及ぼすだけです。常に検証し、過ちは直ちに正すこと、日韓両国のメディアに強く求めたいと思います。


鳩山由紀夫内閣:2009年9月16日~2010年6月8日
官房長官:平野博文
外務大臣:岡田克也

菅直人内閣  :2010年6月8日~2011年9月2日
官房長官:仙谷由人~2011年1月14日~枝野幸男
外務大臣:前原誠司~2011年3月7日~枝野幸男・松本剛明

野田佳彦内閣 :2011年9月2日~2012年12月26日
官房長官:藤村修
外務大臣:玄葉光一郎

※2011年8月30日:韓国の憲法裁判所が「韓国政府が日本軍慰安婦被害者の賠償請求権に関し具体的解決のために努力していないことは違憲」と判決。


『慰安婦問題』について憲法裁判所の判決が出るまで韓国政府は、「わざわざ蒸し返すこともない問題」と考えていたんでしょうが、遅かったですね。

判決が1年早ければ、『朝鮮王室儀軌』の“引き渡し”決定(菅首相-仙石官房長官)のように、韓国の主張を全面的に受け入れ、「朝鮮人慰安婦は全員日本軍によって拉致監禁され強姦された被害者」と日本政府が公式に認めて謝罪・賠償させられたかもしれなかったのにね。


なんにしても、イ・ミョンバク前大統領の日韓関係における貢献は、2011年12月の日韓首脳会談で慰安婦問題を執拗に取り上げたことではなく、2012年8月10日に竹島に上陸、間髪入れず8月14日に「日王が痛惜の念などという単語ひとつを言いに来るのなら、訪韓の必要はない。日王は韓国に来たければ、韓国の独立運動家が全てこの世を去る前に、ひざまずいて謝らなければならない」と謝罪要求したことですね。

MAMOR (マモル) 2014年 10月号 [雑誌]
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