(JTBC 韓国語 2014/12/03)

[アンカー]
私たちの文化財と関連して大変重要な報道を今から2つさせていただきます。覚えておられるでしょう、韓国の窃盗犯が2012年に日本,対馬で仏像2点を盗んで国内に持ってきた事件がありました。このうちの一つは韓国の寺院から日本倭寇が略奪したという主張が提起され、日本に返すべきかどうかをめぐり議論がされてきました。今でも韓日関係で熱い問題です。

ところがJTBCが取材した結果、日本側が最近、仏像を返還せよと言いながら、この仏像を押収して持っている韓国検察を相手に法的手続きに着手したことが確認されました。そうでなくとも韓日関係が凍りついた状態なのに波紋が非常に大きいと思われます。ともするとこれを再び奪われることになるのでしょうか?

韓日間に新しい火種として浮上した仏像葛藤をソ・ポクヒョン記者が暴いてみました。

[記者]
日本にある観音寺と海神神社です。

ところでこの2か所から先月14日、「盗み出した仏像を返してほしい」と韓国に要請してきました。

相手は韓国検察でした。取材陣が追跡した結果、日本側の仏像返還要求書は大田地検に提出されたことが確認されました。

韓国人キム某氏などが日本で盗んで持ってきた銅造如来立像(海神神社)と観音菩薩坐像(観音寺)を出せという公式要求なのです。

日本で文化財を返還せよとしながら法的手続きに着手するのは非常にまれなことです。当初の外交交渉で仏像返還問題を解いていくだろうという予想を覆して強手を置いたのです。

仏像をめぐって一体どんなことがあったのか。

昨年1月、大田地方警察庁で耳目が注がれました。大事な文化財である銅造如来立像と観音菩薩坐像が公開されたのです。

[チェ・ソンウン教授/文化財庁調査委員:銅造如来立像は統一新羅8世紀前半の非常に優れた仏像です。観音菩薩坐像は高麗後期14世紀前半の貴重な作品で大変重要な宝物級文化財だと考えられます。]

仏像があった所は他でもない日本,対馬でした。2012年10月、韓国人キム某氏らが盗んで国内に持ってきました。

[ナム・ジョンウ/大田警察庁広域捜査隊(昨年):情報提供者が仏像の写真を撮ったものを見せながら情報提供しました。誰が国内で文化財2点を窃取して販売しようとしている人がいますって。]

銅造如来立像は日本国の文化財と指定されるほど価値が優れています。観音菩薩坐像は長崎県の文化財です。

日本の文化財である仏像がどのように窃盗犯の手に簡単に入ったのだろうか?

銅造如来立像が保管されていた日本の海神神社です。犯行当時、出入り口の鍵は扉の脇にかかっていたといいます。観音菩薩坐像があった観音寺もセキュリティーは粗末でした。人が常駐しないお寺の上、扉すらロックされていなかったのです。

2か所で仏像を盗むのに1時間余りしかかからなかったのです。

[ファン・ビョンウ/文化財庁専門委員:(現場に行ってみたところ)盗難報知器がオフになっていました。海神神社行ってみましたか?そこも警報機がオフになっており、無くなって20日も過ぎて通報されました。]

キム氏らは韓国の贓物業者に10億ウォン余りで仏像を売ろうとしたが捕まりました。仏像も没収されて国内で公開されたのです。

事件はこうして一段落しそうでした。

しかし、また別の火種が再び燃え上がりました。

仏像は当初韓国で製作されたし、日本に渡った経緯を明らかにしなければならないという主張が提起されたのです。特に観音菩薩坐像は仏像の中にあった腹臓物を通じて1330年に忠清南道瑞山市の浮石寺で製作されたことが確認されました。

このため日本の倭寇が仏像を略奪した可能性が提起されました。

[ムン・ミョンデ教授/文化財庁調査委員:瑞山地域を倭寇が略奪したという記録は5回以上出てきます。昔は浮石寺の直ぐ前が海です。船をつけて持っていくのにどれほど良いでしょうか?]

日本で発刊されたパンフレットにも倭寇が瑞山一帯を略奪したという記録があります。日本で権威ある菊竹淳一教授が1978年に書いた『対馬の美術』という本です。観音寺の創立者が日本の倭寇であり、仏像を一方的に持ってきたという内容が詳細に盛り込まれています。

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倭寇の一集団であったと想像される河野氏の創立になる観音寺に天暦三年(1330)(中国・元の元号)制作の高麗仏が存在することは、倭寇による仏像などの一方的な請来があったことも推測させる。


[ムン・ミョンデ教授/文化財庁調査委員:仏像や仏画は一切交易対象ではありませんでした。一度もありません。日本の記録や私たちの記録をすべて見たが無いというのが学界の定説です。]

このため観音菩薩坐像だけは日本に簡単に返してはいけないという世論が起きました。日本に搬出された経緯を確実に調査しなければならないというのです。

裁判所も昨年2月、仏像の返還を禁止してほしいという浮石寺側の仮処分申請を受け入れました。

[キム・テクス弁護士/浮石寺法律代理人:浮石寺が所有者であるか、所有者として正当な権利が阻まれないようにする被保全権利があるということを認めたんです。]

現在、仏像は検察が没収した後、国立文化財研究所に保管されています。このため日本の観音寺と海神神社が検察に仏像を出せと要求したのです。

仏像が国内に搬入されて2年、日本側の強硬姿勢に新しい火種が燃え上がっています。(機械翻訳 若干修正)


もう今となっては韓国政府が打てる手は、海神神社の銅造如来立像だけでもすぐに返して、2つの仏像の扱いの差を声高に主張しながら、ユネスコの条約(文化財の不法な搬出入および所有権譲渡禁止と予防手段に関する協約)を遵守しているという体裁を繕うしかないんじゃないのかな?

とりあえず日本は韓国が日本所蔵の文化財の“返還”を口にする(口にしようとする)度に「対馬の」ですね。


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