(SBSニュース 韓国語 2015/01/04)

日本が半世紀ぶりに製作した『国産ジェット旅客機 MRJ』に興奮しています。『MRJ』が来る春に試験飛行に出るというニュースに年初から沸きかえっています。すでに〈日本航空産業の復活〉〈失地回復〉のようなスローガンが新聞紙面を飾っています。

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▲昨年、日本が完成したジェット旅客機『MRJ』

日本ジェット旅客機『MRJ』は昨年10月18日に完成品が公開されました。標準座席78席と92席の2種類の中型航空機で(100席基準で大型/中型区分、10席以下は小型)、航続距離3,400kmの近距離路線用です。

三菱航空機(三菱重工業子会社)が製作したが日本の立場では10年にわたる“力作”です。公式な開発事業は2008年3月に開始されたが、日本政府の要請に応じて本格的な検討が始まったのは2003年5月からです。(実際、航空機の開発事業は通常10年はかかります。)

ところが、日本の『自国ジェット旅客機』といっても100%日本産ではありません。エンジンはアメリカPW(Pratt & Whitney)社が製作しました。燃費を20%程度改善した最新エンジンで広い座席空間を確保することができるという長所があります。日本政府の積極的な支援の下、日本の航空会社であるANAとJALだけでなく、アメリカとミャンマーなど6社の航空会社から407機の注文をすでに受け付けている状況です。

自国の航空技術の発展と成果はもちろん嬉しいことでしょう。日本が喜ぶのは当然です。しかし、日本の『航空産業の歴史』を一つ一つ確かめてみれば少し違った側面が見えます。日本にとって『自国ジェット旅客機』で象徴される航空産業は一種の“国家自尊心の回復”問題に見えます。前の〈失地回復〉という新聞記事の題名が日本のこうした感情をよく表しています。

太平洋戦争直前、日本の航空産業従事者は100万人に達しました。カミカゼ自殺攻撃にも使われた『ゼロ戦』をはじめ、軍用機中心に年間2万5千機を生産した世界的な航空産業強国でした。しかし第2次大戦敗北後、連合軍司令部によって日本の航空機生産活動は全面的に禁止されます。航空機技術者は鉄道や自動車分野にちりぢりに散りました。(日本の自動車産業などには災い転じて福になったのかしれないが。)

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▲太平洋戦争当時の日本軍主力機『ゼロ戦』

ところが1952年、日本の航空機製造活動が解禁されます。朝鮮戦争のおかげ(?)です。米軍航空機の整備や部品生産に日本は活用価値が充分でした。以後、アメリカを通じて先端航空関連技術を吸収し、初の日本の民間旅客機『YS11』を開発するに至ります。『YS11』は1962年に試験飛行を経て、65年に正式に就航しました。

もちろん、このすべての過程は「日本の空に国産飛行機を」というスローガンの下、日本政府が主導しました。日本政府は1964年の東京オリンピックの聖火輸送に『YS11』を活用したりもしたし、海外試験飛行を積極的に後援しました。“自国産航空機”開発は敗戦で地に落ちた日本の自尊心を立て直す作業でもあるのでしょう。

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▲日本の初の民間旅客機『YS11』

日本政府のこうした努力にもかかわらず『YS11』は採算性の悪化で1973年に退場します。航空産業、特に完成機産業は需要先の確保が生命ですが、アメリカ航空産業との競争で勝つことはできなかったのです。計182機が生産されるにとどまりました。

『YS11』退場から42年、太平洋戦争終戦70年になる今年、日本産ジェット旅客機『MRJ』が再び空を飛ぶことになります。日本メディアは『MRJ』成功のために日本政府と産業界の総力支援を促しています。『YS11』の失敗を繰り返してはいけないという“国家的決意”まで感じられます。

『自国ジェット旅客機』に興奮する日本の“今日”は、安倍政権の『集団的自衛権』また、日本社会の右傾化傾向と重なり、妙な緊張感を感じさせます。

PS:ついでに私たちの民間航空産業の現住所を要約すると…

航空機の整備と部品産業を中心に世界航空産業占有率0.5%(世界15位圏)、年間20億ドル規模です。関連産業従事者は1万人水準です。2013年12月、4人乗小型機『KC-100』を開発完了し、2016年までに空軍士官学校に飛行訓練用として23機納品予定です。

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▲国産航空機『KC-100』

昨年、アメリカと航空安全協定(BASA)を拡大締結することにして、世界最大航空市場であるアメリカ輸出の道が開かれたのは幸いです。これまでは部品級の輸出だけ可能だったが小型飛行機級に拡大するものです。私たちの当面の目標は2025年に『未来型個人用航空機』の自主開発です。

光復70年、気持ちだけで日本に追いつくことはできないことです。(機械翻訳 若干修正)


韓国産個人用航空機の完成は“10年後”ですか・・・楽しみに待っていますね。

AIRLINE (エアライン) 2014年12月号
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