(SBS 韓国語 2015/02/08)

この『日本旅行地図』は日本を旅行する韓国人のために製作されました。誰が作ったのでしょう。地図の裏面を見ると『Japan National Tourism Organization』なので日本政府観光局が直接製作したと出てきます。日本の隅々の景勝地や温泉、ホテルやリゾートまですべて韓国語で親切に書かれており、この地図一つだけ持っていれば日本語をよく分からなくても旅行するのに大きな問題はないと思われます。

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ところが、地図を広げるやいなや中央に大きな文字が目に映ります。日本海。はい、そうです。我が国からは東側、日本からは西側にあるその海、私たちは東海と書いて“自尊心”と読むその海が、地図上に日本海とこれ見よがしに印刷されています。ハングルできちんと書かれた『日本海』に少し当惑したのは、これまで『東海vs日本海論争』があるたびにハングルでなく『Sea Of East』(東海)や『Sea Of Japan』(日本海)という英文だけ見たせいが大きかったです。

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もしやと思い独島はどうなっているか探してみました。案の定、地図には独島でなく『竹島』と表記されていました。

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韓国人観光客に施した親切の中にこのように巧妙に政治的本音を植えておくとは夢にも思わなかったです。本当に“答がない日本”という思いしかないですね。

問題は国内の有名旅行会社が日本旅行に行こうとする人々に考えなしにこの地図を配っているという点です。情報提供者によれば、家族どうし日本旅行に行くために韓進観光に訪れたが、旅行に参考にしてくださいと言いながらこの地図を渡されたというのです。韓進観光といえば『ピーナッツ回航』事件でまだ大変な苦労をしている大韓航空チョ・ヒョンア副社長が取締役を務めていたところです。問題の地図が韓進観光で直接製作して配布したのか気になりました。

それで先月末、韓進観光本店を訪ねました。日本旅行をすると話した後、あらかじめ写真に収めてきた『日本旅行地図』を求めて要請すると、本店では「ちょうどその地図がすべて無くなった」と話しました。しかし、この地図を得るのは難しくありませんでした。近くにある韓進観光の別の支店を訪れて問題の地図を求めてお願いすると、職員はキャビネットに積まれている『日本旅行地図』をすぐに渡してくれたのです。どこからこの地図を持ってくるのか聞きました。『日本文化院』で無料で手に入れたという返事が帰ってきました。韓進観光は配布のみしているという話だが、これを直接製作しておらず配布だけしたという点をまだ幸いだと考えなければならないのでしょうか?

日本のお金の価値が低くなる『円安』現象が今年まで続きながら、昨年日本を訪れた韓国人観客数は275万人余りで歴代最高を記録したそうです。過去『円高』だった時、1万ウォンで寿司を2~3個しか食べられなかったとすれば今は4~5個を食べることができるほどお金を節約できるので、日本旅行が増えているのは別の見方をすれば自然なことでしょう。

独島や東海問題だけでなく、慰安婦おばあさんと教科書歪曲など韓日間のねじれた過去の問題はいつも私たちのみぞおちを重苦しくさせています。それでも政治と文化・経済を澄んだ目を開いてしっかり分離して判断するのが賢明なことだと考えてきました。ところが、これを見ると日本はちょっと違うようですね。文化の中に、経済の中に、悪い政治工学を詰め、暇さえ出来れば『独島は日本の領土』という自国の論理を伝播しようとする彼らの二重性に舌を巻く状況です。

韓進観光だけが日本政府のこの政治工学に当てられたと思われません。ひょっとしたら他の旅行会社も問題の『日本旅行地図』を無料だからと何の考えもなしに受け入れて配っていはしないのか点検してみる必要があります。

世界は、特に隣国日本は、私たちとの外交史で見てきたように絶対に無料で何かを与えはしない国ですから。(機械翻訳 若干修正)


韓国政府が『日本旅行ガイドブック』を作ったらどうですか?ぜひ見てみたですね。

歴史通2015年3月号
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