(外務省 2015/03/10)

メルケル独首相の共同記者会見での発言,ウクライナ情勢

【日本テレビ 有田記者】
安倍総理とメルケル首相の会談の中で,メルケル首相が戦後の周辺国との和解の例について述べられたということなんですけれども,日本の戦後の周辺国との和解について大臣はどのように認識されて,評価されているかお伺いしたいと思います。

 それから,もう一点,ウクライナ情勢について日独の外務当局間で定期協議を開催することで合意したということですけれども,この協議というのは例えばどういったクラスで,どういった頻度でやっていくのか具体的なイメージをお聞かせ頂けますでしょうか。

【岸田外務大臣】
まず,昨日の記者会見で,メルケル首相は日本に対して何かヒントを与えるものではないとしつつ,ドイツの経験を説明する文脈で自分たち自身の過去を乗り越えることは和解の一部であるとの考えを述べられたと承知をしています。

 同時に隣国の歩み寄りの姿勢の重要性も強調され,「フランスは第二次世界大戦後,ドイツに歩み寄ってくれました。」こうした発言をされたと承知をしています。

 日本とドイツでは先の大戦中に何が起こったか,そして戦後どういう状況下で戦後処理に取り組んだか,どの国が隣国なのかといった経緯が異なり,両国を単純に比較することは適当ではないと思います。その上で,欧州ではドイツ自身の努力に加え,欧州全体が欧州統合という壮大な政治目標の下,共同体作りを進め,和解を進めてきました。これに対しましては,我が国としまして敬意を表し申し上げたいと思います。

 そして,我が国自身の対応についてのご質問ですが,我が国が比較的多くの国々,とりわけアジアの諸国の人々に対し,多大な損害と苦痛を与えたという認識においては安倍内閣,そして歴代内閣,これは同じであると考えております。安倍内閣としましては,歴史認識に関する歴代内閣の立場,全体を引き継いでいくということ,繰り返し表明をさせて頂いております。

 そしてウクライナですが,具体的な枠組み,取り組みについては是非これからしっかり調整をしたいと思っています。いずれにしましても,日本とドイツ,このEUの中における,あるいは国際社会におけるドイツの存在を考えます時に日本とドイツのこの両国における意思疎通は大変重要であると認識をいたします。是非,この日本とドイツの関係にふさわしい意思疎通の枠組みを考えていかなければならないと思っております。


(外務省 2015/03/13)

メルケル独首相の発言関連

【香港フェニックスTV 李記者】
先日,大臣の発言で日本とドイツを単純比較できないと。メルケル首相の歴史の総括が和解の前提であるという発言には同意をできないということでしょうか。ご自身の見解をお願いします。

【岸田外務大臣】
私(大臣)が申し上げたのは,メルケル首相が発言された際に隣国の歩み寄りの姿勢の重要性も強調され,「フランスは第2次世界大戦後ドイツに歩み寄る用意がありました。」このように述べておられます。

 このように日本とドイツでは先の大戦中に何が起こったのか,そして戦後どういう状況下で戦後処理に取り組んだのか,どのような国が隣国なのかといった経緯が異なり,両国を単純に比較することは適当でない。そういった主旨で発言を申し上げました。


【香港フェニックスTV 李記者】
そうすると,中国の歩み寄りが足りないということでしょうか。

【岸田外務大臣】
いえ,私(大臣)が申し上げたのは今申し上げたように,単純比較することは適当ではない,こういった主旨で申し上げさせて頂きました。


過去のことを、今後の国益のために政治的に取り上げる中国と、劣等感から感情的に取り上げる韓国と“和解(今後国家間の問題として取り上げないと約束)”は無理ですね。

まず「過去のことを取り上げると有効」と思わせている日本が変わらないとね。


克 中韓論 中国・韓国の「反日情報工作」に打ち克つ日本
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