(聯合ニュース 2015/09/06)
韓国・済州島北方の楸子島沖で釣り船(9.77トン)が転覆した状態で見つかった事故で、船には21人が乗っていたと推定される。
済州海洋警備安全署は6日午後に会見を行い、釣り船の乗船者は生存者3人、死者10人、行方不明者8人の合計21人と推定されると発表した。乗船名簿には22人が記載されているがこのうち4人は乗船しておらず、名簿に記載されていない3人が乗船したことを確認したと説明した。
釣り船は5日午後7時ごろ楸子島を出発したが、約38分後に通信が途絶え、6日早朝に転覆した状態で見つかった。死者10人全員の身元も確認された。救助された3人は病院に運ばれたが、いずれも命に別条はない。
当局は海軍艦艇など船舶50隻余りのほかダイバーを投入し行方不明者の捜索を続けている。また、捜査本部を設置し、本格的な事故原因の究明に乗り出す方針だ。
(ニュース1 韓国語 2015/09/08)
海難事故発生時、海警は緊急事態業務マニュアルに基づいて初期対応をすることになる。
ニュース1が入手した『海警の業務マニュアル』によれば、海警は海難事故時の昼・夜間の事故を区別していない。
海警の業務マニュアルは事故初期の緊急事態を3段階に分類し、それに応じ初動措置を取るようにしている。
海警は船舶の入港が遅れたり、乗船者の行方が明確でない場合▲不確実段階(人命・船舶または、航空機などの安全が不確かな状態)に分類して船主、代理店などの関係者に照会をして船舶の状況について確認をする。
船舶などに連絡を試みたが失敗したり関係機関に問い合わせした照会の回答を受けることが出来なかった場合は▲警戒段階に分類される。
この場合、海警は艦艇、航空機などに出動指示をする必要があり、現場付近の捜索だけでなく拡大して捜索を実施しなければならない。
3段階は▲遭難段階(人命・船舶または、航空機などに重大で切迫した危険が発生したり直ちに援助を必要とする状態)として救助艦艇、航空機を利用して遭難者を救助し、必要に応じて適切な捜索区域の範囲を決めて捜索する。
海警関係者は「海警業務マニュアルに事故発生時の区別がない理由は、状況によって措置が異なるためだ。特に夜間の場合、照明弾と艦艇の探照灯(サーチライト)を使えば昼間とほとんど差がない」と話した。
引き続き、「海の特性上、昼間であっても高い波によって遭難者が見えない場合もある」とし「原則的に業務マニュアルに従うが状況によって流動的に対処している」と説明した。
今回の事故の場合、海警は通信が途絶えたトルゴレ号に連絡を継続的に試みたが失敗した。
上のような状況はマニュアル上の警戒段階に該当し、この場合、海警は通信途絶地点だけでなく捜索半径を拡大して捜索を実施するべきであった。また、関係者の話のように照明弾を使用しなければならない。
しかし海警は、トルゴレ号が失踪した初日の夜、船舶26隻を動員して夜通し捜索を行ったと発表したが、海警警備艇には照明弾もなかった。探照灯を装着した船舶も5隻がやっとだった。マニュアルもでたらめで、状況によって対処するという言葉も違った。
捜索もマニュアルを無視していた。トルゴレ号は海警が重点的に捜索したところとは反対側である湫子島の南西側方向で漁船によって発見された。捜索地点を間違って捉えたためである。初期対応が適切でなかったという非難を受ける理由だ。
済州海警は国立海洋調査院にトルゴレ号の位置把握を要請し、6日午前1時を過ぎて漂流予測システムが分析した資料を受けた。140億ウォンを投じて開発した漂流予測システムが分析して海警に通知した予測資料がでたらめであった。トルゴレ号は湫子島の南西側海上にいたのに予測システムは東側を指した。あらぬ所を捜索するために無駄な時間だけ浪費したわけである。
トルゴレ号死亡・失踪者対策委が、去る5日午後7時から6日午前6時30分まで海警がどのような救助作業をしたのかを示す現場投入船舶の船名と航路日誌、乗船者名簿などを要求する理由でもある。(機械翻訳 若干修正)
(聯合ニュース 韓国語 2015/09/08)
済州海警が気象悪化で転覆したトルゴレ号(9.77t)の捜索に投入していなかった保有ヘリコプター2機のうち1機が先月末から修理中であることが分かった。
済州海警安全本部航空隊は、夜間捜索が可能なAS-565パンテル,ヘリコプターが先月28日から来る11月8日まで整備中と8日、明らかにした。
済州海警は2005年、フランス製のパンテル(B513号)ヘリコプターを購入した。夜間探照灯と赤外線暗視装置を装着、夜間捜索が可能な機種である。機あたりの価格は120億ウォンに達する。
済州海警が保有する他の機種であるロシア製KA-32カモフ,ヘリコプター(B505号)は、今年で導入20年になる。 夜間運航が脆弱で24時間出動体制を整えることは難しいという指摘が提起されてきた。
カモフはトルゴレ号事故後、6日の日が出てから捜索するなど、ほとんど昼間のみ捜索に動員されている。
済州海警が保有するまた他のヘリコプターであるイタリア製のAW-139ヘリコプター(B518号)は2011年墜落した。(略)(機械翻訳 若干修正)
ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考

海洋警備は、海洋警察がセウォル号沈没事故での初動対応の失敗や救助の不手際があったとして、パク大統領が直接指示して解体され、その後再編されたのに、あまり変わっていないようですね。
結局、大統領の支持率稼ぎでしかなかったので体制・装備を拡充する予算なんか出なかったのかな。
ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考


装備させるといいよ。
日本の海上保安庁も歓迎するんじゃないかな?