(新東亜2016年11月号 韓国語 2016/10/24)
EMBRAIN 韓国人1,000人標本調査
●『韓中関係重要』(40.2%)>『韓日関係重要』(4.1%)
●日本人『気が知れない』、中国人『無礼である』
●10人中6人『サード配備して』…『中国、北朝鮮側』意見多く
●認識と実際の乖離大きくて…日本GDP、韓国の3.5倍
韓国が『空気』に流されず隣国である中国と日本を十分に理解することができるかどうかは、韓国の国益と未来を左右する。だが、今の韓国は冷静に言って日本はもちろん、中国もしっかりと把握できずにいるようだ。経済発展と政治民主化、国際化の進行で『昔の韓国とは違う。視野が広くなり、均衡感覚をよく維持している』と考えやすいのも『罠』だ。
32年間、韓国と中国を見守ってきた日本外交官が出した本『韓国人だけが知らない日本と中国』の一部分だ。著者である道上尚史氏は「事実とは違ったイメージが一つ二つ積み上がると、これが自分も知らないうちに隣国に対する『固定観念』あるいは『無力感』として固まって外交・安保に影響を及ぼすことになる」と批判しながら「日本と中国を直視する必要がある」と指摘した。「そこに韓国が中国、日本に対して影響力を発揮する『鍵』があるため」という。
韓国人は隣国とどんな関係だと考えているだろうか。友人だろうか敵だろうか、それともどっちつかずだろうか。『新東亜』は創刊85周年を迎え、隣を直視するための努力の一つとして中国と日本に対する韓国人の認識を調べた。標本調査進行はオン・オフラインリサーチ企業『エムブレイン』が引き受け、20才以上の全国男女1,000人が9月27、28両日に参加した。(20~29才/30~39才/40~49才/50才以上、男女集団別各125人同数)。
〈過去の歴史未解決…日本嫌い〉
新東亜は、中国・日本に対するイメージと関連して『非常に悪い敵』『概ね悪い敵』『友人でも敵でもない』『概ね良い友人』などを提示した。標本調査の結果、日本より中国に対するイメージが良く、韓中関係が韓日関係より重要だと見た。
中国と日本のうちどちらの国との関係がより重要なのか聞くと、回答者の半数は『どちらも重要である』(53.5%)と回答し、その他で『韓中関係がより重要である』(40.2%)という回答が多かった。中国と日本の国力差を聞く質問には『中国がより強国である』(65.1%)という回答が『日本がより強国である』(14.8%)という回答の5倍に迫った。
まず、日本に対する認識から見てみよう。最近、観客700万を動員した映画『密偵』は日帝強占期に義烈団が主要施設を破壊する爆弾を京城に持ってくる話だ。昨年、観客1,200万を動員した映画『暗殺』のあらすじも大韓民国臨時政府が暗殺作戦を繰り広げる設定だ。このような映画が大衆にアピールしていることは、時代精神が昔も今も似ているという証拠ではないだろうか。
実際、回答者の多くは日本を『友人でも敵でもない』(48.9%)と回答したが、『非常に悪い敵』(7.8%)、『概ね悪い敵』(37.3%)という認識が、友人という認識より多かった。2人のうち1人は日本を敵と考えているのである。韓日関係の現住所を聞くと、『概ね悪い』(80.2%)、『非常に悪い』(6.0%)という意見が『概ね良い』(13.7%)、『非常に良い』(0.1%)よりはるかに多かった。
韓国人が日本を否定的に眺める理由は何か。回答者はその原因として『過去の歴史清算未解決』(87.4%)、『独島など領有権紛争』(82.0%)を『日本の国民性に対する不満』(14.0%)、『軍事力で韓国を脅かす可能性』(18.6%)よりさらに多く指定した。
具体的に現在の韓日関係に影響を及ぼす争点を聞くと、『過去の歴史』と『領有権』と回答した場合が多かった。『12・28韓日慰安婦合意など歴史問題』(86.3%)、『領有権紛争』(64.6%)という回答が、『韓米同盟・米日同盟など国際関係』(19.7%)、『核問題など北朝鮮問題』(12.3%)、『輸出貿易など経済問題』(11.1%)より絶対的に多かった。韓日間の過去の歴史清算がかなり進んだと思うかとの質問には90%が『進んでいない』と考えている。『進んでいない』(49.5%)『全く進んでいない』(40.5%)と回答した。
〈中国は経済成長助ける友人〉
中国に対する認識は日本に対する認識より寛大な方だった。『檮杌、習近平を語る』著者キム・ヨンオク(金容沃)氏が指摘するように『中国は五千年の間、私たちの友邦』であるためだろうか。サード(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)配備などをめぐり韓中関係が微妙な状況で標本調査を行ったが、回答者は中国と韓国の関係を聞く質問に『友人でも敵でもない』(75.5%)という回答を最も多くした。『概ね悪い敵』(12.2%)、『概ね良い友人』(11.5%)、『非常に悪い敵』(0.7%)という回答はその後に続いた。現在の韓中関係に対しては『概ね良い』(49.4%)と『概ね悪い』(48.8%)は意見が互角に交錯した。
中国を敵だと考える理由は『北朝鮮の友邦のため』(61.2%)、中国を友人だと考える理由は『韓国の経済成長を助けるため』(55.2%)という回答が最も多かった。現在の韓中関係に影響を及ぼす争点は『サード配備など米中覇権争い問題』(78.3%)、『核問題など北朝鮮問題』(55.8%)、『海上領有権および不法操業など領土問題』(46.0%)、『東北工程など歴史問題』(36.5%)、『輸出・貿易など経済問題』(34.5%)の順に選ばれた。
中国が反発してもサードを韓半島に配備しなければならないかとの質問には、10人中6人が同意した。『非常にそう思う』(12.4%)、『そう思う』(46.2%)は意見が『思わない』(28.5%)、『全く思わない』(12.9%)という意見より多かった。核など北朝鮮問題解決に中国が決定的な鍵を握っていると考えるかとの問いには、76.4%(『非常にそう思う』16.9%+『そう思う』59.5%)が同感した。ただし、中国は韓半島に葛藤が発生すればどちら側の肩を持つと見るかを聞く項目で、北朝鮮(45.0%)を選んだ場合が半数に達した。『中立を取るだろう』(33.0%)、『分からない』(14.4%)、韓国(7.6%)と回答した場合もあった。
軍事的脅威に対する質問も行った。韓国に軍事的に脅威となる国を聞くと、北朝鮮(79.9%)、中国(46.8%)、日本(35.4%)、アメリカ(19.8%)、ロシア(18.0%)の順であった。
『アメリカと中国間の軍事的紛争が生じた時、韓国はどちら側に立たなければならないか』と聞くと、中立(47.0%)、アメリカ(34.8%)、分からない(16.5%)、中国(1.7%)という回答が出てきた。
『アメリカと中国間の軍事的紛争が生じた時、韓国はどちら側に立たなければならないか』と聞くと、中立(47.0%)、アメリカ(34.8%)、分からない(16.5%)、中国(1.7%)という回答が出てきた。
10人中9人は韓日間に紛争が起きる可能性があると予想した。『遠い将来に起きる可能性がある』(35.2%)、『10年以内に起きる可能性がある』(28.9%)、『5年以内に起きる可能性がある』(22.2%)など『起きる可能性がある』という意見が『起きないだろう』(13.7%)という回答より絶対的に多かった。
10人中8人は韓中間の紛争の可能性に手をあげた。『遠い未来に起きる可能性がある』(38.4%)、『10年以内に起きる可能性がある』(24.6%)、『5年以内に起きる可能性がある』(13.5%)と予想した。
10人中8人は韓中間の紛争の可能性に手をあげた。『遠い未来に起きる可能性がある』(38.4%)、『10年以内に起きる可能性がある』(24.6%)、『5年以内に起きる可能性がある』(13.5%)と予想した。
〈安倍、日王、春樹〉
今回の調査は政治、外交、軍事のような巨視的問題だけでなく、『それぞれの国の人に対する考え』『思い浮かぶ単語』『思い浮かぶ人物』『相手国の国民に対する印象』『現指導者に対する評価』『相手国に対する経済規模の把握』のような個人の文化社会的認識にも光を当てた。
日本人に対しては、『気が知れない』(75.2%)、『誠実である』(23.2%)、『謙虚である』(22.2%)、『有毒である』(20.4%)、『無礼である』(14.7%)、『有能である』(9.3%)と考えていた。日本を考えれば思い浮かぶ単語を聞くと、福島原発事故(63.9%)、戦犯国(61.9%)、ヤクザ(42.4%)、自衛隊(41.8%)など事件・事故、戦争などのイメージを思い浮かべた。一方、アニメーション(42.7%)、富士山(17.5%)、文学(2.9%)、映画(2.4%)など文化的な脈絡も指摘した。
代表的な日本人として誰を挙げるかとの項目でも回答類型は同様に現れた。現総理・安倍晋三(67.9%)、日王(32.9%)のような政治的な人物に続き、日本文学の巨匠である村上春樹(27.6%)、アニメーション『となりのトトロ』『ハウルの動く城』などを作った宮崎駿監督(20.1%)、国内でJ-POP人気を導いたロックグループX-Japan(8.9%)、今年逝去100周年を迎えた小説家・夏目漱石(1.9%)のような文化系要人が後に続いた。
一方、中国人に対しては、『無礼である』(62.7%)、『気が知れない』(46.7%)、『有毒である』(20.3%)、『有能である』(6.2%)、『誠実である』(3.5%)、『謙虚である』(1.1%)と考えていた。中国を考えれば思い浮かぶ単語は、黄砂(73.2%)、人口(66.6%)、浮上する大国(61.5%)、社会主義/共産主義(44.7%)、世界の工場(34.3%)のような社会経済的な要因に続き、中国料理(29.5%)、孔子/孟子(29.4%)、文学(4.1%)、映画(2.4%)であった。
代表的な中国人には、現国家主席・習近平(シー・チンピン)(63.3%)、元国家主席・毛沢東(マオ・ツォートン)(59.7%)など政治家に続き、孔子/孟子(31.1%)、李安(リ・アン アン・リー)監督の映画『色・戒』(ラスト、コーション)を通じて認知度をアップした女優湯唯(タン・ウェイ)(25.3%)、中国最大電子商取引業者アリババグループ(阿里巴巴集団)会長馬雲(マー・ユン ジャック・マー)は(8.5%)、映画『紅いコーリャン 』で有名な世界的な映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)(4.4%)、中国の国民作家・魯迅(ルーシュン)(3.1%)が挙げられた。
安倍晋三日本総理に対する韓国人のイメージは『最悪』だった。『非常に悪いイメージを持っている』(46%)、『概ね悪いイメージを持っている『(50.3%)で10人中9人ほどが否定的な認識を示した。
一方、習近平中国国家主席に対しては好感がより多かった。『概ね良いイメージを持っている』(58.2%)、『非常に良いイメージを持っている』(1.4%)が『概ね悪いイメージを持っている』(37.7%)、『非常に悪いイメージを持っている』(2.7%)より多かった。
一方、習近平中国国家主席に対しては好感がより多かった。『概ね良いイメージを持っている』(58.2%)、『非常に良いイメージを持っている』(1.4%)が『概ね悪いイメージを持っている』(37.7%)、『非常に悪いイメージを持っている』(2.7%)より多かった。
日本と韓国の経済力の差がどの程度かという質問には、『韓国が少し劣っている』(53.1%)、『似ている』(11.8%)と回答して10人中6人が韓日の経済が似ていると把握していた。また、日本と韓国の消費など日常生活で経済力の差はどれくらい発生するかとの問いに、回答者の70%(『韓国が少し劣っている』43.9%+『似ている』26%)が両国の経済力の差があまりないと判断した。
中国と韓国の経済力の差に対する認識を聞くと、『韓国が少し上回っている』(34.9%)という回答が、『韓国が少し劣っている』(23.8%)、『似ている』(22.6%)、『韓国がはるかに劣っている』(13.9%)、『韓国がはるかに上回っている』(4.8%)という回答より多かった。中国と韓国の消費など日常生活の経済力の差を聞く質問に対しては、『韓国が少し上回っている』(51.4%)という回答が半分に達した。
〈中国・日本を直視しなければ〉
他の質問はともかく、このような経済的な質問の結果だけ見れば、私たちは日本と中国をしっかりと直視できずにいる。GDP(国内総生産)だけ見ても中国は韓国の9倍、日本は韓国の3.5倍に迫る。2016年に国際通貨基金(IMF)で掲示した各国のGDP情報によれば、日本は世界3位(4兆4,126億ドル)、中国は世界2位(11兆3,830億ドル)、韓国は世界11位(1兆3,212億ドル)だ。文の冒頭で言及した日本外交官が「実像とずれた中国観と日本観は韓国外交に徐々に害を及ぼしている」と批判した部分を十分に考えて見なければならないのもそのためである。現実と認識間の乖離が小さくない。(機械翻訳 若干修正)

正論2016年12月号


近づいてこないでね。
全く変わらない君たちのその属国根性が素敵だから。