(世界日報 韓国語 2016/11/07)

韓日関係の悪化と昨年のマーズ(中東呼吸器症候群)(MERS)拡散で韓国にそっぽを向いていた日本人観光客が帰ってきているが、済州島は別の世界の話であるだけだ。済州島は1990年~2000年代、日本人観光客が一年間に18万人が訪れるほど人気がある観光地であった。だが、最近になって日本人観光客は一年間に5万人を満たすことも手にあまるのが実情だ。このために済州道内の観光業界では『日本市場はすでに死んだ』という悲観的な見通しも出ている。

回復傾向を見せているソウル・釜山とは異なり、済州は航空直航便の縮小でアクセシビリティが落ち、日本の海外旅行を主導する20~30代の女性層を攻略するほどの韓流・ショッピング・健康・美容商品が絶対的に不足し、日本の観光客がそっぽを向いているという指摘が出ている。済州島と旅行業界は済州~日本直航路線が赤字として供給座席の拡充に背を向ける航空業界を批判し、航空業界は済州島が日本の若い層の海外旅行トレンドに合わせられずにいるとし、消耗的な論争ばかりしている。

◆日本人観光客急減、中国語習う日本語ガイド

日本語観光通訳案内士15年の経歴のA氏(43・女・済州市)は、最近、中国語塾に通っている。近年、日本人観光案内の依頼が殆どなく、需要が多い中国語観光通訳案内士の資格証を取るためだ。A氏は「中国語ガイドの資格を取ろうとする日本語観光通訳社が大きく増えているが、それさえも中国専門担当旅行会社が韓国人より中国同胞である朝鮮族のガイドを好んでいて、仕事を探すのが容易でない」と述べた。彼女は「大学で日本語を専攻してガイドの資格を取り、かつては休む暇もなく働いていたが、最近では他の職場を探しに出たり、事実上失業者の境遇に転落した案内士が周辺に多い」とし「日本語観光通訳案内はバイト」と吐露した。

7日、韓国観光公社の観光通訳案内士現況によれば、済州では763人が日本語ガイド資格証を持っている。済州観光公社は現場で活動する日本語ガイドは2010年には260人余りに達したが、今年は現在20~30人に過ぎないと見ている。日本関連の旅行会社も2010年の80社から今年は13社と大幅に減少した。

済州を訪れた日本人観光客は、1993年に18万9,053人で最多の訪問記録を立てた。2006~2012年までも17万~18万人水準を維持した。だが、2012年の18万357人を頂点にした後、2013年に12万8,879人、2014年に9万6,519人とわずか2年間で半分になった。

とうとう昨年には5万9,402人に墜落した。今年に入って韓国を訪れる日本人観光客が大きく増加するなど回復傾向を見せているが、済州島だけ低迷のドロ沼から抜け出せずにいる。

今年8月までに済州を訪れた日本人観光客は3万2,917人で、マーズが拡散した昨年同期の4万8,006人よりむしろ31.4%も減少した。

一方、1~8月の訪韓日本人は145万1,565人で、昨年の117万5,559人より23.5%増加した。また済州を訪れた外国人観光客のうち日本を除くほとんどの国は増加したのと比較される。日本人観光客はタイ(3万224人)、マレーシア(3万489人)など東南アジア圏の国と似た水準に墜落した。

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◆航空アクセシビリティ悪化が主な原因、若い層を狙った戦略必要

日本人が済州島訪問を敬遠する主な原因として、航空アクセシビリティの悪化と旅行指向の変化、済州の認知度低下などを挙げることができる。

現在、済州と日本直航定期路線を運航する航空会社は大韓航空が唯一だ。大韓航空も済州~東京を2014年12月から週5回から減便した後、現在は週3回に減らした。大阪は週4回運航している。福岡と名古屋路線は2014年10月から運航が中断された。

これにより、済州~日本の供給座席(日本~済州片道基準)は2012年の25万5,495席から昨年には7万7,898席、今年7月現在は3万2,215席に急減した。先月30日から座席数が減って今年はより一層減少すると懸念される。済州~日本直航座席が減り、日本人観光客は2013年に28.5%、2014年に25.1%、2015年に38.5%、今年7月現在30.1%減った。昨年と今年の韓国~日本全体路線便数が増加したのと対照をなす。

済州と東京、大阪路線に投入される航空機は138席の小型に過ぎない。ところが、昨年10月の運航再開後の搭乗率は運航初め20~50%台に過ぎなかった。去る8~9月に70~80%台まで上がったが航空会社は運航するほど赤字として不機嫌な話をしている。

航空会社が済州~日本直航便に背を向けながら、ついに済州島は最近条例を改正して補助金を支援する根拠を用意した。安定した航空路線の供給と個別観光客の済州訪問活性化のためには大韓航空とアシアナ航空の直航路線運航拡大と再運航、低費用航空会社の就航が急がれるためだ。日本人の安くて、近くて、短い旅行を好むトレンドに注目しなければならないというのが専門家たちの指摘だ。済州は直航便不足などでソウル・釜山に比べて価格競争力で後れを取っている。

20~30代の女性が市場を主導する旅行業界の流行を逃してはいけないという分析もある。日本最大の旅行会社であるJTB研究所の2016年海外旅行緊急調査によれば、訪韓日本人のうち女性の場合、15~29才が27.4%で最も多く、続いて30代女性が11%を占めた。男性も15~29才が11.7%で最も多かった。20~30代の女性が38.4%を占めた。

これらの韓国訪問のきっかけは、コンサートやイベント参加など韓流ブームによる大衆文化、趣味、健康美容などを挙げた。

済州島はソウル、釜山とは異なり20~30代の女性たちを引き込むほどの韓流コンサートやイベント、健康・美容・グルメ・ヒーリング商品などが不足しているのが現実である。

日本市場のマーケティングが、中国人観光客とクルーズ観光客誘致に押されてますます敬遠されている。名古屋の済州観光広報事務所は撤収を準備している。

コ・スンイク済州島観光協会マーケティング局長は「日本と済州をつなぐアクセシビリティが非常に脆弱であり、日本の家族連れと若い女性層で済州島の認知度がとても低い」とし「航空路線を大幅に増やして東京と大阪以外の名古屋、福岡などの地域にもチャーター機就航をはじめ、直航路線を増やさなければならない」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


メイン観光客が中国人になった済州島(中国人ビザ免除)に、日本人観光客が以前のようになることはないでしょうね。

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