(イーデイリー 韓国語 2017/04/03)

『1年』。台湾カステラが韓国で始まって繁盛して終末を迎えるまでにかかった時間だ。台湾カステラの終末は国内フランチャイズ業界の不安定性とメディアの横暴を一度に見せた事例として残った。

別名『台湾カステラ』(大王カステラ)と呼ばれるこのパンは、台湾の淡水から始まった地域の特産品だ。韓国では昨年下半期から人気を呼び始め、今年の初めまでに全国に約400店に達する台湾カステラの売り場が生まれた。人々は寒い天気にもかかわらず台湾カステラを買うために列をつくって待った。それだけ台湾カステラはフランチャイズ業界に成功アイテムとして定着するのかと思われた。

だが、台湾カステラは、その早い成長速度くらい早く墜落した。開始はある総合チャネルで台湾カステラ業界を『非良心の代表走者』に追いやってからだ。放送は台湾カステラ企業などが体に良い材料を使用していると虚偽広告をした後、食品添加物と食用油を過剰に使用するなど非良心的な営業を維持しているという内容を盛り込んだ。

放送後、製菓業界でシフォンケーキにも食用油が使用されているとし、食用油を使用するのは一般的なことだと反論を提起した。だが、依然としてこの放送局の対応は「私たちの誤りはない」ということだった。カステラのレシピで食用油を使用してはいけないのにもかかわらず、名称を誤っているということを新たな問題として挙げた。

これに対し業界は「台湾でカステラと呼ばれているので、韓国にそのまま持ってきて使用したこと」としながら「固有名詞として受け入れることができる部分だ。なぜ食用油を使用したパンを食べてはいけないものと規定したのに謝罪はしないのか」と反論したが、これに対しては無回答で一貫するだけだった。

放送で台湾カステラ会社の廃業行進が続いた。あるカステラ加盟店主は「もうこの放送局に謝罪も望まない。すでに全てのものをなくすことになった」と訴えた。

メディアの誤りが大きいがフランチャイズ業界の弱点があらわれた事件でもある。

食品工学者チェ・ナクオン氏は「多様性が尊重されない社会の雰囲気が問題」と批判した。彼は「一人一人が自分だけの味と個性を追求するべきなのに、料理にもとても流行だけ追いかけて行く傾向がある」と分析した。町内の特別な味と雰囲気がある店より、一律的なフランチャイズが唯一韓国で勢力拡大できる理由だ。

ファン・キョイク料理コラムニストもケーブルTV放送に出て、このような問題を指摘したことがある。ファンコラムニストは日本で盛んに行われる地域の名物が韓国にはない現実を惜しんで「店がうまくいけば、すぐにこれをまねる企業ができて加盟店を出し、ソウルに上がってくる。そこに行って味わうことができる特別さがない」と指摘した。

問題は、このように雨後の筍の流行のように広がる場合、過多競争で価格競争が生じることになり、質が落ちる材料を使う企業などが生まれることになるところにある。不道徳な業者は一人だけ滅びるのでなく、該当業種の没落を導いたりもする。今回の台湾カステラの末路が代表的だ。

問題にならない台湾カステラ企業などは、不道徳な方法で営業した台湾カステラ業者を業界から退出させ、健全な製パン文化を作るための努力を推進する計画だ。パク・ヨンウン古早味台湾カステラ代表は「これまで『私さえ正しくすればいいだろう』と考えたが現実はそれより冷酷だった」とし「意が通じる企業などと力を集めて台湾カステラの改善のためにすべての方法を動員する」と話した。(機械翻訳 若干修正)


(日刊サイゾー 2017/04/02)

 熱しやすく冷めやすい韓国人の国民性が最も発揮されるのは、スイーツかもしれない。ここ数年、韓国ではタピオカ入りドリンク、はちみつソフトクリーム、いちご大福、チュロス、果汁ジュースなどが流行するも、程なくして消えていった。

 昨年は「台湾カステラ」が上陸。ふわふわした食感が話題を呼び、行列ができるほど大人気を博した。生地がしっかりめの日本のカステラになじんでいた韓国人にとって、台湾カステラの存在は目からウロコだったようで、3~4人前で6,000~7,000ウォン(約600~700円)というコスパの良さも、幅広い層に支持された理由だとか。

 しかし、上陸から1年もたたずに、その人気は冷めかけている。事の発端は、“台湾カステラの真実”を暴いた、とあるテレビ番組だ。

 3月中旬に放送されたその番組によると、チェーン展開している台湾カステラの多くの店舗で、大量の食用油や食品添加物を生地に入れていたという。「ふわふわ食感が実現できるのは、食用油を混ぜるため」だそうで、一部の店舗では「材料は小麦粉と卵のみ」と宣伝しながらも、食品添加物や賞味期限切れのクリーム、安い粉末ミルクなどを使っていたことが暴露された。

 放送後、視聴者からは「だまされていたのか」「台湾カステラも終わりだな」「好きだったけど、もう二度と食べない」といった怒りのコメントが相次ぎ、売り上げは9割減。閉店を余儀なくされる店舗も続出している。

 流行に乗っかって雨後のたけのこのようにチェーン展開し、人気低迷と共に次々と潰れていくのは、もはや韓国ではお決まりのパターンだ。

 ところで、台湾カステラ騒動によって、日本のカステラにも注目が集まっている。もともと長崎カステラは韓国でも有名で、ソウルに長崎カステラ専門店があるほど。また、長崎を訪れたら、文明堂や福砂屋などでお土産を買う人も少なくない。

 ネットでは、「台湾はダメだ。やっぱり“カステラ=日本”だよ」「食べ物に関しては日本の職人を信用するしかない」「日本のカステラは台湾より濃厚な味わいでおいしかった」といった声が寄せられている。

 日本のカステラが評価されるのはいいが、今後も韓国の飲食業界は、熱しやすく冷めやすい国民性に振り回されそうだ。


韓国ドラマでもK-POPでも韓国旅行でも新大久保でも同じですね。