(ヘラルド経済 韓国語 2017/06/07)
全国民が毎日飲んでいるミネラルウォーターや飲料を入れるペット(PET)ボトルと関連した環境・健康問題が深刻な状況だ。
5日、関連業界などによれば、政府の親環境(以下、エコ)政策によってエコラベル側に方向を定めてきたペットボトル製造業界が最近、コンビニやマートなど大企業流通会社の主導の下に反エコ製造環境に旋回していることが確認された。日本の場合、99%に達するエコラベル実践企業が国内では5%に及ばないことも明らかになった。
一番最初に既存のスチーム収縮ラベル方式の有害性が俎上に載った。近隣の日本の場合、ほぼすべてのペットボトル製品のラベリング過程で容器の注入口を閉じてからスチームトンネルを通過する反面、国内では一部の大企業流通会社が最安値下請け方式を固守していて、キャップを閉じないでスチーム収縮ラベリングをして、容器内に有害物質が混入している実情だ。
熱収縮ラベルは150度以上、最高200度以下のスチームトンネルを通過しながら、一日数十万本の製品を生産するため、トンネル内部は環境ホルモンのような有害物質で上張りされているわけだ。ラベル印刷過程で使用された印刷物質がスチームと混ざってトンネル内部に凝縮され、注入口を開放した状態でペットボトルがトンネルを通過しながら有害物質がスチームと一緒に容器の中に流入しているのだ。
※上の手順が日本で、下が韓国。

最近、釜山地域環境団体がスチームトンネル機内部のスチームを集め、釜山市保健環境研究院に成分分析を依頼した結果、発ガン性物質と知られるフェノールの場合、基準値0.005mg/Lの100倍に近い0.489mg/Lが検出された。また、最近、有害性で注目されている硝酸性窒素とフッ素、ホウ素も検出された。飲料水として不可であるだけでなく、きわめて有害であるという判定を受けた。
状況がこうであるにもかかわらず、国民の健康を守らなければならない食品医薬品安全処(以下、食薬処)ではこれといった使用規制やガイドラインさえも提示していない。食薬処関係者は分析を依頼した試料を採取する過程が信頼できず、ラベリングを終えたペットボトルを再び洗浄して使用するのでミネラルウォーターなど完成品に有害物質が混入される可能性が低いという立場だ。あきれることに日本でも規定がないから問題ないという回答だけ繰り返している。
環境面でも、ペットボトルのラベルリング作業時にボンドを使い、リサイクルができない直接印刷方式を選択し、問題になっている。既存の零細なペットボトル容器製作会社は大企業流通業社の要求に合わせて止む得なく従っている立場だ。
ボンドを使用したラベルはリサイクル過程で別の環境汚染を誘発している。ボンドを除去するために苛性ソーダを使う必要があり、ペットボトルに直接印刷をした場合、使用されたインクが混入して再生PETの品質が急激に低くなる結果をもたらしている。
その他にも、分離排出が容易なラベルミシン目の場合、追加費用なしで製作が可能だが、日本に輸出する製品には99%が適用される反面、国内製品にはほとんど適用されずにいるのが実情だ。多国籍企業のコカコーラとペプシは、日本ではミシン目を入れてリサイクルの便宜性を高めているが、国内ではミシン目を入れていない。国内酒類業界の場合も、日本に輸出する製品にはミシン目を入れているが、国内製品にはこれを等閑視している。
PET容器の取っ手の場合も、日本では20年前から効率的な再生処理のために同じ材質を使用しているが、国内ではリサイクルが難しい異質な取っ手を使用してきている。
このように企業が国内製品でエコラベル製造を等閑視する理由について業界関係者らは、環境部・食薬処など政府部処(省庁)の管理不在が原因だと指摘する。国民の健康を守り、莫大な環境コストを下げるためには政府の関心が重要な時点だ。(機械翻訳 若干修正)
