(東亜日報 韓国語 2018/06/15)

日本の大衆音楽、いわゆる『ジェイポップ(J-Pop)』で軍国主義論議が起きていると朝日新聞が14日、報道した。軍歌を連想させたり、『靖国神社』のような敏感な内容を盛り込んだ歌が相次いで発表されながら、日本国内でも批判が出ている。

○軍歌のようなロックバンド曲

ジェイポップの軍国主義論議は、4人組ロックバンド『ラッドウィンプス』(RADWIMPS)がロシアワールドカップ開幕を控え、6日にフジテレビのワールドカップ放送挿入曲として新曲『ヒノマル(HINOMARU)(日章旗)』を発表して触発された。ラッドウィンプスは昨年、韓国で371万人の観客を動員した新海誠監督のアニメ『君の名は。』の主題歌を歌って韓国でも知られたバンドだ。

〈胸に手をあて見上げれば/高鳴る血、誇らしく/この身体に流れるのは、高貴な帝国の魂/さあ、行こう!日が昇る国の日王の下に〉
※↑は記事を機械翻訳。↓は実際の歌詞。
〈胸に手をあて見上げれば/高鳴る血潮、誇り高く/この身体に流れゆくは、気高きこの御国の御霊/さぁいざゆかん、日出づる国の御名の下に〉

のように軍国主義時代を想起させる刺激的な歌の歌詞が公開されると、「軍歌のようだ」「無理な愛国心を要求している」などの批判がソーシャルネットワークサービス(SNS)を中心に殺到している。

これに対抗して、一部の右翼勢力を中心に「表現の自由を侵害してはならない」「愛国心を表出しただけだ」と擁護に出て論議がさらに大きくなった。

バンドボーカルの野田洋次郎は、新曲発表直後に論議が起きると「右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました」と釈明したが、世論はなかなか治まっていない。一部のヌリクン(ネットユーザー)はバンドの公演会場で抗議を行うとして集団行動をする計画も明らかにした。

野田は11日「軍歌を作る意図はありません。傷ついた人達、すみませんでした」とSNSに謝罪メッセージを上げた。

○拝外主義 vs 表現の自由

フォークデュオ『ゆず』が4月に発表したアルバム収録曲『ガイコクジンノトモダチ』も歌詞が議論になった。〈TVじゃ深刻そうに右だの左だのって/だけど、君と見た靖国の桜はキレイでした/美しい日本、平和な日本〉のように歌詞に靖国神社のような敏感な内容が含まれたためだ。

ファン・ソンオプ日本音楽評論家は「このような内容の歌詞が、過去になかったわけではないが、最近SNSを中心に波及力が高まり、論議が広がっている」と話した。

2020年の東京オリンピックの音楽監督を務める女性歌手の椎名林檎も、軍国主義論議から自由ではない。彼女は5年前に発表した『新しい文明開化』という曲のミュージックビデオで旭日旗を振って歌い、2014ワールドカップのテーマソングとして発表した『ニッポン(NIPPON)』の歌詞に軍国主義を象徴する内容を盛り込んだという疑惑で、日本メディアから何回も指摘を受けた。

朝日新聞は、辻田真佐憲,軍歌研究者を引用して「愛国歌のような日本大衆音楽はナショナリズムを刺激しやすく、拝外主義の動きにつながって外交問題に広がりかねず、注意が必要だ」と懸念を示した。
※「愛国歌はナショナリズムを刺激しやすい。テロや外交問題と結びついて排外主義的な動きにつながりかねず、注意も必要だ」

一方、増田聡,大阪市立対教授は「歌手の素朴な愛国心を問題にし、彼らとファンを拝外主義者に追いやってしまうのは問題」と明らかにした。
※「『排外主義的ではない愛国心』の行き場を作ろうとするアーティストへの非難が、素朴な愛国心を過激化させ、彼らやそのファンを排外主義者の陣営に追いやってしまうのを危惧する」

一部では、ジェイポップを主に消費する若年層の保守化傾向により、歌手の歌詞も影響を受けているのではないとかとの分析も出ている。昨年10月に開かれた衆議院選挙の出口調査で、20代の40.6%が自民党を支持すると答え、全年齢帯のうち最も高いことが明らかになった。(機械翻訳 若干修正)


 (ニュースQ3)RADWIMPS新曲が投げかける「愛国」
(朝日新聞 2018/06/14)

 映画「君の名は。」の主題歌で注目を集めた人気ロックバンド「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」の新曲「HINOMARU」が話題だ。「軍歌を思わせる」と歌詞に賛否の声があがり、国会でも言及された。どんな歌詞なのか。

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 ■「この御国の御霊」

 「HINOMARU」は、フジテレビのサッカーワールドカップのテーマソング「カタルシスト」のカップリング曲として6日に発売された。「この身体に流れゆくは 気高きこの御国(おくに)の御霊(みたま)」「たとえこの身が滅ぶとて 幾々千代に さぁ咲き誇れ」と歌う。

 「美しい」と好意的な声が上がる一方、「軍歌のようだ」「戦争を想起させる」などの臆測も広がった。ボーカルの野田洋次郎さんはインスタグラムで6日、見解を公表。「日本は自分達の国のことを声を大にして歌ったりすることが少ない国に感じます」「純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました」と明かした。

 それでも批判はやまず、ライブ会場での抗議運動を呼びかける動きも。野田さんは11日、ツイッターで、軍歌のようだとの指摘について「そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」と否定。一方で「戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかと腑(ふ)に落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」と謝った。

 ■自民党議員は擁護

 議論は国会でも。小野田紀美議員(自民)は12日、参院文教科学委員会で「侮辱的な言葉であるとか差別的な言葉であるとか、何かを批判することは一つも入ってない。いとしい誇らしい、その思いを言っただけ」などと述べた。

 同様の騒ぎは4月にもあった。人気デュオゆずの「ガイコクジンノトモダチ」で「TVじゃ深刻そうに 右だの左だのって だけど 君と見た靖国の桜はキレイでした」との歌詞が話題に。2014年には椎名林檎さんが歌うNHKのサッカーテーマ曲「NIPPON」の歌詞で「淡い死の匂い」「混じり気の無い気高い青」などが非難を浴びた。椎名さんは当時取材に、「特攻隊みたいだとおっしゃる方がいましたが、全然考えてもみませんでした」と語った。

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 ■ビジネスの側面も

 今回の「HINOMARU」騒動が謝罪にまで至った経緯について、増田聡・大阪市立大教授(ポピュラー音楽研究)は憂慮する。「軍国主義的だと批判する人たちは、健全な愛国歌を求める人が多数いることを冷静に受け止めるべきだ。『排外主義的ではない愛国心』の行き場を作ろうとするアーティストへの非難が、素朴な愛国心を過激化させ、彼らやそのファンを排外主義者の陣営に追いやってしまうのを危惧する」

 ただ、日本には戦前、音楽が軍国主義に利用された歴史があるのも事実だ。「愛国とレコード」などの著書がある近現代史研究家、辻田真佐憲(まさのり)さんによると当時、軍歌はビジネスと結びついて流行した。東京五輪が控える時期だけに「スポーツの祭典を商機ととらえ、『愛国歌』が増える可能性はこれからもあるだろう」とみる。

 辻田さんは「今回のような愛国歌はナショナリズムを刺激しやすい。テロや外交問題と結びついて排外主義的な動きにつながりかねず、注意も必要だ」と話す。(真野啓太、矢田萌)


思想統制ですね。