(朝鮮日報 2006/09/21)
安倍晋三自民党総裁が26日に日本の首相に指名されるのを受け、韓国政府は、靖国神社参拝を自制するなど誠意のある対応を見せるなら、11月にアジア太平洋経済協力会議 (APEC) で韓日首脳会談を開催する方向で検討していることが20日、明らかになった。
政府関係者はこの日、「安倍総裁が就任後の1-2カ月間に靖国神社問題についてどのような姿勢を見せるかによって、今後の両国関係が左右される」とし、こうした政府内の動きを伝えた。
特に実務を担当する外交部は、安倍総裁が今年4月に靖国神社を参拝していたものの、最近になって靖国に関する発言を慎んでいる点に望みをかける雰囲気だ。
◆昨年11月を最後に会談が中断
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、昨年11月に釜山で開かれたAPECで小泉首相と「30分会談」を持ったのを最後に、韓日首脳会談を拒んできた。靖国神社参拝問題、歴史教育問題、独島(日本名竹島)領有権問題に対する日本の姿勢を決して受け入れられないというのがその理由だ。
しかし政府は最近、「安倍政権」の発足を前提とした議論を通じ、韓日両国間に首脳会談が行われない状況が長く続くことは北朝鮮の核開発問題の解決にも望ましくないため、8月15日が過ぎて靖国神社の参拝問題が一段落している状況で、首脳会談を開くのが望ましいという意見で一致したという。
外交部の李揆亨(イ・ギュヒョン)第2次官はこの日の定例ブリーフィングで、日本に対する政府の微妙な態度の変化を示唆した。李次官は「日本の新政府スタートを契機に両国関係の葛藤(かっとう)要因が解消され、両国関係が未来指向的な友好関係に発展することを希望する」と語り、韓日関係の停滞が長期化することを望んでいないことを示した。
日中首脳会談が韓日首脳会談より先に開催されたら…
◆日中首脳会談に先を越されるか
韓日首脳会談に対する韓国政府の姿勢が変化しているとはいえ、事態が急展開するというわけではない。
政府内では安倍総裁が中国の胡錦濤主席と先に首脳会談を開催したとしても、これについて抗議しない方向で意見の一致を見ているという。別の政府関係者は「日中首脳会談が先行しても、(APECで韓日首脳会談を行うなら)大きな時間差は生じない」とし、こうした立場を支持した。
ソウルのある外交消息筋は「中国は早期の日中首脳会談実現のため日本との接触を行っているが、韓国は現時点では日本とそうした接触を全く行っていない」とし、日中首脳会談が先行する可能性を示唆した。
日中間では、日本の谷内正太郎事務次官と中国の戴秉国外交部副部長が東京で22日から二日間の日程で会談を持ち、首脳会談開催をはじめとする両国関係の「正常化プラン」を議論する予定だ。
李元徳(イ・ウォンドク)国民大教授は「日本との関係は捨ててかかるというなら話は別だが、韓日関係の改善を図るつもりなら、外交的な孤立を防ぐためにも韓日首脳会談を先に推進することが望ましい」と話した。
>盧武鉉大統領は、昨年11月に釜山で開かれたAPECで小泉首相と「30分会談」を持ったのを最後に、韓日首脳会談を拒んできた。
>誠意のある対応を見せるなら
>中国の胡錦濤主席と先に首脳会談を開催したとしても、これについて抗議しない方向
ノ・ムヒョン大統領が首脳会談を提案しているのに日本が応じないでいて、中国と会談したというなら抗議を検討することも分かりますが、自分が拒んでおきながら、さらに「誠意をみせろ」なんて言っておいて、「中国と先に会談したら抗議をするニカ?」ってことを政府が検討しているとは想像もつきませんでした……。
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